貯金も初任給も、思ったより堅実じゃない?令和新社会人のお金事情

初任給の使い道は?社会人1年目で貯蓄額はどのくらい?


新社会人の方にとっては環境がガラッと変わって早1か月以上が経過しました。怒涛の1か月だったのではないでしょうか。企業によって日付の違いはあっても、5月中にはビッグイベント、初任給を手にしますよね。初任給の定番といえば、親への贈り物や自分にちょっといいものを買いますが、令和の新社会人はどんなものに初任給を使うのでしょうか?

ソニー生命保険株式会社は、社会人1年生と社会人2年生に対して意識調査を実施。今回は初任給の使い道や貯金額、目標年収額などをぶっちゃけます!

 

■初任給の使い道は?

まずは気になる初任給の使い道から見ていきましょう。

1位 貯蓄に回す
2位 生活費(食費など)に充てる
3位 親への贈り物を買う
4位 自分にちょっと良いものを買う
5位 親をごちそうにつれていく

社会人1年生も社会人2年生も、上位5つは同じ使い方が挙がりました。コロナ禍で出費が多くない現在、貯蓄をするにはうってつけですよね。今後の生活や将来の備えとして貯蓄に回す方が多いようです。また、初任給の定番の使い道とされる親への贈り物や食事は、3位と5位にランクイン。親への贈り物は初任給ではなく、ボーナスが出たときにするのもアリですよね。

 

■社会人1年目にかかったお金

社会人2年生に聞いたところ、最もお金がかかったのが「プライベートな付き合い・交際」で160,342円(全体)でした。次いで、「実家に入れた額」、「身だしなみ(スーツ・化粧品など)」、「自己投資(セミナー参加、書籍購入など)」と続きました。

昨年の調査と比較したところ、「身だしなみ」や「プライベートな付き合い・交際」にかける額が減り、「実家に入れた金額」が少し増えたことが分かりました。ここにもコロナ禍の影響が垣間見える結果となりました。

 

■貯蓄・年収のこと

次に貯蓄についての質問。こちらも社会人2年生に聞いたところ、100万円以上貯蓄した人が最も多い結果になりました。平均貯蓄額としては、昨年よりも13万円アップの58万円。自由に使えるお金が増えたからといって使い切るのではなく、しっかり貯蓄する堅実な人が多いようですね。

また、30歳時点での目標貯蓄額について質問したところ、「1000万円~2000万円未満」(25.2%)が最多。平均目標額を昨年と比較しても126万円アップの740万円でした。これまででも分かる通り、貯蓄志向は年々高まっています。

 

次に、30歳時点での目標年収額について質問。男女ともに300万円~600万円の間に回答が集まりました。また、約1割の方が1000万円以上を目標にしていることもわかりました。自分の今後のキャリアプランと照らし合わせて、目標年収額を設定してみてくださいね。きっと働くモチベーションになるはず!

先行きが不安定な時代だからこそ、新社会人であっても堅実に貯蓄に回す人が多い傾向でした。しかし、まだまだ社会人生活は始まったばかり。たまには将来のことを忘れて思いっきり楽しむことも大切ですよ♪(岩川菜奈)

情報提供元/ソニー生命保険株式会社