消極的になってるってホントに?2021年新成人の恋愛・結婚観ぶっちゃけ!

消極的になってるってホント?今ドキ若者の恋愛・結婚観


誰もが一度は経験することが多い恋愛。しかし、恋愛観は時代とともに少しずつ変化しています。

昨年1年はコロナウイルスの影響など、大きく生活様式そのものが変わりましたよね。そこで今回は、新成人を迎える若者の恋愛に対する意識について株式会社オーネットの調査をもとに見ていきます♡

◇外出自粛により出会いが減少?

これまでの交際経験を聞いてみると、56.3%が「交際経験アリ」。とくに女性の交際率が大きく減っているようです。過去5年ではじめて6割を下回るなど、コロナによる外出自粛により出会いの機会が減少した影響が関係しているようです。

また現在交際相手がいる方は、全体の24.8%。昨年よりも低い結果となり、交際経験の有無と同様に女性の割合が大きく低下していることが分かります。女性の方が恋愛において、コロナの影響を受けているようです。気になる相手がいたとしても、なかなかデートに誘いづらかったりしますよね。

さらに「今後異性との交際を積極的にしていきたいか」聞いたところ、全体で4割の男女が「積極的にしていきたい」と回答。直近の傾向と比べても約1割減少しており、恋愛に消極的な方が増加しているようです。

◇出会いは信頼のあるネットワークから

1位 大学、大学院などの知り合い
2位 幼稚園~高校時代の知り合い
3位 アルバイト先の知り合い

現在の交際相手との出会いを聞いてみると、例年同様「大学」がトップ。サークルやクラスの授業など、よく連絡のとる相手が大学に多いのかもしれません。

注目すべきは、昨年3位の「ネット」が4位となったこと。外出自粛の風潮の中、信頼のおける元々の知り合いとしか会わない人が増加したのではないかと考えられます。もはや当たり前ともなった「ネットによる出会いはアリ」と回答する方が昨年と同水準だったことからも、アプリ利用数自体は加速しても、実際に会うまでに至らなかったケースが多かったのかもしれませんね。

◇結婚願望も控えめ傾向

「将来結婚したいと思いますか?」と質問すると、過去最低の73.8%が「結婚したい」と回答。男女別で見てみると男性はほぼ横ばいであったのに対し、女性の「結婚願望アリ」が1割以上も低下しました。恋愛願望に加え、結婚願望も落ち込んでいるようです。

1位 好きな人と一緒にいたい
2位 子供が欲しい
3位 家族がいると幸せだと思う

また「結婚したい」理由を聞いてみると、「好きな人と一緒にいたい」が1位に。やっぱり好きな人と一緒に暮らせるって憧れますよね。外出自粛で思うように恋人会えなかったからこそ、一緒にいたい気持ちがさらに強くなっているかもしれません。またステイホーム中、家族のいる幸せを改めて感じた方も多いのですかね。

◇結婚は25歳以降を希望

1位 25歳
2位 27歳
3位 26歳

25歳で結婚したい方が多数。TOP5まで見ても、25~30歳がボリューム層となっているようです。仕事や出産、お金のことを考えると、25~30歳の間が良いと考えるのかもしれませんね。

一方で収入だけで見ると、「結婚相手の収入が十分であれば専業主婦(主夫)でもよい」と考える方は全体で約半数。男女別だと男性は5ポイント増加、女性は5ポイント減少と回答の差が縮小しています。男性が養うものという概念が弱まり、「稼げる方が出せばよい」という考えにシフトしていることがうかがえますね。

 

2020年はコロナウイルスの影響で出会いの場が減ったり、デート回数が減ったり、思うように恋愛ができなくて消極的になってしまっているのかも。だったら、今まわりにいる人との関係を大事にしたり、自分を磨いたり。こんな時だからこそ、これからの新しい出会いへの準備時間にしてみてはいかがですか♡ (齋藤有紗)

情報提供元/株式会社オーネット