ミステリアスなCEOに恋してる♡|彼氏なし歴4年の25歳こじらせライター・ルーシーの婚活日記vol.2

この令和という時代において、結婚だけが幸せとは限りません。でも、そんな時代だからこそ「結婚」してみたい…そう考える人もきっといるはず。ライター・ルーシーもそのうちのひとりです。そんな私が「2021年12月31日までに入籍できたら200万円もらえる」という父娘バトルに挑戦しながら、結婚とは?幸せとは?そんな答えのない問いを追究していく連載の第2回目をお届けします。

実は本命さんがいます♡


25歳にとって、200万円という額の価値はだいぶ大きい。ゼッタイにGETしたいところなのですが、おまかせください。狙いは定めております。そう、ルーシーには「揚げパンさん」という本命がいるのです。今年入籍するなら、菅田将暉さんか、イ・ジョンソクさん(韓ドラ俳優。代表作『君の声が聞こえる』『ピノキオ』『ロマンスは別冊付録』など)か、この「揚げパンさん」しか考えられません。…とまあ、ここで勘の鋭い方はお気づきでしょうが、ルーシーのタイプは塩顔です。さっぱり塩顔&身長162㎝以上(ルーシーが162㎝だから)&年齢は父親(54歳)以下。この3つを最低条件として、婚活に挑んでいます。

出会いは友達の飲み会で…


揚げパンさんとは、2020年の1月下旬ごろ、いわゆる「知人の飲み会」で出会いました。その知人はちょっと特別。夜のお仕事を10年近く頑張っている子だったので、彼女の開く飲み会にはいつも素敵な経営者さんが数多くいるのでした。

飲み会は六本木で。男性3:女性3でおこなわれました。

飲み会の日の私のコンディションは、超絶仕事モード。というのも正社員入社前提で業務委託契約をしていたメディア会社に、コロナ禍で雇用不可能と言われ、プー太郎の危機だったからです。「正社員+複業ライターで生きよ♪」くらいに思っていた私は、思いもよらぬ窮地に立たされていました。「敏腕キャバ嬢のカオリちゃんの誘いなら、きっと社長がいっぱい。ゼッタイに仕事貰うぞ!」と意気揚々と参加したのです。

初対面は「冷徹な人」


揚げパンさんとのファーストコンタクトは、正直悪めでした。恋愛ドラマによくある「あんなヤツ……、好きになるもんか」みたいな感じです。コロナ禍でクビ決定だったのに加えて、そのメディアの編集長兼代表はそうとう気難しい人物でそりが合わず、こだわりゆえに原稿のダメ出しも多かったのですが、その愚痴ををポロっと飲み会の席でこぼした私。たいてい30~40代の年上社長なら、「それは大変だね、若いのに頑張ってるね。ルーシーちゃんは偉いよ」と言ってくれるでしょう。

当然その日も、その展開を期待していたのですが、揚げパンさんは違いました。「え、厳しいこと言ってくれる人は大切にしたほうがいいよ。ジブンにも非があるんじゃない」と、対角線の一番遠い席から言い放ったのです。(くうぅうう、なんだアノ人。悔しいけれど、あいつのひと言も一理あるかも…)と思ったのでした。

どうして?ふたりきりでご飯に誘われる


その飲み会で、連絡先を交換した3人の社長さんたち。すかさずその夜、揚げパンさんに「今日はごちそうさまでした。仕事ください」と営業LINEを送信完了!しかし、ギャラ想定に関して2~3通やりとりしただけで、すぐにフェードアウトしてしまったのでした。ちょうどそれから3週間くらい、私は鼻息を荒げてモウレツに仕事を探しまくっていたので、揚げパンさんのことなんか脳みそから消えてしまっていました

出会ってから2か月経ったころ。突然の食事のお誘い。

そして2か月くらい経過したころ、不意に「明日あいてる?」と突然連絡が来たのです。「やったー!仕事の依頼かも!」とノリノリでOKして、初めてふたりきりで会うことに。待ち合わせはセルリアンタワーの下でしたが、そこからスタスタとこなれた様子で、近年話題の大人の飲みスポット奥渋谷へ。着いたお店は、カジュアルBUTちょっとオシャレなおでん屋さんでした。

まるで『情熱大陸』のような3時間半


お店では、パッパッと一品料理からおでんから〆までメニューを決めていく姿に”スピーディーだなー”と感心してしまいました。私は「何食べたい?」と聞かれると、「えっ…、なんでもいいかもです」がデフォルト回答。だから揚げパンさんのテンポが心地よかったのです。

プレミアムモルツで乾杯した後は、「仕事どう?」「なんでライターやってんの?」「あの編集長と、どう?」「どこ出身?」「高校どこ?」「大学は?専攻は?」と、カレから質問責め。なんでなんで星人からの口撃に、まともに返していたので、なんだかしゃべりまくっている私。当然しゃべり過ぎて喉も渇くので、プレミアムモルツがぐびぐび進みます。

当然話し足りなく、二軒目は景色の良い地上13階の和食屋さんへ。きゅうりの浅漬けとたくあんをつまみに、またビールを飲み始めました。そこでも揚げパンさんのクエスチョンは止まることなく続きました。もう『なんで選手権』があったらカレは優勝です。『情熱大陸』の密着取材ばりに、過去を赤裸々にお話させていただきました。

CEOにPayPayでおごるライター・ルーシー


ふたりきりで会っているのにも関わらず、二軒目を超えて三軒目のBARに突入。もうそんな人は、あとにも先にも揚げパンさんしかいません。そして生ビールが11杯目に突入したころ、私の酔いはとうとうMAXへ。お酒は強いものの、ある限界点を超えると一気に帰巣本能が発動して帰宅したくなる私。揚げパンさんがトイレに行っている隙に、PayPayでそそくさと三軒目の会計を済ませてしまったのでした。

従業員500名を超える有名企業のCEOに奢るなんて、私もだいぶ気分が良かったことでしょう。その日は道玄坂上の交差点でタクシーを拾い乗せてくれ、そのまま何もなく家路に着きました。

LINEは絵文字なし、記号なし。必要最低限。

嬉しい!楽しい!…ちょっと好きかも!


初デートの感想は、とにかく楽しかった。というか、波長が合った。波長が合わなかったら、三軒目までなんてきっと地獄ですよね。揚げパンさんのなんでなんで口撃には面喰いましたが、私について知ってくれればくれるほど、共通認識が増えて会話が楽しくなる感覚が久々に“今日のデートは最高”と思えたのです。

ファーストコンタクトの「冷徹な人」という印象も、しっかりと会話を重ねたことによって変わりました。揚げパンさんは「理に適ってないと納得しない人」。ムダを嫌う、感情省エネタイプの性格なのかもしれません。私はそんな揚げパンさんの、仕事に真剣で賢い姿に、いとも簡単に惹かれていったのでした…。

ミッションリミットまで、残り315日。次回の連載では「3回目のデートで波乱!?」をお届けします。To be continued……

【ルーシーPROFILE】今年のお正月、父親から「2021年12月31日までに入籍したら200万プレゼント」というミッションを与えられ、日々婚活に奮闘する25歳。フツー体型&顔面偏差値”中の下”♡ 父母兄全員が銀行員でありながら一人だけ突然変異。大学を中退後メディア系の会社を経てフリーランスのライターに。とにかく「書くこと」が好き!25歳の今だからこそ伝えたい、ライフイベントのアレコレを発信します。