病院に行くほどのことではないけれど、ちょっとした体の不調を感じるときってありませんか?
長時間のデスクワークや職場の人間関係など、働く女性は知らないうちに、いろいろなストレスと戦っているんです。
小学館女性インサイト研究所が、CanCam、Oggi読者の働く女性152名に「体の不調」に関する調査を行ったところ、実に97%の女性が体に何かしらの不調を感じているということが判明したんです!
さらにどんな不調があるかを聞いたところ、1位は「肩こり」、2位は「むくみ」、3位が「疲れ目」という結果に。
特に1位「肩こり」と2位の「むくみ」は約70%の人が抱えている不調だということがわかりました。
そんな体の不調トップ2の「肩こり」と「むくみ」の原因と対策について、健康科学アドバイザーの福田千晶さんにお話をうかがいました!
働く女性の多くが悩まされている「肩こり」「むくみ」の大きな原因は、“血のめぐりの悪さ”です。「こり」は血流が悪く充分な酸素や栄養分が届けられないときにおこり、「むくみ」も血流が悪くなり血液に合流するリンパの流れが悪くなるときなどにおこります。血めぐりの悪さは、冷えや運動不足、同じ姿勢を長く続けていることなどが要因となっていることが多いのです。また、女性は男性に比べて筋肉が少ないので、肩周囲の疲労が起こりやすく肩こりになりやすい傾向があります。さらに、足の筋肉はポンプの役割をして血液や水分を心臓方向に上げるのですが、女性はその筋肉が少ないのでむくみやすいのです。
“血めぐりの悪さ”が体の不調に大きくかかわっているようです。では、血めぐりをよくするにはどうしたらよいのでしょう?
具体的な対策としては「ゆっくり入浴して温まる」「炭酸入り入浴剤などで血流を助ける」「蒸気で温める温熱シートを使用」「ストレッチや適度な運動」「姿勢を気にして、猫背にならないようにする」「過度な飲酒を避ける」「目を癒す」のようなことが挙げられます。
また、普段の服装にも注意が必要です。「首や肩、足腰を冷やさない服装」「不安定なハイヒールや足首の動きが妨げられるタイトなブーツなどは避ける」「重い荷物を持たない」「サイズがきついブラジャーを着用しない」「自然な動きを妨げるジャケットやスーツを避ける」なども「肩こり」「むくみ」を回避するうえで重要となります。
気を付けなくてはならないことがたくさんあるんですね(汗)。「肩こり」や「むくみ」対策のために、服装にまで気を配っている人は少ない気がしますが……。
実際に体の不調に対し、何か対策をしているかを聞いてみると、84%の人が何かしら対策をしていると答えました。
では、どんな対策をしているのでしょうか?
具体的な対策として、1位「お風呂にゆっくりつかる」、2位「ストレッチ」、3位「運動をする」など、自宅や休日の対策が挙げられました。
逆に、あまりされていない対策は「動きやすい服を着る」がダントツのワースト1位。さらに、「目を酷使しないようにする」という対策もなかなかできていないのが現実のようです。
そんな、働く女性が忘れがちな対策をオフィスでも実践してもらうべく、「肩こり」「むくみ」撃退グッズをご紹介します!
▼動きやすい服
スーツでおなじみの「AOKI」がオススメするのは、“楽・らく・キレイシリーズ”のスーツ。表地・裏地ともストレッチ素材のため、とにかく動きやすく着心地が楽なのが最大の特徴。さらに家庭の洗濯機で洗えるウォッシャブル加工、アイロン不要のシワ回復素材を使用と、働く女性にとってうれしいことばかり。360度どこから見てもキレイな計算されたシルエットで、着やせ効果も狙えます!
▼目を守る
パソコンなどもディスプレイがら発せられるブルーライト(特にエネルギーの強い波長の光)を50%カットしてくれる透明レンズ「Zoff PC ULTRA」に、歪みの少ない設計でレンズの厚みを押さえた薄型非球面レンズが登場しました。まぶしさも軽減されるため、目の負担がぐっと減るんだそう。
紹介したアイテムなどを駆使しつつ適度に運動もして、体の不調を少しでも減らしていきたいですね!(和田美恵子)
情報提供元:小学館インサイト研究所
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