<Dance>
ハロー!プロジェクトでもダンス部に所属し、ダンスの見せ場も多い加賀さんは、ご自身やグループのInstagramやYouTubeで、ハロー!プロジェクトの楽曲や自身が愛するJ-POP曲・K-POP曲などで「踊ってみた」動画を多数アップしています。
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そんな「ダンス」について聞いてみました。
▼ダンスは気づけば覚えてる。振り入れには1時間かからない
いろいろな曲を踊ってみましたが、初めて見る振り付けを覚えるときは、とにかく動画で見て、なんとなくの形や体の動きをイメージで覚えて、実際に動いて体にしみこませます。ここまでで1時間かからないくらいで、だいたい30〜45分あれば覚えられます。
昔は「とにかく真似して動いて覚える」スタイルだったんですけど、今は「覚えようと思って覚える」よりは、曲やダンスが好きすぎて見ているうちにいつのまにか覚えていた、ということが多いです。IZ*ONEさんの『Rumor』や、石田(亜佑美)さんと一緒にアップしたNCT 127さんの『Kick It』はそのパターン。朝起きたらすぐ動画を見るくらいに何度も見ていたらいつのまにか覚えていたので、改めてきちんと振り付けを確認して踊って撮る、ということが多いです。
街中でも知ってる曲がかかると踊りたくなっちゃって、昔つい踊ろうとしたら一緒にいた友達に「恥ずかしいからやめて!」って言われました(笑)。
▼「何を重視しているのか」を考える
ハロー!プロジェクト以外のアーティストさんの曲を踊るときは特に「それぞれのアーティストさんが何を重要視して踊っているのか」を自分なりに考えます。たとえばTWICEさんやIZ*ONEさんは振りの正確性やいかに揃っているかを重視されている気がしたので、できるだけ自分も揃えて同じ形で踊れるように。『Kick It』のときは、それぞれの感覚で曲に合わせたニュアンスで体を動かしているニュアンス重視型に見えたので、正確性よりは自分の中のニュアンスを大事にして踊ってみようと。ただ、私はどちらかというと正確に踊るほうが得意なので、見ているとどういう感覚で踊っているかは伝わってくるんですけど、それをいざ自分の形にして踊ろうとするとなかなか難しくて。撮る前に石田さんと一緒に踊っていたときも、ふたりで「まーじで難しい」って言ってました(笑)。以前リクエストを募集したときにたくさんいただいたので、あれもこれも踊ってみたいと思っています。
▼誰かのいいところを見つけて、どんどん吸収していきたい
歌もダンスも、いろいろな人のものを見て自分に取り入れていくのが好きです。
前はハロー!プロジェクトの曲ばかり聴いていたんですけど、2018年の夏くらいから他のアーティストさんをすごく見るようになりました。同じタイミングでバンドとK-POPにハマって同時に2つのジャンルを見はじめて。日本と韓国の音楽の違いを比べてみたり、バンドの曲を聴いたら次はそのバンドと仲が良いバンドを聴いてみたり。あとはK-POPは洋楽に近いと言っている人が多かったので、じゃあ次は洋楽を聴いてみようとか、どんどん派生していきました。オタク気質なので、1回何かを知り始めるとどんどん追求して奥深くまで知りたくなるタイプなんです。
そこから、ダンスだったら上手い下手がどうこうよりも、それぞれ踊ってる人の特徴を見つけて「この瞬間のこの人の振り付けがかっこいいから真似してみよう」とか、ちょっとしたところを吸収するのが好きです。歌もいろんな音楽を聴いては「その人の歌い方をちょっと真似して歌ってみよう」だったり「もし自分の歌い回しだったらどうなるだろう」と考えてみるのも好きですね。
話の端々から、なにごとにも研究熱心なストイックさが伝わってきた加賀さん。でも「これをやらなければ」という義務感ではなく、どれも好きだからこそ続いている…というその姿勢そのものがとってもかっこよく美しいですよね。
明日は牧野真莉愛さんが登場。お楽しみに♪
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加賀 楓
1999年11月30日生まれ。東京都出身。
モーニング娘。13期メンバー。ニックネームはかえでぃー。
努力家で面倒見がいい性格でグループ内外から信頼が厚く、長い手脚を活かしたキレキレかつ色気があるダンスに定評がある。アニメやゲーム等、オタク気質な一面も。モーニング娘。’20最新シングル『KOKORO&KARADA/LOVEペディア/人間関係No way way』が好評発売中。
Instagram @kaede_kaga.official
◆この特集で使用した商品はすべて、本体(税抜)価格です。