ことわざにも使われる言葉。「鎹」、何て読む?
聞いたことがある言葉でも、漢字になると突然読めなくなる。そんな現象、日常茶飯事に起きていませんか? 特にことわざなど、よく知られている言葉に使われていても、読めないことってありますよね。
例えば「青天の霹靂」の「霹靂」、「褌を締めてかかる」の「褌」、「梃子でも動かない」の「梃子」などみなさん読めますか?
そんな「知っているのに読めない」日本語クイズ。本日のお題はこちら!
「鎹」。この日本語はなんと読むのでしょうか? みなさん、一度は聞いたことがあるはずですよ。
まずはヒントとして、言葉の意味を見てみましょう。小学館デジタル大辞泉によると、「鎹」の意味はこのように出てきました。
1 材木と材木とをつなぎとめるために打ち込む、両端の曲がった大釘。
2 人と人とをつなぎとめるもの。
3 戸締まりの掛けがね。
「繋ぎとめるもの」という意味が共通していますね。
さらにヒントです。ふたつ目の「人と人とをつなぎとめるもの」という意味で、「子は鎹」ということわざがあります。きっと聞いたことがあるのではないでしょうか。
もう分かりましたね? 「○○○○」と四文字の言葉、正解を見ていきましょう!
「かすがい」でした!
「子は鎹」は「子供への愛情から夫婦の仲がなごやかになり、縁がつなぎ保たれることのたとえ」で、出産や子育てなどを機に子どもへの愛情が夫婦の仲を繋ぎとめることを指します。夫婦仲がより深まるのは、素敵なことですよね!
CanCam.jpの日本語クイズは毎朝6時に更新中。ぜひ他の問題も解いてみてくださいね♪ (齋藤有紗)