銀行員との結婚って幸せ?|彼氏なし歴4年の25歳こじらせライター・ルーシーの婚活日記vol.5

2021年中に入籍完了したら200万円GET!」という父親からの課題に全力チャレンジ中の、ライター・ルーシーです。結婚=幸せという方程式は基本的に信じていないし、たとえ結婚しなくても自分らしく生きられるならそのほうがいい。でもやっぱり「花嫁」というものを一度は経験してみたい…そんな複雑な令和女子たち、集合~!

婚活日記について、詳しくはこちら「結婚がすべてじゃない時代だからこそ「結婚」してみたい。|彼氏なし歴4年の25歳こじらせライター・ルーシーの婚活日記vol.1」を読んでみてくださいね。

令和という時代に見合い話…

昨年銀行から、関連会社に出向した父。同銀行出身の34歳と娘を見合いさせたい。

とにかく今年中に結婚を!と急かしてくる父から、なんと見合いの話がやってきました。イノシシ年だからか猪突猛進ガールの娘に、自分と同じ銀行員をセッティングしてくるあたり、さすが父も頑固です。コロナ禍もあり、見合いはおいおいするとして…「銀行員の妻」になった自分を妄想しつつ、今回は結婚生活28年のベテラン夫婦である両親から“長続きの秘訣”を考察してみました。

「銀行員の妻」のリアルすぎる実態

まず、両親の夫婦生活を振り返るうえでKEYになるのが父の職業です。なぜなら銀行員の妻は…この業界にしかない常識や惨事によく巻き込まれてしまうから。就職して実家を出るまで20年間にわたって、銀行員とその妻の夫婦生活を見守ってきた娘が、実際に見てきたことの中から5つピックアップしてみましょう。

ほっしゃん似の父(左)と、若いころは松嶋菜々子だったと言い張る母(右)

・「2週間後に転勤」はあるある

銀行員、とりわけ日本中に支店を持つメガバンクの場合3~4年で転勤を余儀なくされます。そして、言い渡されるのは2週間前!などもザラにあります。私自身、生まれたのは兵庫県でしたが、4歳から東京に来ており、都内でも引っ越しは3回経験しました。

・社宅妻によるマウント合戦に巻き込まれる

転勤が多いため、社宅と呼ばれる銀行が用意してくれた家族寮に住むことが多いです。社宅では、月に1回妻たちが大集合する掃除が義務化されていたり、1年に数回は管理のお当番が回ってきたりします。そこでは、タチの悪いデビル妻が、他人様の夫の肩書きやポジションをペラペラと言いふらすなんてよくある話。

さらに子どもの受験期には「あら、〇〇君は都立なの?ウチは上の娘が私立の国際系だからお金がね(笑)下の弟は〇〇君レベルの都立でもいいかも~」と辛らつなマウント大会が開催されていることも…。

・飲み会で夫が朝になっても帰ってこない

バブル後入行という時代の余波もありますが、地域や時期によっては今でも、接待や部署の飲み会が多くあります。特に金曜日は飲み会で遅くなることが当たり前。父の場合、金曜日以外でも飲みすぎて山手線を3周した結果、終電がなくなりカプセルホテルから次の日出勤する日などもありました。

・「年収が高い」は思い込み

銀行員って年収が高そう~という決めつけには注意してください。大手ともなると、その社員数は3万人規模になります。そこでは熾烈な出世競争が繰り広げられ、年収の高低差がおのずと発生します。特に年齢を重ねれば重ねるほど、その差は広がっていきます。

・勤続32年ともなると老後は安定が見込める

20代は案外収入が低めの銀行員ですが、やはり継続は力なり。毎月一定額のお金が給料から差し引かれ、運用されているので最後まで勤めあげると企業年金はたっぷり期待ができます。厚生年金も納めているため、老後は夫婦2人で37万円程度は毎月受け取れるようです。

メガバンカー妻である母に学ぶ

銀行員の妻というと、上戸彩さんが演じたドラマ『半沢直樹』の〝花ちゃん〟のイメージが浮かぶ人もいるのではないでしょうか。内助の功とはこういうこと!と言わんばかりの良妻ぶりが話題になりました。うちの母も、顔立ちこそ上戸彩さんとは大違いですが、性格は花ちゃんに当たらずも遠からず。30年メガバンカーの妻として生きている姿には、この令和の時代にも色あせない“良妻賢母”像がありました。

