ひとり暮らしと実家暮らし女性のリアルな恋愛観・結婚観
恋愛観や結婚観って人それぞれ。
ひとりひとり異なるけれど、それはその人の恋愛における条件が関係しているかもしれません。例えば「ひとり暮らし」と「実家暮らし」など。
今回、エイブルホールディングスは、ひとり暮らしと実家暮らしの女性1,500人を対象として、ライフスタイルに関するアンケートを実施。どんな将来設計を立てているのか、等身大の意見が寄せられました♡
■今、恋人はいる?
婚約者または恋人がいると回答した人は全体の3割強でした。交際経験で言うと、約8割の女性が経験アリと回答。ひとり暮らしでも実家暮らしでも、恋愛においてあまり問題はなさそう…?
次に住まい別で比べて見てみます。
■住まい別
恋人がいる割合はあまり変わらないものの、ひとり暮らしをしている人のほうが、実家暮らしをしている人よりも、以前恋人がいた割合が多い結果に。恋人とふたりの時間を取りやすいのは、ひとり暮らしの方だと言えそうですね。実家暮らしで、家族にバレないように電話をしたりこっそり会いに行ったり…。そんな経験がある人も多いのではないでしょうか。
■コロナ禍で会う頻度は変化した?
前の質問で「恋人がいる」と回答した女性に伺いました。コロナ禍でなかなか会えない日々が続きますが、実際はどうなのでしょうか?
最も多かった回答が「影響はなく変わらない頻度で会っている」(47.3%)でした。コメントとして、「感染症対策をしながら会っている」「お互いにひとり暮らしなので仕事終わりに行き来する機会が増えた」などが挙げられました。頻度は変わらないけれど、会い方に配慮しているようです。
次にエリア別・住まい別で見てみます。
エリアに関係なく、実家暮らしの人は以前と比べて会う頻度が減ったと回答した女性多数。理由を聞いてみると、「同居している家族のことを考え、あまり人と合わないようにしている」「交際相手と会わない代わりにLINEでの連絡頻度が増えた」といった回答が目立ちました。
コロナ禍での恋愛は、実家暮らしよりもひとり暮らしの方が、以前と同じように恋人と会える傾向に。実家暮らしの女性も、会えない代わりに連絡をマメにとるよう心掛けているみたいです。
■「結婚」「同棲」「恋人」の必要性って?
女性に限らず、この先のパートナーの有無・その人との関係は、人それぞれですよね。今後の人生において、「結婚」「同棲」「恋人」の必要性をどのくらい感じているのか、質問しました。
なんと「結婚は必ずするべき、必ずしたい」と回答した女性は全体の約5%のみ! 半数近くの女性が「結婚・同棲・恋人は必ずしも必要ではない」(全体で43.0%)と回答しました。
コメントの中には、「仕事に集中したい」「ひとりの時間が楽しい」といったものが目立ちました。恋愛以外になにか夢中になれるものがある女性が多いようですね。
選択肢別に、それを選んだ理由を聞いてみました。
(1)結婚・同棲・恋人は必ずしも必要ではない
「恋愛をしなくても生活に支障を感じない」
「仕事や趣味、友達との時間で生活に満足しているから」
「経済的に自立しているので、ひとりで十分生きていけるし、ひとりの時間が楽しいから」
「結婚は選択肢であって必須だとは思っていないから」
「ひとりでいることが不幸だとは思わないし相手がいるから幸せだとは思わない」
(2)結婚は必ず必要ではないが、同棲はした方が良い
「苗字を変えたくない、女性の方が家事・育児の負担をしがちな現状を考えると、恋愛・同棲まではいいけど結婚に必要性を感じない」
「日本は結婚しないといけない空気感があるが、海外では出産をしても結婚・入籍をしないカップルも多く、同棲ぐらいで良いと感じる」
(3)結婚・同棲は必ず必要ではないが、恋人はいた方が良い
「恋人がいた方が心も明るく、人生も楽しくなるから結婚はしなくてもいいが、常に恋人は欲しい」
「たまに一緒に暮らして、たまに離れてそれぞれがやりたいことをやって過ごすくらいがケンカもせずにずっと仲良くいられそう。死ぬまで毎日ずっと一緒に暮らすのは夫婦であっても他人なので疲れてしまいそう」
(4)妥当な人がいれば、結婚した方が良い
「結婚自体が重要ではなく、一緒にいたいと思える人と過ごすことが幸せだと思うから」
「結婚はご縁があればするぐらいの感覚です」
「子どもが欲しいと思わないので結婚の必要性はないが、将来的に人生を共にするパートナーがいれば良いとは思う。でも考え方は人それぞれ」
主な理由をランキング化してみました。
■結婚が必要だと思う理由
■結婚が必要ないと思う理由
結婚が必要・必要でないと思う理由は人それぞれ。どちらの理由も納得できるものばかりでした。
「結婚」という形にこだわらず、お互いを尊重して適度な距離感を保ちたいと考える女性が多い印象でした。結婚は人生の一大イベントではありますが、人生におけるひとつの節目、ライフスタイルのひとつと捉えるべきかもしれませんね。
ひとり暮らし・実家暮らしの恋愛観から始まり、女性の結婚観までご紹介しました。コロナ禍で恋愛について悩んだ・悩んでいる人も多いはず。自分の恋愛観や価値観は決して否定せず、自分自身の時間も大切にできる幸せを見つけてくださいね。(岩川菜奈)
情報提供元/株式会社エイブルホールディングス