2014年は女性のメイクが大きく変わった年でした。
「ナチュラル」一辺倒だった2013年とは一変、赤やオレンジなどの深みカラーや濃いめのアイブロウなど、「カラー」が主役になった年。さまざまな色を顔にのせるメイクの楽しさが復活し、リップをはじめとしてさまざまなカラーアイテムを買いそろえた……という方も多いのではないでしょうか。
さて、『美的』2月号では2014年の誌面を例に出し、メイクのトレンドを改めて振り返って分析しています。いったい今年はどんなメイクがブームだったのでしょうか? いざ、プレイバック!
【1】ビッグトレンド「色気」メイクのポイント、赤リップに大注目
今年のメイクのトレンドと言えば外せないのが「色気」を感じさせるメイクです。一言で「赤」と言っても、大人色っぽ顔を目指すならボルドーレッド、愛され色っぽ顔ならトマトレッドなど、色気の方向性によってさまざまな「赤」がありました。
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【2】ヘルシー系いい女を目指す人にはオレンジリップが人気!
赤に近い女らしさがありつつも、カジュアルさやヘルシー感も持ち合わせた親しみカラーとして、特に夏ごろを中心にブームが加速したオレンジリップ! フルーツのようなビビッドなオレンジを唇にのせるだけでシンプルなメイクも一気に華やぐ、と人気でした。
【3】おしゃれな今どき眉は「濃いめの太ストレート」
太さが1mm違うだけで、色がほんの少し違うだけで、まったく違う印象になるのが「眉」の力。時代によってガラッと変わる、「今どきの顔」を語る上で欠かせないキーパーツです。2014年、時代の先端を行くトップアーティストがこぞって推したのは「濃いめの太ストレート眉」。眉をくっきり描くことで小顔に見え、おしゃれ感が増し、骨格の美人度も上がる! と大評判でした。
(★10年に1度のブーム到来!プロのヘアメイク直伝、今どき「濃いめ・太め・ストレート」眉の簡単な作り方 より)
(★ネオ囲み目?ハレ目メイク?夏の冒険メイク8つ♪(1) より)
【4】アイライナーは「脱・黒」。
アイシャドウはあれだけさまざまな色があるのに、アイライナーはなぜかいつも黒……2014年はそれが覆された年でした。パープル、ネイビー、グレー、ブラウンなど、黒以外のダークカラーのアイライナーを駆使して目元に抜け感を加えるのが大流行! グレーならスタイリッシュに、ブラウンなら色素が薄いハーフ顔にと目元の印象が激変するとあって、一度魅力を知るとさまざまな色をそろえたくなる……という方も多発。
(★二重、一重、奥二重etc.タイプ別、あえて黒を使わない!秋の流行アイライン術 より)
(★雑誌「美的」オススメのナチュラルなアイライン、「ジョジョ太ライン」とは!? より)
【5】クリームチークで作る上気メイクに“マネしたい”の声が続々!
ほお骨の高い位置にピンクのクリームチークをのせて、ほてりを感じさせるくらいの血色に仕上げる「上気メイク」は、【1】と同じく「色っぽ顔」の系統です。カジュアルな服も色っぽく見えるし、表情も華やぐとあって遊びのときに取り入れる方が多かったようです。
(★シーンや気分に合わせて2種類の色っぽ顔をつくるメイク術 より)
2014年のメイクを振り返ると「色っぽ顔」「カラーをしっかりのせる」が2大キーワードとなりそうです。これらのトレンドはまだまだ継続中なので今取り入れると即・旬顔に!
さて、2015年はいったいどんなメイクがトレンドになるのでしょうか……ファッションは「色っぽ」は落ち着き「クリーンで健康的」に寄っていくよう。そのぶん、メイクも「クリーン」になるのか、それとも色っぽメイクが加速して服とのバランスを見るのか……。
気になる方は、メイクの最新情報を伝えてくれる『美的』を是非チェックしてみてくださいね!(後藤香織)
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