【新生活】女性同士のグループで上手に生き抜くためのテクニック
新生活などにおいて、女性同士の付き合いはもちろん良い面もありますが、ちょっとめんどくさい部分も少なくありませんよね。特に、仲間同士で何かをしなければならないという“連帯感”や“一体感”を要求される場合は、合わせないと仲間外れになる恐れもあります。あなたはどんな距離感で関わっていますか? そこで今回は、「女性同士のグループで上手くやっていくテクニック」についてご紹介いたします。
■自分の“居場所”を複数持つようにする
女性は共感力の高さゆえに、誰にでも好かれようと努力するところがあります。しかし、それがゆえにストレスに晒されることも少なくありません。そんな時は、自分の好みを最優先しましょう。ひとつのコミュニティにとらわれず、自分の“居場所”を複数作っておき、ひとつのコミュニティにどっぷりつからないようにしてみましょう。居場所が複数あれば、トラブルが起きた時の逃げ場にもなるし、ガス抜きもできるはずです。
■“比べたがる心理”がメンバー内にあれば離脱
男性に比べて女性は、集団の中で順位付けされやすく、心のどこかで“比べたがる心理”が働いていることが少なくありません。そのメンバー内で社内の悪口や、「今住んでる家はどこにある」「彼は何の仕事をしている」「どこの大学出身」などといった話題が出てくる場合は、関わっていて良いことはまずありません。正直に答えた場合、「自分が負けている」と感じた誰かによって、攻撃されたりマウンティングされる恐れがあります。結局、周囲の顔色を伺いながら関わらないといけないようなメンバーなら、自分から離れていく方が賢明です。
■サバサバした元気系キャラは嫌われにくい
女性同士の人間関係は“共感”を求められることが多いもの。でも、悪口や陰口に共感する必要はありません。皆でいるときは楽しそうなムードなのに、誰かがいなくなるとその人の悪口を言い始める…… なんてことはよくあります。そんなメンバーの中にいると、あなた自身の価値まで下がってしまう結果に。そんなときは、サバサバした元気系のキャラづくりをすることで明るく笑顔で逃げ切ることをおススメします。「あの子はああいう子だから」と周囲から思われた方が、メンタル的に“楽”なことも少なくありません。
■グチとポジティブな話の黄金比が判断基準
女性同士の人間関係では、「愚痴を聞くこと=友達」という構図が定着しやすいと言えます。そのため、女性同士複数人が愚痴っぽい人のためだけに振り回されることもしばしば。残念なことに、建設的な話題が無く口を開けば愚痴しか出ない人も中にはいるもの。そういう人とは、ムリをして合わせないことが重要です。自分が一方的に疲れるような関係なら、何か目的をつくってその場から離れる選択をとることもひとつの手です。判断基準としては、愚痴が3割を超えて、楽しい話が7割を切っているかどうかでしょう。これがそのメンバーが建設的かどうかを知る“黄金比”だと言えます。
終わりに
“女性同士の会話”は、ある種のコミュニティであり、貴重な情報交換の場だと言えます。そのため、男性に比べて共感能力が高く、相手の立場に配慮する能力が育つのでしょう。しかし、中にはグループ内で“陰険”に“比較”し合うといったマイナスに作用する場面も少なくありません。そのような場合には、そのコミュニティから抜け出して、自分の居心地のいい場所を作ることも大切です。あなた自身が染まってしまわないうちに……。(脇田尚揮)
認定心理士。Ameba公式No.1占い師として雑誌やTVなどに取り上げられ、テレビ東京「なないろ日和」にてレギュラーコーナー担当。また、自身が監修したアプリ 「マル見え心理テスト」はTBS 「王様のブランチ」 などでも紹介され、120万DL。著書『生まれた日はすべてを知っている。』(河出書房新社)。
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