『和樂』が厳選!日本人なら一度は絶対行きたい老舗蕎麦屋

全国の「麺食い」のみなさま、こんにちは。「麺食い」にも「ラーメン派」「うどん派」「蕎麦派」「麺ならフォーやパスタなんでもござれ派」と、いろいろあるようですが、私は断然「蕎麦派」。夕方早めから、蕎麦屋でおつまみからスタート……なんて最高の休日ですね。

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(『和樂』2013年11月号P.200~「東西・蕎麦屋の名店案内」より)

そんな「蕎麦派」必見の、お蕎麦屋さんの特集を『和樂』11月号で発見しました! サブタイトルは「酒よし、つまみよし、もちろん蕎麦が断然うまい!」です。そそる~。

『和樂』というのは、「“和”のある素敵な暮らし、究めたい!」をキャッチフレーズに、文化やファッション、美容など、さまざまな切り口でセンスの良い上質な暮らしを提案する雑誌。立ち食い蕎麦でもOKな「蕎麦派」の私ですが、その道のプロのおすすめにも、めっぽう弱い。世の中に蕎麦屋の名店は数あれど、こだわりの雑誌が厳選したお蕎麦屋さんなら、雰囲気も味も「間違いない!」はずです。

■並木 藪蕎麦【東京・浅草】

大正2年創業の、有名店! 「江戸前の蕎麦を堪能するにはざるが一番なのですが、かけもざると双璧を成す逸品」「午後4時あたり、小上がりに腰を下ろすことができれば申し分なし、です」(『和樂』より引用)なんて聞いたら、もう午後4時に行くしかない!

住所:東京都台東区雷門2-11-9
電話:03-3841-1340
営業時間:11:00~19:30
休日:木曜

■室町砂場【東京・日本橋】

こちらも明治2年創業の老舗店。「熱々の汁にころもが少しずつほぐれていくのをつまみながら酒を含み、蕎麦を手繰るのはこの上ない気分です」(『和樂』より引用)。全文は引用できませんでしたが、無粋な私でも「わかってるフリ」ができちゃいそうなお店のレビュー。玉子焼は頼む、と心に刻みました。

住所:東京都中央区日本橋室町4-1-13
電話:03-3241-4038
営業時間:11:30~20:30、土曜~15:30
休日:日曜・祝日

■本家尾張屋 本店【京都・烏丸御池】

なんと「日本人と蕎麦の歴史をそのままに語る店」「京都といえば、だし。めじか、さば、うるめいわし、利尻昆布と最高級の材料でとるきりりと深いだしから生まれるつゆは、さすがのひと言です」(『和樂』より引用)とのこと。死ぬまでに一度は行かねばならない気がしてきました。蕎麦がきで840円とは、お値段もくつろぎ価格です。

住所:京都府京都市中京区車屋町通二条下る
電話:075-231-3446
営業時間:11:00~18:30
休日:元旦、1月2日

■本家鶴喜そば 坂本本店【滋賀・坂本】

白洲正子や司馬遼太郎も、滋賀散策の途中に立ち寄ったと言われるこのお店。
「つゆは後味に甘みが残る関西風の味つけ。そのつゆに寄りそう風味豊かな蕎麦をすすれば、ほっと安らぐ」(『和樂』より引用)。日本を代表する文化人になった気分になれるなんて……。足を伸ばしても行く価値がありそう!

住所:滋賀県大津市坂本4-11-40
電話:077-578-0002
営業時間:10:00~18:00
休日:第3金曜(8月、11月は無休)

以上、『和樂』厳選の蕎麦屋を、うっとりするフレーズと共にご紹介! 庶民から大名にまで愛された日本のソウルフード・蕎麦。雰囲気が良くて、おいしいお蕎麦を味わえる老舗のお店も、お値段は案外リーズナブル。それぞれのこだわりを守ってきた老舗の味、一度は堪能したいですね!(安藤 美琴)