普段から口にしているおなじみのフレーズも、漢字で見ると読めないことってありますよね。
ひらがなで書けば絶対に知っている「強か」「予て」「総総」など。(もちろん、つよか、よて、そうそう……ではありません!)
そんな「知っているのに読めない日本語」シリーズ。本日のお題はこちら♪
「洒ぐ」。
これもひらがなで書けば絶対に知っているフレーズですが、いったいなんと読むのでしょうか?
さけぐ……と読みたくなってしまいますが、よく見ると「酒」とはちょっと違う字です。「酒」と比べると、右側の下の方にある横棒が1本足りないことが分かりますよね。
そんな謎の言葉「洒ぐ」ですが、読み方を探るために意味を調べてみましょう。小学館デジタル大辞泉によれば、「洒ぐ」とは、
「汚れを水で洗い落とす。水で清める。」
という意味です。例文としては、「洗濯物を洒ぐ」「手足を洒ぐ」などが挙げられます。
また、「身に受けた恥や不名誉を除き去る」という意味もあり、こちらは「恥を洒ぐ」「汚名を洒ぐ」といった言い回しが有名です。
……なんとなく、予想ができましたか? では、さっそく正解を見てみましょう。正解はこちら!
「洒ぐ」の読み方、正解は「すすぐ」でした!
すすぐという言葉は普段なにげなく使っていますが、漢字表記は「洒ぐ」「濯ぐ」「漱ぐ」など色々あるんです。ぜひ覚えてみてくださいね。
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(豊島オリカ)