スマホ依存・ゲーム依存は気を付けて! デジタル認知症の可能性も
気づいたら無意識のうちにSNSを頻繁にチェックしていた、スマホでゲームをしてたらとんでもない時間が過ぎていた……と、スマートフォンが手放せない生活にはなっていませんか?
スマホは便利ですし、毎日の生活の必需品ではありますが、危険な一面も。今回はマルハニチロ株式会社が20代1000名に行った調査結果を基に、「スマホ依存・ゲーム依存の危険性」について紹介をしていきます。
Q.スマホ依存だと思いますか?
<全体> あてはまる56.5%:あてはまらない43.5%
非常にあてはまる 17.2%
ややあてはまる 39.3%
あまりあてはまらない 29.9%
全くあてはまらない 13.6%
<男性> あてはまる49.5%:あてはまらない50.4%
<女性> あてはまる63.4%:あてはまらない36.6%
スマホに依存している方は、56.5%と半数以上! スマホを毎日長時間使用し、使用できないと落ち着かなくなるなど、スマホに精神面で依存している状態にある人は多いようです。スクリーンタイムを見るのが恐ろしかったりしますよね……。
男女別にみると、女性の方がスマホ依存を自覚しているそう。Twitter、LINE、Instagram……と永遠とSNSパトロールをしてしまったり、動画サービスで関連動画を見ていると、気づいたら時間が過ぎてしまっていますよね。
Q.ゲーム依存だと思いますか?
<全体> あてはまる23.6%:あてはまらない76.4%
非常にあてはまる 7.4%
ややあてはまる 16.2%
あまりあてはまらない 32.0%
全くあてはまらない 44.4%
<男性> あてはまる29.6%:あてはまらない70.4%
<女性> あてはまる17.6%:あてはまらない82.4%
一方、ゲーム依存の方は23.6%。男女別にみると、男性の方が3割近くと、女性よりも多くなっています。おうち時間が増えたことで、オンラインゲームも浸透しましたよね。
Q.普段の生活で、よくもの忘れをする?
「最近忘れがち」と感じる方は55.6%と、20代であっても「もの忘れ」が深刻な状況のようです。詳しく見てみると、スマホ依存の自覚がある人はそうでない人よりも20%近く、ゲーム依存の自覚がある人はそうでない人より15%ほど「忘れがち」である傾向があるようです。心身の疲労や「デジタル認知症」など、健康状態との関連性がやや懸念されますね。
1位 今しようとしたこと…45.1%
2位 漢字の書き方…32.7%
3位 有名人の名前…24.3%
4位 物の名前…21.2%
5位 予定・スケジュール…19.8%
どのようなことを忘れてしまうのか聞いてみると、「今しようとしたこと」が最多に。立ち上がってみてはみたものの「なんのために立ち上がったんだっけ……」と、直前に考えていたことを忘れてしまうことってありますよね。
また次いで「漢字の書き方」「有名人・物の名前」「予定」となりましたが、どれもスマホ依存も関係しそうですね。文字は予測変換を行うので漢字を書く機会が減ってしまいましたし、分からないことは検索をすれば一発。また予定もスケジュール管理アプリを見れば良いだけなので、忘れてしまうのかもしれませんね。
便利なスマートフォンや、楽しいゲームに依存してしまう気持ちは分かります。しかし日々の生活の中で、少しデジタルデトックスをする時間を設けるなど、自分の身体をいたわることも大切ですね。 (齋藤有紗)
情報提供元/マルハニチロ株式会社