カナダ・バンクーバーに関する記事の4回目です。
これまで、バンクーバーの「食」にまつわる箇所を重点的にご紹介してきましたが、今回は視点を少々変えて「自然」に着目したバンクーバーの魅力をお伝えします。
【前回までの記事はコチラ】
★ 【カナダ連載1】バンクーバーの、世界一に選ばれた公園を自転車でめぐる!
★ 【カナダ連載2】バンクーバーのグルメスポットを10軒食べ歩きレポート!
★ 【カナダ連載3】バンクーバーの現地ごはんを楽しめる「フードトラックツアー」レポ!
バンクーバーが位置するカナダ・ブリティッシュコロンビア州は、とても自然に恵まれており、なんと世界の温帯雨林の約25%が存在しているんです。しかも、バンクーバー中心地からさほど離れておらず、ダウンタウンから車でわずか20分ほどで行ける距離に森林散策ができるスポットがあるのもポイント。
今回の目的地は、バンクーバーの北に位置する温帯雨林の森、「キャピラノキャニオン」。今回は特別に、観光スポットとして人気のある「キャピラノサスペンションブリッジ」も同時に案内していただきました。
この橋は、高さ70m・長さ137mにもわたる吊り橋。高所恐怖症の方にはちょっとつらいかもしれませんが、橋の上から見る景観は最高です!
しかも、目玉はこの巨大吊り橋だけではありません。地上30mの木と木に張り巡らされたミニ吊り橋を歩いて森の中を散策できる「ツリー・トップアドベンチャー」や、断崖絶壁に張り出した遊歩道「クリフウォーク」など、趣向を凝らした施設が多数。温帯雨林の森を上から見下ろしながら散策する……という、めったにできないスリル満点の体験ができます。
吊り橋を体験したあとは、キャピラノキャニオンの深い森の中を散策。あたりの風景は、30m以上の大木が茂る温帯雨林の森。
日本であれば、人里からかなり入り込まないと体験できないような深い森です。その中には、軽くハイキングをしたい方も、本格的に山に登りたい方も、どちらも満足できる様々なトレイルコースが広がっています。コースのほとんどは踏み固められて平坦な道になっているので、特別な装備ではなく、スニーカーやハイキングシューズでまったく問題ありません。
森ができる仕組みや、自然の生い立ちをガイドの方に説明してもらいながらトレイルコースを進んでいくと、樹齢数百年から千年を超える巨木が生い茂る中に、生命が尽きた大木が横たわっているのを発見しました。
何百年もこの森で生きたのちに、何かがあって朽ちてしまった木。けれど、朽ちてしまったからといって、それで「おしまい」ではありません。
そこからまた、新しい生命が誕生していきます。
朽ちた木の上に新しい命が芽生え、それが何度も繰り返されながらこの森は長い時間をかけてゆっくりと歴史を積み重ねてきた……。そんな歴史を全身で感じながら森の中を歩いていると、人間がいかに小さく、地球がいかに大きく偉大か、ということを感じずにはいられません。
途中、キャピラノの森の水源である、クリーブランドダムを見上げるスポットに立ち寄った際に、運良くダムからの水しぶきでできた虹を見ることができました。
晴れていたからこそ見ることができた、特別で神秘的な虹。思わず見入ってしまうほど美しいものでした……。
今回訪れたキャピラノキャニオンをはじめ、バンクーバーの市街地付近には、現地の方の憩いの森となっている自然が多数。
これらの森には必ずトイレや駐車場がきちんと整備されており、自然をやみくもに破壊することがありません。さらに、トレイルコースも森本来の姿を損なわないように、環境に優しい配慮をしている箇所を、随所で見ることができました。美しい自然を守り抜くための努力は欠かさない……それもバンクーバーの自然の魅力のひとつなのかもしれません。(取材・写真 丹葉暁弥)
【前回までの記事はコチラ】
★ 【カナダ連載1】バンクーバーの、世界一に選ばれた公園を自転車でめぐる!
★ 【カナダ連載2】バンクーバーのグルメスポットを10軒食べ歩きレポート!
★ 【カナダ連載3】バンクーバーの現地ごはんを楽しめる「フードトラックツアー」レポ!
◆取材・写真 丹葉暁弥
シロクマを撮り続けるカメラマン。シロクマ撮影にカナダへ渡航の際には、必ずバンクーバーに立ち寄るほどのバンクーバー通。
超話題の丹葉さんの写真集『HUG!friends』に関する記事はコチラから
※シロクマを撮り続け15年!話題の本『HUG!friends』カメラマンに裏話を直撃
Rockwood Adventure
Coast Rainforest Adventure
http://www.rockwoodadventures.com/tours/nature/stanley/index.html
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主催:ブリティッシュ・コロンビア州観光局
コーディネータ−:長谷川和人 Tama Coordinations Inc.
バンクーバー情報:http://www.hellobc.jp/vancouver.aspx
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