夏の汗のニオイはやっぱり気になる! でも、意外と自分のニオイって自分自身では気づかないことも多いですよね…。
『美的』9月号では、ウォブクリニック中目黒総院長の髙瀬聡子先生が、ニオイのキツい汗の秘密を教えてくれています。果たして、どこの汗に気をつけなくてはならないのでしょうか……。
ニオイがキツい汗は、アポクリン腺という汗腺から分泌され、たんぱく質やミネラル、脂質などを含み、やや粘り気があるのが特徴。
分泌直後は無臭ですが、皮膚の常在菌に分解されることでキツいニオイを発し、このニオイが強いと“ワキガ”に。
ちなみに、アポクリン腺はわきの下や乳首、陰部に集中していて、人間の進化の過程ではフェロモン的役割を果たしていたといわれています。(髙瀬先生)
ワキはシートで拭いて清潔に保てますが、乳首や陰部はいつでも拭けるわけではない場所。でも、できる限り清潔に保つことが重要なんですね。
かいた汗を放っておくと、なんとニオイが強くなるそう! 油断できません。
◆どんな体質の人が“ワキガ”になりやすい?
ワキガの要因はほぼ遺伝といわれていますが、気になる場合は“耳アカ”がひとつの判断基準に。
耳アカが湿っている人は、ワキガ体質の傾向があります。また、シャツが黄ばむのも、汗にたんぱく質など、ニオイの原因物質が多く含まれている証拠。ワキガ体質の可能性が高いといえます。
気になる人は、皮膚科医に相談を。(髙瀬先生)
気をつけなくてはならないのはワキ、乳首、陰部……そしてワキのニオイがキツいのかを判断するには耳アカをチェックすべしという、どれも初耳すぎることばかり。
ニオイって、なかなか自分では気づけないものだったりします。だからこそ、普段から気をつけられることはすべて手を打っておきましょう!(鈴木 梢)
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