本日は「敬老の日」。はじまりは、1974年の兵庫県のとある町。“老人を大切にし、年寄の知恵を借りて村作りを”と「としよりの日」を作り、数年後それが兵庫県全体に広まり、後に全国へ。
2002年までは毎年9月15日を「敬老の日」としていましたが、ハッピーマンデー制度の実施により、2003年から9月の第3月曜日がこの祝日になりました。
“高齢化社会”と言われる日本ですが、世界保健機関(WHO)が発表した「世界保健統計2014」によると、日本はWHO加盟国(世界194カ国)の中で世界一の長寿国。
■男性の平均寿命ランキング
(順位/国名/平均寿命)1位 アイスランド 81.2
2位 スイス 80.7
3位 オーストラリア 80.5
4位 イスラエル 80.2
5位 シンガポール 80.2
6位 ニュージーランド 80.2
7位 イタリア 80.2
8位 日本 80.0
9位 スウェーデン 80.0
10位 ルクセンブルク 79.7■女性の平均寿命ランキング
(順位/国名/平均寿命)1位 日本 87.0
2位 スペイン 85.1
3位 スイス 85.1
4位 シンガポール 85.1
5位 イタリア 85.0
6位 フランス 84.9
7位 オーストラリア 84.6
8位 韓国 84.6
9位 ルクセンブルク 84.1
10位 ポルトガル 84.0
日本の男性と女性の年の差だけみても、7歳もあるんですね。
ところで、おじいちゃん・おばあちゃんと暮らしている方は、どれぐらいいるでしょうか。田舎育ちの私は、もれなく家族三世代で暮らしていましたので、小さい頃から、“おばあちゃんの暮らしの知恵”が身近にありました。
例えば、お米と一緒に山椒を入れておくと虫がつきにくい、じゃがいものそばにリンゴを置いておくと芽が出にくい……などなど。知り合いのライターさんのおばあさまは、「お腹に“梅干しの皮”を絆創膏で貼っておくと、車酔いしないと言って実際にやってましたよ。真偽のほどはわからないですけど」と。これは初耳!
先人から引き継いできた生活の知恵の数々。幼い頃はたいして気にも留めていませんでしたが、よく調べるとかなり理にかなっているものです。いまではそうした先人の知恵も、“調べればすぐにわかる”時代。さらに、三世代で住む家庭も少なくなっているので、ますます、おばあちゃんの暮らしの知恵は、影を薄めているような気もします。
Woman Insightでも、過去に“おばあちゃんの暮らしの知恵”的な記事を公開していますので、何かのときにぜひ参考に。
敬老の日を機会に、そうした先人の知恵を、おじいちゃんやおばあちゃんに聞いてみるのはいかがでしょう? 目からウロコの知恵を入手した際は、Woman Insightにご一報を! (さとうのりこ)
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