落ち着いた色味のファッションが多くなる秋。ファッションにあわせてメイクを変えるなら、ぜひ「アイライン」から。
『美的』11月号から、伸ばしすぎない、ハネさせすぎない、太くしない、黒を使わないという秋の新ルールから生まれた“さりげライン”を、「二重」「一重」「奥二重」「小粒目」「細目」の5タイプの目の形別にご紹介。目の印象を強くしようとして「ラインだけなんか浮いてる!?」という人は、これをマスターすればアイライン上手になれるはず!
■「二重まぶた」さんは、ボルドーのミニダブルライン!
二重まぶたは、注目のボルドーで目尻に赤みを添えて大人色っぽい雰囲気に。目尻の色を出そうと太く二重の幅を塗りつぶすと、目を閉じたとき不自然。目尻の二重の線上にほんの少し折り返すミニダブルラインを。インパクトあって自然に仕上がります。
■「一重まぶた」さんは、カーキのちょい上げライン!
目を引き締めつつ、柔らかさも出るカーキ色のライナーを使い、目をなるべく大きく優しげな印象に仕上げます。目頭側のインサイドの隠しラインと、目尻の三角ゾーンの塗りつぶしで目のフレームを広げ、デカ目に見せるのが◎。
■「奥二重まぶた」さんは、グレーの細めライン!
横長の目が流行のいま、奥二重はそのミステリアスな雰囲気を生かしましょう。グレーのライナーで細くラインを。二重の幅を塗りつぶさず、ラインを見せることで、二重風に目が大きく見えます。目尻は少しだけハネ上げて。
■「小粒目さん」は、ライトブラウンのほわっとライン!
強い色でラインを強調すると逆に小さく見えってしまってNG。柔らかく膨張するライトブラウンのカラーで、ほわっとしたラインを入れるのが正解。目尻を、目が閉じた状態で目の延長線上に10mmのばすようにラインを描きましょう。
■「細目」さんは、ネイビーの猫目ライン!
切れ長でクールな細目タイプは、目尻を少しはね上げた“キャットライン”と、目の中央を少し太くしたラインを。目頭の描き始めは細く、中央を太くし、目尻に向かってまた細く描きます。目の縦幅を強調したアーモンドアイは、美人度もアップ!
アイラインを描く際に重要なことは、目を開けた状態、閉じた状態の両方をしっかり確認すること。目を開けた状態ではイイカンジ?と思っても、周囲からはいろいろな角度から見られているので、目を閉じたときに不自然だと、ちょっぴり残念。自分の目の形をしっかり研究して、ベストなメイク法を見つけてみてくださいね。(さとうのりこ)
(『CanCam』2014年11月号)
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