アパレル店員に声をかけられるのが苦手問題。みんなどう思ってる?
前回の記事では、試着について皆さんの意見を伺いました。試着で失敗した経験のある人が非常にたくさんいたわけですが、それでもどうにも試着をおっくうにさせるのが、店員さんとのコミュニケーション。
アパレル店員さんとのやりとりに苦手意識を持っている人がかなりいるようです。全国20代~30代の女性500名を対象に「店頭でアパレル店員に声をかけられることに抵抗を感じますか?」と聞いてみたところ、リアルな意見が寄せられてきました……。
■アパレル店員から声をかけられるの、苦手?
なんと8割以上の人が「抵抗を感じる」と回答しました。まあ、気持ちはわかります。
その理由としては、
「ゆっくり落ち着いて、自分の気にいるものを選びたい」(26歳・岩手県在住)
「自分でゆっくり選びたいのに『何かお探しですか?』とか声をかけられると選べない」(35歳・福岡県在住)
「店員は似合っていなくてもほめてくるので、断るときに気まずい」(36歳・岩手県在住)
などの声が上がりました。どれも経験があります……。そもそも初対面の人とのコミュニケーションなので、抵抗があるのは仕方ないことですよね。
さらに、試着に抵抗を感じるかどうかを聞いてみたところ、なんと6割以上の人が「抵抗を感じる」(63.0%)と回答しました。試着をしている人は抵抗がないということではなく、抵抗を感じつつもその心理的ハードルを乗り越えて、どうにか店員さんに声をかけて試着室に入るケースも多いようです。
抵抗を感じる理由を聞いてみたところ、こちらもあるあるな回答が。
「面倒くさい」(29歳・高知県在住)
「試着室前に店員がいると買わなきゃいけない感が出るので入りづらい」(26歳・和歌山県在住)
シンプルに「面倒くさい」というのも非常によくわかります。お化粧が服につかないようにガーゼをかぶったりするのも気疲れするし、今自分が思いのほか似合わなかったときのショックに耐えられるコンディションか否か……というのもありますよね。
また、試着している服に合わせた別のアイテムを次々持ってこられたりして、断るに断れずやりとりが長時間に及んだり……。
何かと気を遣う場面の多いアパレル店員さんとのコミュニケーション問題。冷たくあしらうのもまた角が立ちますが、気持ちよく買い物するために必要だと思うときだけ力を借りて、そうでないときにはそっとしておいてもらえるよう、適切な距離感を掴めるといいですね♪(霧崎まい)
情報提供元/株式会社fitom