あー、痛恨のミス!30代転職組に聞いた「転職で失敗したこと」ランキング

30代転職組に聞いた「転職で失敗したこと」ランキング


転職をする方が増えているといわれます。みなさんも一度は考えたことがあるかもしれません。しかし初めての転職活動。どのようにしたら良いのか分からなくて、不安もありますよね。

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そこで今回は、株式会社ビズヒッツの調査を基に、30代で転職を経験した203人に聞いた「転職で失敗したこと」をランキング形式でご紹介していきます! 転職をするときの参考にしてくださいね。

転職で失敗したことランキング


5位 資格取得・スキルアップをしておけばよかった

「実用的な資格がなく、自分を売り込むアピールができずに苦戦した。転職前に資格を取れば良かった」(31歳・女性)
「年齢的にも特殊なPCスキルを持ってる方が優先的に採用されていた。自分には一般的な事務スキルしかなく、採用になかなかつながらなかった」(35歳・女性)

たとえば経理なら簿記2級は採用の決め手になりますし、TOEICのスコアが応募条件になっていることも。事務職であれば、ワードやエクセルなどを使えることは必須となります。何でもあれば良いわけではないですが、やりたい仕事が明確なら、その仕事に必要な資格やスキルを持っていることは有利になりますよ。

4位 面接対策・自己分析をしなかった

「30にもなると面接でしっかりとした退職理由や志望動機が求められる。あまり深く考えずに挑んでしまい、しどろもどろなって悪印象を与えたと思う」(30歳・男性)
「新卒採用や20代での転職活動とは異なり、ポテンシャルの採用ではないと痛感した。もっと年齢相応にスキルや将来を見すえた話をすべきだった」(36歳・女性)

「何ができるのか」「どんなキャリアプランがあるか」など、その場で答えるのが難しい質問をされることも。そのため、きっちりと面接対策や自己分析をして準備をすることが大切です。

3位 20代のうちに転職すればよかった

「30代は20代の時よりも企業の目が厳しいので、もう少し早く転職しておけば良かった」(30歳・男性)
「今までは転職活動に苦労したことがなく、いつでも見つけられると思っていた。子どもがいて時間の融通がきかないハンデ、30代半ばという年齢のハンデは想像を超えていた」(35歳・女性)

一般的に、年齢を重ねるほど転職は困難に。企業側は人件費や教育のしやすさ、関係構築などで若い人のほうにメリットを感じることも多いです。雇用される側も、年齢を経るほど高いスキルや経験を求められるので転職ハードルは高まりますよね。また女性の場合、「すぐに結婚や出産で辞められたら困る」と考える企業もあるため、年齢や子どもの有無が合否を分けることもあるようですね……。

2位 転職先のリサーチ不足

「条件のみで探していたが、応募する企業のことをもっと調べておくべきだった」(35歳・女性)
「とにかく前職を離れたくて急いだ。新しい仕事は、ボーナスなし、交通費なし、退職金なし。“なぜこんな転職をしたんだろう”と感じる」(33歳・女性)
「厚生年金に加入している職場に転職すれば良かったと思う。老後が不安」(32歳・女性)

入社後に、理想と現実のミスマッチが起きたケースも。早く就職したいと思うと、給与だけで決めたり、多少のデメリットに目をつぶったりしがち。しかし少しの妥協が、のちに大きなしこりになることもあります。譲れない条件と妥協ポイントを明確にしておくことが重要です◎。

1位 ほかの会社と比較検討すればよかった

「安易に決まったところに就職するのではなく、長期的な視点で転職先を決めるべきだった」(30歳・男性)
「事務職にこだわって、再就職の範囲を狭くしてしまった」(38歳・女性)

収入が途絶えることへの不安から、「どこでもいい」と焦って決断する方が多数。でも内定の出た会社に即決したり、業種や職種を絞り込みすぎるのは後悔につながることも。金銭面の心配をしなくていいように在職中に転職活動をしながら、多くの会社を見てくださいね。

後悔をしないためにも、徹底的にリサーチをしたり、準備をすることが不可欠のようですね。ぜひ参考にして、転職活動に生かしてくださいね! (齋藤有紗)

情報提供元/株式会社ビズヒッツ