ベースメイクの定番ともなっているBBクリーム。ファンデーションがいらないので、これ1本でベースメイクを完成させてもOK、BBクリームを下地として使い、リキッドファンデーションと重ねて両方使ってもOKです!
おすすめのBBクリームや、合わせて使いたいフェイスパウダーをご紹介します。BBクリームを正しく使ってワンランク上のメイクに仕上げましょう!
そもそも、BBクリームって?
まずは「BBクリーム」とは何か、美容皮膚科 シロノクリニック銀座院の副院長、笠井美貴子先生に教えてもらいました。
BBクリームの「BB」って何の略?
BBクリームの「BB」は、「Blemish Balm(ブレミッシュ バルム)」=「キズを修復する軟膏」という意味です。元々はピーリングの発祥地であるドイツの皮膚科で生まれ、医療用に開発されたもの。皮膚を保護して、肌再生を促す機能を追加したファンデーションとして、皮膚科で開発されたのがBBクリームでした。
現在では保湿しながら肌の修復をサポートする美容液成分、UVケア成分などが強化されています。キズを隠すためのカバー力がしっかり備わっているのが、BBクリームです。
実は「何も塗らない」より、BBクリームを塗ったほうが肌にいいんです! 紫外線や季節の変わり目、PM2.5をはじめとした大気汚染などの影響で、肌が乾燥しダメージを受けています。そんな、いわゆる「ゆらぎ肌」のときは、ファンデーションを塗ったら余計に肌荒れがひどくなり、何も塗らないすっぴんがいいのではないか……と思うかもしれませんが、実は何も塗らないほうが悪化しやすいのです。
BBクリームの役割
日中は、紫外線、大気汚染、エアコンの乾燥など、外的刺激がたくさんあります。それを防ぐためには、キズを保護する目的で開発されたBBクリームが最適です。肌荒れして何も塗りたくない、何を塗ってもキレイに仕上がらない……とベースメイクを諦めている人にこそおすすめ。
肌が弱っている状態の方におすすめなのは、BBクリームの中でも「無香料・無合成着色料・無鉱物油・パラベンフリー・紫外線吸収剤フリー」タイプのものです。最新のBBクリームは美容成分がたっぷり配合されていて、メイクしながらスキンケアができますよ。
CCクリームとの違い
CCクリームの「CC」は、諸説ありますが「Care&Control」や「Color&Control」の略。
肌の色をカラーコントロール(色味補正)しながら、素肌を美しく見せる機能に加え、美容液のようなスキンケア効果を組み合わせたオールインワンベースメイクアイテムです。BBクリームほどのカバー力はありませんが、素肌の美しさを引き立てる力にすぐれ、塗り心地もよくしっとりしたものが多くあります。
ざっくり言うと、どちらもひとつでメイクとスキンケアができるアイテムということは共通しており、BBクリームはよりカバー力がありゆらぎ肌向け、CCクリームはもともとの素肌を美しく見せる……という特徴があるといえます。
BBクリームの使い方・順番
STEP①スキンケアはしっかり!必要であれば日焼け止めまで
BBクリームは1本でベースメイクが完成しますが、まずはその前にしっかりスキンケアで肌を整えておくことが大切。
スキンケアの保湿の基本は化粧水で水分を与え、乳液やクリームで潤いを密封させること。化粧水オンリーはNG。さっぱりケアが好きな人も乳液はきちんと使いましょう! つけるときはハンドプレスしてじっくり奥までなじませることがポイント♪
STEP②BBクリームで簡単に美肌仕上げへ♪
たった10秒あれば美肌になれるBBクリームの使い方を、CanCam.jp美容ライターがレクチャー。
How to
①まずクリームを手のひらに出し両手で馴染ませます(少し多めにつけるのがコツ)。
②指先全体まで伸ばしたら、そのまま顔を手で包み込みプレス。手に余ったのは指先を使って、小鼻や口周りに塗り仕上げます。
「こんな風にざっくりとラフに塗っているのに、ムラが一切なく仕上がりはナチュラル。隠蔽感がないので元から肌が綺麗な人に見えるんです! 私はこれをズボラ塗りと命名しているのですが…この塗り方はたった10秒あれば出来るので、時間がない朝に大助かり。
もしカバー力が足りないと感じたら、このBBクリームにリキッドファンデを混ぜて使うのがおすすめ。オフィスでも浮かないきちんと肌に仕上がりますよ」(CanCam.jp美容ライター・齋藤奈々)
▼使用したおすすめBBクリームはこちらからチェック!▼
STEP③ベタつきが気になるなら、フェイスパウダーをのせて
BBクリームだけでもベースメイクは完成しますが、フェイスパウダーをのせると仕上がりがぐぐっとアップ!
