株式会社メディプラス研究所が運営するオフラボは、東邦大学名誉教授・脳生理学者有田秀穂氏の監修のもと、全国の20~69歳の女性約7万人を対象に、「ココロの体力測定」を実施しました。
あらゆるストレスチェックや依存症など、さまざまなものに切り込んだこちらのデータ。
その中で今回は、スマホ・SNS・ゲームなどの「デジタル系依存症」が多い都道府県TOP10をご紹介します!
◆デジタル依存症が多い県ランキング TOP10
1位 山梨県
2位 栃木県
3位 沖縄県
4位 福島県
5位 宮崎県
6位 石川県
7位 宮城県
8位 長崎県
9位 三重県
10位 山形県
こちらがデジタル依存傾向にある県TOP10でした。
なんだか、東北地方と九州・沖縄が非常に多いような……。
しかし、同じ東北や九州でも、岩手(39位)、秋田(42位)、鹿児島(43位)、大分(44位)などは依存症ランキングでかなり下のほう=「依存していない」。となると、東北・九州は「スマホを使う人はものすごく使う」「使わない人はまったく使わない」と、ぱっきり分かれているのでしょうか。
ちなみに、最も依存していない県は「岡山県」です。
オフラボによると、デジタルに依存しがちな県は、「パートナーとの関係」「子どもの教育関係」「兄弟関係」など、身近な人間関係ストレスも同様にストレス度TOP10に入っている、という傾向が強いそうです。
また、「人間関係」へのストレスほどははっきりした傾向は見られないものの、「自分の時間がない」「睡眠時間がない」「趣味の時間がない」に対してのストレスも高いそう。
現実の身の回りの人間関係がうまくいかない、時間がない……そこで、隙間時間で楽しめるスマホや、自分の普段の人間関係とは違う人と知り合えるSNSに依存してしまう、という傾向にあるのかもしれません。
ちなみに、なんとなく、「沖縄」って、海もあるし、自然も多いし、ストレスとは無縁なのでは……と思いますが、意外や意外、デジタル系依存はもちろん、アルコールやカフェイン、ギャンブルなど、あらゆる依存症でかなり高い数値をはじきだしているようです。本土と離れているぶん人間関係が狭くなりがちとか、収入の問題とか、さまざまな問題があるのでしょうか……。
「もう少し時間を減らしたいのに、どうしてもスマホやSNSがやめられない……」という方は、やみくもに「スマホしない!」と無理してさらにストレスをためるのではなく、まず身近なストレスな原因と向き合って、そこを解決してみるのが必要になってくるかもしれません。(後藤香織)
オフラボ 公式サイト http://www.mediplus-lab.jp/off-lab/
【あわせて読みたい】
※やめられないの…!寝る前の「ダラダラスマホ」をどうにか切り上げる方法