愛犬・ココ。今は夫婦2人+愛犬で関東近郊に仲良く暮らしている。

・動じずにマイペースにかまえる

転勤による物理的な引っ越しも含め、変化が多い人生になるため、小さなことに一喜一憂せずどっしりとかまえるメンタルが必要です。母の場合、正社員になることは早々に諦め、夫は夫で私は私というふうに割り切っていました。ときにパートタイマーで働いてみたり、パン教室に通ったりとマイペースに人生を謳歌している姿は娘から見ても“楽しそう”に映るのでした。

・細かいことは気にしない

夫の朝帰りなど、普通の人であれば思わず気にしてしまいそうなことも、華麗にスルーするのがうちの母。年ごろに成長した私が「もしパパが浮気してたらどうする?」と尋ねると、洗濯ものを干しながら、「この破れそうなパンツと、あのプヨプヨなお腹で浮気できてたら、逆に褒めてあげたいけどね」という何枚も上手な回答が返ってきたこと、今でも覚えています。

・単身赴任NG!いっしょに引っ越す

夫婦や家族のカタチは人それぞれ。コレが正解とは言い切れませんが、我が家は“困ったときこそ必要なのが家族”という共通認識があるので、父の単身赴任はハナから考えていなかったようです。私には1歳上の兄がいるため、男の子の反抗期に1人で対応するのは不安だった、という理由も話していました。

・教育ママにならずとも心のケアはする

銀行員一家って厳しそう~というイメージを持たれることもありますが、母は子どもの成績表や進路には一切、口を挟みませんでした。「大学どこ受けようかな~」と相談してみたこともありましたが、「どこでもいいんじゃない?大学がすべてじゃないし。ママなんて指定校推薦だったから、一般受験しようとする時点で尊敬でしかないよ」という言葉をかけられ、気楽に頑張れました。

一方で、転校にともなうセンシティブな心の動きには敏感な母親でした。大好きな友達と離れてしまう寂しさを察してか、最後の登校日には必ず迎えに来てくれたり、初めて行く学校の日はいっしょに登校してくれたりと、今思うと手厚いケアをしてくれていました。

・「パパのおかげ」と思ってなくても声に出す

20~30代前半は、激務であった銀行員の父。私や母が起きる前に家を出て、寝静まったあとに帰宅するなんてことも日常茶飯事で、イクメンパパからはほど遠い姿だったかもしれません。しかし物心ついたときから母は「ママたちが過ごせるのは、パパが会社に行ってお金を稼いでくれているからなんだよ」と教えてくれていました。2人の育児をワンオペでこなすのは、簡単なことではなかったでしょうが、手伝うヒマのない父に対して文句を言う姿を見たことは一度もありませんでした。

どんなパートナーになりたい?

2021年中に入籍できたら200万円ゲット!」という婚活チャレンジを始めるにあたり、結婚とは?幸せとは?愛とは?という疑問に向きあうことも増えました。私にとって、母の姿から気づきや学びがあったように、皆さんの家族にもきっと特別なエピソードがあることでしょう。「こうなりたいなあ」もあれば、「ああはなりたくないなあ」もあるかもしれません。

結婚がすべての時代ではないからこそ、パートナーには性別や形式を含めて多種多様な認識があります。“どんなパートナーを欲しているか?”や“どんなパートナーになりたいか?”を具体的に書き出してみると良さそうです!

ミッションリミットまで、残り285日。次回の連載では「銀行員との見合いはいかに!?」をお届けします。To be continued……

【ルーシーPROFILE】今年のお正月、父親から「2021年12月31日までに入籍したら200万プレゼント」というミッションを与えられ、日々婚活に奮闘する25歳。フツー体型&顔面偏差値”中の下”♡ 父母兄全員が銀行員でありながら一人だけ突然変異。大学を中退後メディア系の会社を経てフリーランスのライターに。とにかく「書くこと」が好き!25歳の今だからこそ伝えたい、ライフイベントのアレコレを発信します。