東京JKとそれ以外JKがこんなに違う!最新・女子高生の地域別制服スタイルがすごい結果に

地域や学校によってかなり差はあるものの、最近の女子高生の制服スタイルとして「ひざ上丈のスカートに短めのソックス」を合わせている子を多く見かけます。制服ならでは可愛さが引き立つコーデで、寒い季節でも冷えを我慢してコーデを貫く子が多いのではないでしょうか。

本日はそんな「地域別・女子高生の制服事情」と、忘れがちだけど気をつけたいトピックスについてご紹介します。

 

冬でも生足で過ごす女子高生は約4割! 東京・広島は過半数


◆制服のスカート丈の長さは?

スカート丈

普段の制服のスカートの長さを調査しました。全体では、「ひざ丈」が一番多く48.1%。エリア別では、東京は他のエリアよりも「ひざ上」と回答した人の割合が多く50.5%、他のエリアは10%台。

一方で「ひざ下」と回答した人の割合は、東京以外のエリアでは30%台とかなりの割合を占めているのに対し、東京は7.9%に留まりました。

東京以外の地域はすべてひざ丈〜ひざ下丈の長め丈がメインストリームとなっている一方で、東京だけが特殊な傾向を示す不思議な事態に。東京のみが女子高生のスカート丈が他エリアに比べて圧倒的に短いことがわかります。

◆制服を着ているとき、生足ですか?

冬でも生足のJKの割合

制服着用時、生足(タイツやストッキングを履いていない状態)で過ごす季節を調査しました。冬でも生足で過ごす人は、全体で39.6%。エリア別では、1位は広島で55.4%、2位東京51.0%、3位沖縄44.8%という結果になりました。

1月の平均気温(※1)で比較すると、沖縄が17.0℃と圧倒的に温かいものの生足率は3位に留まり、平均気温が5.2℃と低い広島、東京が首位を争っています。北海道の1月の平均気温は-3.6℃と厳しい寒さにもかかわらず、10人に1人は冬でも生足であることがわかりました。

※1<各地の1月平均気温>
東京 5.2℃、北海道-3.6℃、大阪6℃、広島5.2℃、福岡6.6℃、沖縄17.0℃
(Time-j.net 気候と雨量の統計より/統計期間:1981~2010)

◆寒くても生足で過ごす理由

生足で過ごす理由

冬でも生足であることの理由を調査しました。全体で一番多かった答えは「ストッキングやタイツの着用が嫌だから」で39.9%でした。次いで「友達がみんな生足だから」が35.5%、「生足がかわいいから」が31.4%という結果になっています。どちらも人目を気にしてのことと考えると、おしゃれを意識して生足でいる人の多さが伺えます。

 

とはいえ、やはり「冷えを感じる」と答える女子高生たちはかなり多数。

温活ドクターとして活躍する石原新菜先生は「患者さんの不調は根本に冷えがある方がとても多いです。また、おへそから横に線を引いたかのように、おへその上は温かいのに、下は冷たい方が多い傾向にあります。女性にとって大切な臓器である子宮や卵巣は下半身にあるので、下半身を温めて体のめぐりを良くすることが大切。オーバーパンツや腹巻き、ハイソックスなどを使用して、できるだけ温めましょう」と語ります。

「おしゃれやかわいさのために寒さを我慢する」ではなく「おしゃれを楽しみながらも自分の体をあたためて大切にする」ほうが、ヘルシーな美しさにつながるはず。制服現役世代のあなたも、制服を卒業したあなたも、今年の秋冬はよりいっそう「あたためる」ことを意識してみて。(山口彩楓)

情報提供元/岡本株式会社

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お話を伺ったのは…

石原新菜先生
イシハラクリニック副院長、ヒポクラティック・サナトリウム副施設長
健康ソムリエ講師 https://kenkosommelier.jp/
医学生の頃から自然医学の泰斗で医学博士の父、石原結實と共にメキシコや英国の病院などを視察し、自然医学の基礎を養う。現在は父の経営するクリニックで漢方薬処方を中心とする診療を行うかたわら、テレビ・ラジオへの出演や、執筆、講演活動なども積極的に行い、「腹巻」や「生姜」などによる美容と健康増進の効果を広めることに尽力している。二児の母、また女性としての視点からアドバイスにも定評がある。著書に13万部を超えるベストセラーとなった「病気にならない蒸しショウガ健康法」(アスコム)、「一週間で体が変わる『温め美人』生活」等、約40冊がある。テレビ東京「主治医が見つかる診療所」レギュラー出演。