今日は2月23日=“つつみ”(2・2・3)……ということで、京都ふろしき振興会が制定した「ふろしきの日」!
実はいま、風呂敷がちょっとしたブーム。“かしこまった場で使う包み”というイメージですが、最近は、カジュアルなシーンでも使いやすい柄物や、リバーシブルのものなどもあるんです。知っていましたか?
風呂敷のいちばんの特長は、物に合わせた包み方が自在にできること。結び方を工夫すれば、こんなことまでできちゃうの!?と驚きの風呂敷包みを、実際にやってみました!
■「リボン包み」─フラットなものは、こんな包み方にすればオシャレ!
【包み方】奥の角と右の角をつなぐ辺の1/2から内側10cmのあたりに、本など包むものの右角をあわせて置き、その位置から手前にパタンと回転させます(1)。手前の端をかけ(2)、左端をかけ(3)、本ごと奥に回転させます(4)。右側の辺を内側に折り、風呂敷の右端を持ち(5)、根元を押さえながら、奥の端も持ち上げます、右上の角で真結び(6)をして完成!
■「花包み」─ギフトラッピングで人気の包み方!
【包み方】包むものを中央に置き、手前と奥の端を合わせ(1)、中身の上に寄せて、根元をしっかり握ります(2)。左右の端を後ろに回して、後ろで交差させて前方に持ってきたら、手前で真結びします(3・4)。(2)で合わせた手前と奥の端を開いて(5)、それぞれの端を中央の穴に差し込み(6)、全体を整えて完成!
■「瓶二本包み」─ボトルが直接ぶつからず、このまま持ち歩ける!
【包み方】瓶2本を、こぶしひとつ分ほど空けて風呂敷の中央に置きます(1)。手前の端を瓶の上にかけ(2)、奥に向かって巻いていきます(3)。このとき、巻き終わりの先端が真上にくるようにします(4)。先端を瓶の底ではさみ込むように、両方から瓶を起こし(5)、瓶の真上でしっかり真結び(6)をして完成!
■「しずくバッグ」─素早く作れて、取り出しも簡単!
【包み方】裏返して三角にたたみます(1)。三角の左右の角をそれぞれひとつ結びに(2)。両サイド同じ長さになるように調節を(3)。表面にひっくり返し(4)、(2)で結んだ両端を内側に入れます。ひっくり返したら(5)、残りの端を真結び(6)して完成!
どれも本当に超~がつくほど簡単! 風呂敷のサイズは、50cm~90cmまでとさまざまあります。大判のものは買い物のときに持って行けば、増えた荷物をひとつにまとめられるので便利ですよね。エコバッグ並にエコなのに、使い方は無限大! ほかにも色々な包み方があるので、探して色々試してみてはいかがでしょう?(さとうのりこ)
\今回参考にしたサイトはこちら/
風呂敷(ふろしき)専門店「むす美(R)」
http://www.kyoto-musubi.com/wrap/
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