毎日愛情表現をしてくれる♡ 国際結婚してよかったこと
知らない文化に触れられて刺激的そうだし、人によっては帰省などで海外に行く口実もできるし、日本人にはなかなかない良さがありそう…と、国際結婚に憧れる方も多いはず。でも実際、経験者はどう思っているのでしょうか?
そこで今回は、縁結び大学が国際結婚をした日本人67人に「国際結婚をしてよかったこと」を調査した結果をご紹介していきます。
Q.国際結婚をしてよかった?
よかった 62.7%
どちらでもない 31.3%
よくなかった 6.0%
6割の方が「よかった」と回答をしていました。ここからは、理由に加えて、パートナーが外国人であることのメリット・デメリットもご紹介していきます!
国際結婚をして「よかったと思う」理由
【1】愛情表現が豊か
「正直、私はあまりモテるタイプではないので、旦那に毎日愛しているとか可愛いとか言われると旦那が外国人でよかったとおもいます」(愛知県・25歳女性)
「日々の愛情表現がすばらしい」(アメリカ・43歳女性)
「出会って8年目になりますが、付き合ったばかりの頃と何ら変わらず愛情表現をしてくれます」(韓国・27歳女性)
何年経っても変わらずにパートナーが愛情表現をしてくれるのって、本当に素敵ですよね。ずっと仲の良い夫婦でいられそうです♡
【2】これまで知らなかったことを知れる
「英語力が養われる。世界に対する視野が広がる」(アメリカ・43歳女性)
「日本以外の言語や生活、習慣を学べることです」(韓国・27歳女性)
「これまでに知らなかったことが沢山学べるし、自分の視野が広げやすいと思う。そしてお互いわかり合う為に話し合う時間を大切に出来るから」(イギリス・38歳女性)
国際結婚ならば、文化や習慣の違いを感じることも。しかしポジティブに捉えることで、言語など知らなかったことを学べて、自分の視野を広げることもできます◎
【3】男女平等
「掃除、ゴミ出し、料理など、家事全般を手伝ってくれます。これは日本の男性では考えられません」(オーストリア・50歳女性)
「女性に対する固定観念が少ない気がするので、楽」(埼玉県・40歳女性)
「女性が家事をするもの」という固定観念が少ないので、家事や育児などを夫婦ふたりで行おうという意識は、日本より海外の方が強いのかもしれませんね。
【その他】
「子供を育てていく上で、ふたつの言語を小さいうちから教えてあげられるのはいい点」(東京都・39歳女性)
「私はものすごくネガティブなので、旦那の国の人達にあってから明るくポジティブになれたこと。フィリピンという国では助け合いの精神も強く、自分も助けたいという気持ちが強くなった」(岐阜県・26歳女性)
ほかには、「子どもに多言語を教えられる」「海外の方に救われた」という声がありました。知らない土地で不安もありますが、助けてくれる温かい方がいるのは嬉しいですよね。
国際結婚をして「どちらでもない」「良くなかったと思う」理由
【1】国籍の違いは関係がない
「共に生活するということは相手の文化や国籍関係なく相手のことを尊敬できるか、その人の人格を愛せるのかというところが重要だと思うので、どこの国の方と結婚してもさほど問題ではない」(アメリカ・25歳女性)
「どの国の人と結婚しても、他人と家族を作るのは大変なことだと思うから」(台湾・37歳女性)
「文化の違いは承知の上で結婚しましたが、姑や家族の問題がよく勃発して、もっと穏やかに暮らしたいなーと思うことが多いです」(大阪府・35歳女性)
相手を尊敬できるのかどうか、家族と仲良く出来るのかどうかなどは国際結婚に限らず起こりうる問題かもしれませんね。文化の違いよりも、家族を作ることの大変さがあるようです。
【2】手続きが面倒
「里帰りが頻繁にできず、費用もかかること。家族や親戚と仲良いものの、やはり言葉の壁があることで深い交流ができないのが残念」(アメリカ・43歳女性)
「どの国に住むのにもビザが必要になること。日本に住むためには相手に配偶者ビザが必要になり、相手の国に住むためには私がビザを取らなくてはいけない。夫がフィリピン人なのでビザなしで海外旅行に行ける国が少なくて、気軽に旅行できないこともネック」(台湾・25歳女性)
どちらかが自分の国ではないため、配偶者ビザや国際結婚の手続きが面倒であったり、また里帰りにお金がかかったりと苦労もあるようです。
【その他】
「夫婦喧嘩の際に思っていることを細部まで言えなくて、もどかしく感じる時がある。日本のドラマや俳優とかの話をしても通じない。志村けんさんが亡くなった時、その衝撃度が相手に伝わらない」(カナダ・34歳女性)
「結局離婚したので」(北海道・40歳女性)
他にはこのような回答がありました。生まれ育った環境や言語が違うと、より相手のことを理解するのが大変なのかもしれませんね。
同じ国籍、同じ地域で育っていても、お互いに分かり合う努力は大切。国際結婚された方の「相手を理解しよう」「考えをつたえよう」という諦めない姿勢があるからこそ、結婚をしてよかったと思えるのかもしれませんね♡ (齋藤有紗)