こんなところにも影響が!コロナ禍婚活のメリット・デメリットを大調査!

コロナ禍で婚活意欲が上昇中?アンケートでわかる婚活の今!

長期化するコロナ禍により生活は大きく変容しました。発生から一年経ったいま、その影響は婚活現場にも?そこで今回は、日本最大級の結婚相談所ネットワーク「日本結婚相談所連盟」の会員1,347人にアンケート調査を実施! コロナ禍における婚活のメリット・デメリットを聞いてみました。

Q.コロナで『婚活意欲』に影響は? 

新型コロナウイルスによる婚活意欲について、4割近くが「変化があった」と回答しています。意欲がアップした人は2割強にのぼり、年代別にみると20代では3人に1人が婚活意欲の高まりを感じているという結果に。さらに、一度目の緊急事態宣言明け(2020年6月)の20代の結婚相談所入会者数は、コロナ前と比べて二倍にも上昇! 飲み会の制限などで出会いの場が減ったこと、オンライン利用による結婚相談所のハードルの低下等が影響したと考えられます。

Q.コロナによる『結婚観』の変化は?

新型コロナウイルスの影響で2割強の人が結婚観に変化を感じています。「はい」と答えた人にその理由を聞いてみました。

<男性>

  • 今まではインドアな日々が苦痛ではなかったが、ふとした寂しさから、このままの自分でいいのかと見つめ直す事があり、パートナーと支え合いながらの生活がよぎった。誰かを支え、誰かの為に生きたいという想いが強くなった。(30代・男性)
  • 不安な時は誰かに頼りたいし、一緒に傍にいてくれるパートナーがいる生活により強い憧れを抱いた。(30代・男性)
  • 人と会う機会が減り、オンラインでの会話が増え、相手の感性を重視するようになった。(30代・男性)
  • コロナで人と会えなくなり、一時婚活も諦めましたが、逆にコロナで人との繋がりの重要性に気づき、婚活意識が高まった。(50代・男性)

<女性>

  • 海外旅行やショッピングなど贅沢な生活を求めるのではなく、いかに楽しく生きていくかを見つける必要があると気づき、居心地の良い方を見つけたいと思った。(40代・女性)
  • 看護師として感染患者対応する中で、ステイホーム中ひとりで過ごすことにいつも以上に孤独、不安を感じた。(30代・女性)
  • 不安定な時代を一緒に生き抜くパートナーが欲しいと思い、結婚する時期を早めようと思った。(20代・女性)
  • 家で一緒にいる時間が長くても、苦痛じゃない、気持ちが豊かに過ごせる人を探そうと思った。(30代・女性)
  • 誰かと一緒にいることの安心感等、結婚に対して感じる良い部分と、人と一緒にいる事の煩わしさや、1人の気楽さ(家族や子供がいたら感染させるかもしれないという不安等)、結婚に対して色んな思いがでてきた。(30代・女性)

不安を感じることはあるか、という問いでも、健康への不安に次いで結婚への不安がランクイン。さらに「結婚への不安」と回答した人のうち「老後への不安」にも回答した人の割合は42%と、コロナ禍の生活の変化により人生を見つめ直し、結婚観に影響が出る人が多いようです。コロナ禍で結婚相談所への入会を決めた人にその理由を聞いてみました。

<男性>

  • 今までの男友達と遊んでいた時間が無くなり、一人の時間が増えた。そんな中、家族を持っている友達は、支え合いながら生活をしており、家族の素晴らしさを再認識し入会した。(愛知・40代)
  • 奥さん、子どもがいる家庭を持って、幸せになりたいという夢があるため。(滋賀・20代)
  • 自己流の婚活に限界を感じた。(東京・30代)
  • アプリでは上手くいかなかったため。(東京・50代)
  • コロナ禍で出会いの場に行くことが更に難しくなったこと。身体を壊して1人でいることに不安を感じたこと。(静岡・30代)

<女性>

  • 婚活を真剣にしたいと思うようになり、アプリで婚活をスタートしたものの、出会えても信用があまりできずにいた。友人が相談所で結婚したのもあって、安心して婚活したいと思った。(東京・30代)
  • 給付金が出たため。人に会う頻度が減ってしまい、パートナーが欲しくなった。(東京・30代)
  • 信頼できるコミュニティで婚活がしたかったためYouTubeやSNSで調べて入会を決めた。コロナ禍で友人と外出できない分、費やしていた休日、交際費を婚活にあてた。(大阪・20代)
  • なんとなく婚活はしていたが、コロナで人に会えず余計孤独を感じた。年齢的に自然な出会いはもうないと思った。(鹿児島・30代)
  • コロナをきっかけに、一人で生きていく覚悟を持ちきれなかった。(神奈川・30代)
  • コロナ禍で合コンやパーティーへの参加が難しくなったため。(大阪・30代)

Q.コロナ禍における婚活の『メリット』と『デメリット』

コロナ禍の婚活メリットはこちら。結婚観の変化に加え、リモートワークや様々なサービスのオンライン化に伴い、婚活に時間を割けるようになったと感じている人が多い模様。結婚需要の高まりもありますが、婚活をしたくても出来なかった人たちが、ワークライフバランスを考えるきっかけになっているんですね。

一方でデメリットとして挙げられたのが、『会いづらさ』。家族や仕事の関係上、行動制限をかけられる人も少なくありません。そんな中で、約9割の人が「デートがしづらくなった」と感じているようです。「一緒にご飯を作って食べたりドライブをした(30代・女性)」、「オンライン美術館鑑賞をした(30代・男性)」、「自宅と居住地周辺のお散歩をした(40代・女性)」等、感染症対策をしつつ、密を避ける形でのデートが主流に。

Q.自粛や規制が無くなったら、どんなデートがしたい?

自由に動けるようになったら「日帰り旅行デート」がしたいという回答が7割近くにのぼりました。自粛期間中は遠出を制限され、近場での必要最低限の外出を余儀なくされていました。だからこそ、日帰りでも非日常を感じられる国内旅行が人気を集めています。

新型コロナウイルスの蔓延は、出会いの選択肢を減らしてしまう一方で、自分の人生について考え、本当に望んでいる「結婚観」に気づくきっかけにもなっているんですね。時代が大きく変わりつつある今、新たな選択肢として、より手軽になった結婚相談所を利用してみるのもアリかもしれません♪ (菅原菜々帆)

情報提供元/IBJ