見なきゃ損！ 世界中で大流行中の『ウォーキング・デッド』はただのゾンビドラマじゃないんです…！

一日の締めは「ビンジウォッチング」を楽しみに♡

今は仕事終わりの外出を控えたいけれど、家で何しよう？と悩んでいる方、多いですよね。 そんな時にオススメしたい企画を過去のCanCamからピックアップ！お風呂でまったりしながらや、夕飯後のリラックスタイムに、ドラマやリアリティショーなどの作品を〝一気見〟する「ビンジウォッチング」はいかがですか？

ビンジウォッチャーにも、これからデビューの方にもオススメしたい、海外ドラマ＆リアリティショー愛があふれすぎている14名が語る、人生を変えた名作、偏愛ジャンル、注目作品 etc.をご紹介します♡ 何を見るか迷ったら、ぜひ参考にしてみてくださいね！

今回オススメ作品を教えてくれるビンジウォッチャーはこの方♡

FIG＆VIPER クリエイティブディレクター・DJ、植野有砂さん

歴こそ短いが、地上波はもう観ていないほど毎日海外ドラマ漬けの濃密なビンジライフを送る。あまりのハマりっぷりに、Netflixからオフィスに招待されたほど！

■ビンジウォッチング歴は？：約4年

■初めて観た作品は？：『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』

■好きなジャンルは？：サスペンス、ヒューマンドラマ

植野有砂さんオススメ『ウォーキング・デッド』はただのゾンビドラマじゃない！

■社会の縮図とも言える世界を描く

最後までちゃんと観た日本のドラマは2作品くらいしかないほど、ドラマ自体に興味がなかった私。そんな人間が、仕事から帰ってきてから毎日翌朝4時まで、本気のビンジウォッチングをする生活になったのは、間違いなく『ウォーキング・デッド』に出合ってしまってから。

アメリカに住んでいる彼の影響で観始めた『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』で海外ドラマの楽しさに目覚め、そこからNetflixオリジナルドラマのファンになり一気に観漁っていたある日、いろんな人からおすすめされたのが『ウォーキング・デッド』でした。

Netflixオリジナル作品じゃないから…と敬遠していたのですが、中でもいちばん海外ドラマオタクの友人から「とりあえず観て！」と猛プッシュされてついに観ることに。はじめはホラーが怖くて観られなかったので、ゾンビを観て「ムリー！」とか言ってたんですけどとにかく内容が面白すぎて、ゾンビのグロさなんてすぐに問題じゃなくなりました。

ホラー系が苦手な人にまず言いたいのが、これはただのゾンビパニックドラマじゃないってこと！ 〝ウォーカー〟と呼ばれるゾンビがあふれかえった世界で、特殊能力を持っているわけでもない今までごく平凡に暮らしていた人々が、生き残るために仲間と協力しながら旅をする。主人公たちは旅の中で出会いや別れを繰り返し、時に絶望しながらも、生きるために前に進んでいくのですが、極限状態でサバイバル生活をしていると、結局いちばん恐ろしいのは〝人間〟なんだってわかるんです。

政治的な問題や戦争が起きたり…まさに〝社会の縮図〟が描かれていて、人間の恐ろしさを感じつつも仲間との絆にも感動させられる魅力たっぷりの作品なので、観る前の私みたいに敬遠しないで一度観てほしいです！ ホラー嫌いだった私も、今ではロサンゼルスのユニバーサルスタジオに『ウォーキング・デッド』のポップアップのお化け屋敷が出ていると聞き、そのためだけに行ってしまうほど（笑）！

あと、作品の魅力を語る上で欠かせない存在なのが、ダリルというシーズン1から出ているメインキャラクターのひとり。好きすぎて、今では彼を観るために『ウォーキング・デッド』を観ていると言っても過言ではないくらい！ 役もめちゃくちゃ格好よくて、最初は一匹狼で自分勝手に見えるけど本当はとても思いやりがあって、観ているうちにじわじわと好きに。ダリルだけ恋愛沙汰がないのもまたいいんですよね〜（笑）。

いちばん好きなシーンは、シーズン9の第5話でダリルが涙を見せるシーン。それがもうセクシーすぎて…8回は巻き戻して観ましたね（笑）。この作品を観ている女のコたちは、みんなきっと彼に恋すること間違いなし！

ダリル役の俳優、ノーマン・リーダス本人の素が出ているYouTubeもかなり観ていて、意外とおちゃらけキャラっていうのもギャップがあって好き♡　日本で、〝ハリコン〟というハリウッドスターの方々が来るイベントが年に数回あり、そこに『ウォーキング・デッド』のキャストも来るんですけど、数年前にノーマンが来たのを知らず会えるチャンスを逃してしまって以来、全然来なくて（泣）。「今年こそ日本に来て！」って願ってます…！