【森川 葵】映画『魔女見習いをさがして』出演の森川 葵さんにインタビュー！

おジャ魔女どれみ20周年記念作品『魔女見習いをさがして』が11月13日公開！ 声優を務めた森川 葵さんにインタビュー！

みんなが夢中になったアニメ「おジャ魔女どれみ」の放送開始から早20年。完全新作映画となる今作は、あの頃おジャ魔女たちに魅了されていた子どもたちが大人になった姿を描いた新たな“魔法”の物語。

自身も小さい頃に毎週欠かさず観ていたという森川さんが本作で演じるのは、自分を表現することが得意ではない教員希望の女子大生、長瀬ソラ。人生に絶賛迷い中な女子3人が「おジャ魔女どれみ」をきっかけに出会い、成長をしていく＿＿そんな今作の見どころについて、お話を伺いました。

ー幼少期に観ていた「おジャ魔女どれみ」の印象を教えてください。

同世代の友達はみんな観ていて、男子も含めみんな主題歌の『おジャ魔女カーニバル!!』を歌っていた記憶があります!

キャラクターだとおんぷちゃんがすごく好きでした。なかなかキャラクターグッズを買ってもらえず、周りの友達が靴やパジャマなどキャラクターグッズを持っているのがとてもうらやましかったんですが、ある日急に母がおんぷちゃんの小さいポシェットを買ってきてくれたことがあって、それがすごく嬉しくてずっと使っていました。

ー最初に映画のオファーを受けた際はどのような気持ちでしたか？

大好きな「おジャ魔女どれみ」の続編があるということにとても喜んだのですが、そのストーリーにどれみちゃんたちは登場せずに、あの頃アニメを観ていたわたしたちと同じような女の子たちが主人公だと聞いてとても驚きました! 台本を読むと、今の私たちが忘れかけている大事なことを、登場はしていないけれど、きちんとどれみちゃんたちが教えてくれていることがわかって。ファンの方も新鮮な目線で楽しめるストーリーになっていると思います。

ー今回の声優は、松井玲奈さん・百田夏菜子（ももいろクローバー）という同世代3人のキャスティングでしたが、もし裏話などあったら教えてください。

一度、ももクロのライブに行ったことがあるんですが、夏菜子ちゃんはそのときの元気ハツラツな印象があったので、今回会ったときに、想像よりもずっと大人な雰囲気のある方だなと思いました。さらにインタビューを横で聞いていると、意外とインドア派とも言っていて、最初のイメージとはかなり違う印象でした！ 松井さんはすごく知的な方。好きなものがはっきりしていて、取材時は夏だったので松井さんが好きなかき氷の話を聞いていたんですが、とにかく知識がすごい! 「どうやって食べ進めるんですか？」とか質問して、３人でいるときはゆる〜い会話ばっかりしていましたね(笑)。

ーもっとも力が入ったのはどんなシーンでしたか？

みなさんご存知のどれみちゃんの”あの魔法の呪文”を唱えるシーンがあったんですが、それはやっぱり緊張しました。私が言っていいのかな…みたいな（笑）。あの頃みていた呪文を全国で公開する映画の中で私が口にするんだと思うと、それまでずっとやっていた3人のかけあいとは、ちょっと違った緊張感がありました。

ー三浦翔平さん演じる大宮竜一との2人のシーンは、特に感情の高ぶりを感じましたが、収録はいかがでしたか？

勇気をふりしぼってソラが思いを伝えるシーンなんですが、勇気をふりしぼるっていう気持ちの動きを声だけのお芝居で表現するのがけっこう難しくて…。実は1度ひとりで収録をしていたのですが、翌日に三浦さんと一緒にアフレコさせてもらえるタイミングがあり、同じシーンを録らせてもらうことができました。監督にも「やっぱり相手がいるほうが、雰囲気も出ていいね」という言葉をいただいたので、このシーンは三浦さんと一緒に録れたからこそ、「言いたいけど言えない…。でもちゃんと言わなきゃ！」という気持ちが表せたのかなと思います。

ー森川さんといえば、運動神経抜群な上に、絵や編み物やアクセサリー作り、動画編集など”なんでもできちゃう”と話題ですが、根っからの努力家ですか？それとも元々持っている魔法の力？

誰かよりもなにかができる自分でいたいし、それができない自分が嫌だっていう気持ちが根っこにあるかも。だからこそ、なんでも挑戦したいし、人があまりやっていないことをどんどん取り入れていこうとしているのかな？…と、自分の中で分析しています。努力をするために自分でかけた魔法ですかね！

ー映画を楽しみにしている方々へ、メッセージをお願いします！

それぞれ性格もまったく違う3人の女性が主人公になっているので、いろんな視点からこの映画を観ることができると思います。自分の悩みや迷いと重なる部分も出てくると思います。今、生活の中でのなにか悩んでいたり、明るく生きたいのにな〜って思っている人たちに、”明日からもう少しだけ明るく生きれる魔法”をかけてくれる映画だと思うので、ぜひ観に来ていただけたらうれしいなと思います。