こちらは、パール感のある絶妙な3色をブレンドする、プレストタイプのフェイスパウダー。ベージュをベースにニュアンスの異なる3色を混ぜることで、素肌っぽさを活かしながら肌印象をアップさせます。単色で使えば、立体感をプラスすることも。
初心者さんにもおすすめのBBクリーム
ライスフォース ホワイトニングセラムBB
CanCam.jp美容ライターのおすすめBBクリーム!
「メイク時間がない!というときにありがたい存在。ざっと手に取って多少ラフに塗っても、きちんと感のある肌を演出してくれる優れもの。薄づきなのに毛穴もカモフラージュしてくれるし、色ムラや赤みもきちんと補正。アンチポリューション効果が備わっているので、空気中のちりや汚れ、花粉などから肌を守ってくれます」(CanCam.jp美容ライター・齋藤奈々)
エトヴォス モイストバリアBB
スキンケアのようにみずみずしいテクスチャーで肌を包み込みます。バリア機能をサポートするヒト型セラミドと、肌荒れの進行を防ぐ植物エキスカクテルを配合。うるおいベールで日中の乾燥や大気の汚染から肌を守り、ツヤを残した美しいセミツヤ肌に仕上げてくれます。
WHOMEE モイストBBクリーム ペールピンク
人気ヘア&メイクアップアーテイスト・イガリシノブさんプロデュースのプチプラ優等生コスメ「フーミー」のBBクリームは、スキンケア・化粧下地・UVカット・ファンデーションの4つの機能を兼ね備えています。こちらのパールピンクは、肌の色ムラを補正してくれて、元々キレイだったかのように素肌を偽装。まるですっぴんのようなピュア肌に仕上げます。
プチプラでおすすめのBBクリーム
セザンヌ ミネラルカバーBBクリーム
00、10、20
美容液のような使い心地で、ひとつで5役をこなすハイカバー美容液BBクリーム。ミネラル成分と12種類の美容保湿成分配合の、スキンケア発想の高カバーBB。お肌の悩みをカバーして、つるんと美肌を演出しながら日中もうるおいケア。紫外線カット効果もありながら単品使用時は石けんオフOK。肌への負担を徹底的に考えた処方です。ウォータープルーフ処方なので、水・汗にも強く頼もしい!
インテグレート プロフィニッシュ BB
スキンケア効果に血色感アップ、毛穴&シミ、ソバカスカバー、トーンアップ、透け感オン、立体感プラス、化粧持ち効果の7つの「プロ技」を詰め込んで、肌悩みをフルカバーしながら、透け感のあるうるツヤ美肌に導きます。肌あれ防止イオンミネラルパウダーも配合しているので、ゆらぎが気になるマスク下のお肌にもぴったりです。
毛穴パテ職人 エッセンスBBクリーム ML(モイストリフト)
毛穴パテ職人 エッセンスBBクリーム ML(モイストリフト) ¥1,300 (税抜)
年齢とともに強くなる肌の乾燥、小じわ、ほうれい線にたるみ毛穴など、大人の悩みを隙なくカバーする高保湿BBクリーム。保湿成分を配合した水分がオイルに包まれた「うるおい内包設計」。美容パテのようになめらかに伸び広がり、気になる肌悩みをしっかりカバー。小じわや毛穴にフィットして、素肌のような仕上がりを実現します。ハリ美肌成分により、ピン!と張ったツヤ肌に。
キュレル ベースメイク BBクリーム、BBミルク
自然な肌色/明るい肌色
自然な肌色/明るい肌色
乾燥性敏感肌にやさしく寄り添う花王の「キュレル」の「BBクリーム」と「BBミルク」。クリームは肌にピタッと密着し、厚ぼったくならずに肌悩みをカバー。ミルクはみずみずしく、肌にするすると広がってキメのあらさや粉ふきを目立ちにくくしてくれます。
カネボウ化粧品 メディア BBクリームS
手軽にパパッと使えるのに、カバー力優秀なBBクリーム。スルスルと肌に伸び広がり、毛穴・くすみ・凸凹を自然に隠し、キメの整った肌へ。SPF35・PA++なので、紫外線からも肌を守ります。日常メイクは軽めにしたいナチュラル志向の人は、これ一本でも満足な仕上がり。
【フェイスパウダー】BBクリームの後におすすめ
イニスフリー ノーセバム ミネラルカラーパウダー
美容マニアがガチで推す大ヒット韓国コスメ。まるでフィルターをかけたような美肌を演出してくれ、「トーンアップとサラサラ肌が一度に叶う!」と評判!
キュレル ベースメイク 透明感パウダー
セラミドの働きを守り補い、長時間つけていてもうるおいを絶やさない、敏感肌にも嬉しいパウダー。素肌に負担をかけにくい原料を採用した、ベタつき・テカりを抑えながら、毛穴もふんわりカバーします。
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