独身女子にとって、結婚は大好きなカレとの夢のような生活。しかし実際に結婚してみると、理想と現実のギャップに戸惑うことも多々あります。今回はその中でも「結婚前と話が違う!」「聞いてない!」とケンカのタネになりやすい案件をピックアップ。それはずばり……家事の分担。
参考にしたのは生活トレンド研究所の調査。独身者が結婚して、その後……というケースを想定して、調査結果は独身者・20代、既婚者・30代を中心に見ていきます。
◆配偶者との家事分担について
【20代独身男性回答】
1位 ふたりで話し合ってお互いの負担が同程度になるようにしたい(33.7%)
2位 ふたりで話し合ってお互いに家事の内容を決め、相手が多めにしたい(13.3%)
3位 ゴミ出しなどの軽めの家事はやるが、主たるものは相手にまかせたい(10.8%)
4位 ふたりで話し合ってお互いに家事の内容を決め、自分が多めにしたい(9.6%)
5位 全て配偶者にまかせたい(8.4%)
おぉ~、独身男子は家事に協力的! 半分を負担してくれたら、奥さんも助かりますよね。1位、4位を合わせると、家事負担は「半分~相手より多め」と答えた男子が43.3%も。対して、まったく手伝わないという人は8.4%とかなり少なめ。これはうれしい結果!
では、結婚して現実はどうなのか……既婚者ランキングを見てみましょう。
【30代既婚男性回答】
1位 ふたりで話し合ってお互いに家事の内容を決め、相手が多め(22.9%)
2位 ゴミ出しなどの軽めの家事はやるが、主たるものは相手にまかせている(21.1%)
3位 特に話し合いなどはせずに、どちらかができるときにできる家事をしている(13.8%)
4位 ふたりで話し合ってお互いに家事の内容を決め、自分が多め(12.8%)
5位 全て配偶者にまかせている(11.9%)
あらら……独身ランキング1位の「ふたりで話し合ってお互いの負担が同程度~」が圏外の6位(11.7%)に沈没。そして家事分担は「妻が多め~全部まかせている」と答えた人は55.9%(1位、2位、5位)に増えています! この割合、独身者では32.5%しかいなかったので、結局は奥さんに頼っている人が多いということですね~現実はキビシイ。
それから、既婚者で一気に増えたのが3位の「特に話し合いなどはせずに、どちらかができるときにできる家事をしている」という回答。実際に結婚生活に入ると、話し合いできっちり決めることができず、臨機応変に対応しなければならない……ということでしょうか。
では、最後に既婚女子のランキングも見てみましょう。
【30代既婚女性回答】
1位 特に話し合いなどはせずに、どちらかができるときにできる家事をしている(24.1%)
1位 ゴミ出しなどの軽めの家事はやるが、主たるものは相手にまかせている(24.1%)
3位 家事は全てまかされている(19.4%)
4位 ふたりで話し合ってお互いに家事の内容を決め、自分が多め(10.2%)
5位 ふたりで話し合ってお互いの負担が同程度になるようにしている(8.3%)
女性回答でも、1位にランクインした「特に話し合いなどはせずに~」という回答。やっぱり結婚すると、なりゆきで家事をする場面が増えるんですね。そして男性に比べて、「家事は全てまかされている」という回答が多め。
しかし、同率ではありますが1位に「相手にまかせている」という回答も! なんと、奥さんよりも家事をやってくれるダンナさまが一定数いるんですね~。驚きですが、これは喜ばしいかぎり。
最近では、結婚しても仕事を続ける女性が多く、家事もふたりでやる夫婦が増えてきています。昔に比べて協力的な男性も増えていますが、どちらかが不満を抱いたり、ガマンすることのないよう相手への感謝、そして思いやりを忘れずにいたいものですね! (えんどうまゆみ)
情報提供元:生活トレンド研究所
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