ゲームセンターに必ずといっていいほどあるプリクラ機。
スマホが普及していつでもどこでも自撮りができるようになったのに、プリクラを撮る女子高生や女子大生はたくさんいますよね。手元のスマホで盛れる自撮りが撮れるのに、それでもあえて“400円”をかけてプリクラを撮るのは一体どうしてなのでしょうか。そこで今回は、株式会社ネオレアが女子高生・女子大生150名に対して行った「プリクラ」に関するアンケート調査の結果をご紹介します♡
お金をかけてプリクラを撮る理由TOP3
1位:記念に残したい!
152人中134人と、90%近くが回答したのが、シンプルに「記念に残したい」。さらに深ぼると、スマホのカメラ機能では日常の何気ない思い出を撮り、イベントや記念日などにプリクラを撮る、という使い分けをしていることがわかりました。撮ろうと思えばいつでも使えるスマホカメラよりも、実際にプリクラ機のある場所まで行く方が特別感を感じられるようです。今はなかなか友達と遊べないけど、遊べるようになったら再会記念で撮る人も多そう!
2位:SNSにアップしたい!
女子高生や女子大生のほとんどが使っているといっても過言でないInstagramには、「#プリクラ」や「#プリント倶楽部」というハッシュタグで投稿された写真がたくさん! なんとなくプリ画像は華やかになるので、SNSにアップするために撮るという意見にも頷けます。
3位:プリクラで盛りたい!
プリクラ機に一歩踏み入れると、雑誌の撮影現場のような照明やプロのカメラマンが使っていそうな高機能のカメラがお出迎え。ちょっと気になる肌荒れや体型も加工してくれて、自分をより可愛くすることができちゃうのがプリクラの強みですよね♡ 絶対に盛れることを考えたら400円は高くない値段となりそうです。
さて、ひと昔前はプリクラを撮ったら「プリクラ交換」「プリクラ帳を作る」なんてことをしていましたが、もはやこれは完全に過去のものになっていると言っても過言ではないよう。今のJK・JDはいったいどんな風にプリクラを活用しているんでしょうか? 早速チェックしていきましょう。
プリクラを撮った後はこれをやる!TOP4
1位:Instagramのストーリーズやフィードにアップ
出来上がった写真をアップするのはもちろん、撮影中や落書き中の写真をアップするのも流行っている模様。特に最近では、スマホを置ける台を設置しているプリクラ機も登場し、プリクラを撮っている風景を動画で撮影してアップする女子たちも増えているようです。
2位:プリクラのデータの共有
友達と撮った時には欠かせないこの作業。プリクラのデータを共有するついでに、今日楽しかったことや次の遊びの約束などについてトーク画面で話すこともできちゃいます。撮った後にも盛り上がれるのもプリクラの醍醐味なのですね。
3位:SNSのアイコンに
LINEやInstagramなど、SNSのアイコンにするという意見が3位にランクインしました。自分と一緒に撮った写真を友達がSNSのアイコンにしてくれたら嬉しいですねよね! 画質もとってもキレイなので、SNSのアイコンにするにはうってつけです。
4位:クリアスマホケースに入れる
「プリクラを撮るのは楽しいけれど、シールをどうしたら良いかわからない…」というお悩みを一瞬で解決してくれるこの方法!プリクラを入れることで、お店には売っていない「世界に一つだけのスマホケース」が簡単に作れちゃうんです♡ やらない手はないと思いませんか??
プリクラには楽しいポイントがこんなにいっぱい♡
プリクラ、カメラアプリでの自撮りそれぞれの「1番楽しいタイミング」を聞いたころ、カメラアプリでは「自撮り画像を見返しているとき」が約7割と圧倒的に多く、他は「自撮りをしている時」が挙げられ、楽しいタイミングがほぼ2回ということが分かりました。
一方プリクラの楽しいタイミングには、「プリクラを撮影している時」が40%で一番多くの票を集めたものの、「撮ったプリクラを見返している時(20%)」、「落書き時間(14%)」、「落書き前の写りの確認(10%)」と、カメラアプリよりもたくさんの楽しいポイントがあることがわかりました。
撮ろうと思ってから30秒あれば撮影が完了してしまうカメラアプリに比べ、【プリクラを撮ろうと誘う→ゲームセンターに行く→プリクラの撮影中→ラクガキ前に撮った写真を見る→ラクガキ中→シールができあがり→シールや携帯でプリクラを見返す→SNSにアップ】という長いプロセスをたどるプリクラは、”より長く楽しめる”という点で女子高生や女子大生に支持を得ているようです。
また、”プリクラを撮る”というイベントを友達や恋人と楽しむことで思い出が新たにでき、お互いの絆を深めるのにも一役買っているのではないでしょうか。
最後に、プリクラにまつわるお話をご紹介。
「プリ帳」はアナログ版インスタグラム!?
今回アンケートを実施したネオレアによると、2000年代初期にはポスカやシールを使って身の回りのものをデコレーションする「デコ」ブームの影響を受けて、プリ帳ブームが起こりました。自分の世界観を詰め込んだプリ帳を友達と見せ合い、欲しい写真と交換するというアナログな形ですが、写真をシェアしたり、拡散したりするコミュニケーションはこの頃からできていたようです。
プリ帳はインターネットがない時代に、”自分の世界観を創る”点や、友達と見せ合い、欲しいプリクラと交換するという点では、若き女子が生み出した“アナログ版インスタグラム”と言えますね。今はそれらがスマホに移行しましたが、プリクラをシェアして拡散するコミュニケーションは今でも続いています。
1度で何度も楽しめ、コミュニケーションツールともなるプリクラ。常に機能は進化し続けていて「今こんな風に加工されるの!?」と、久しぶりに撮ると驚くこと間違いなし。安心してお出かけできる状況がやってきたら、最新のプリクラを体感してみるのもきっと楽しいはずです♡(平田真碧)
情報提供元/ネオレア
★ドン引き!実は男子が「理解できない」と思っている「自撮りの加工」5パターン