「どうして自分がこんなことをしなくちゃいけないんだ」と思ったときに効く言葉【新人のお仕事格言】

つまずいたっていいじゃない、新人だもの|新人のお仕事格言【第2回】

新人のみなさま、こんにちは。

この連載では、フルゆとり世代の新人編集者が、日々仕事でのたうち回る中で心を打たれた格言をお贈りします。

「どうして自分がこんなことをしなくちゃいけないんだ」と思ったときに効く言葉


本当に高いプライドは 人を地道にさせる 目線をあげたまま

出典:『ちはやふる』11巻/末次由紀/講談社

 

これは『ちはやふる』11巻で、強豪・北央学園かるた部の顧問が、元キャプテンの須藤を評した言葉です。ドSでプライドの高い須藤は、名人になるべく読手の研究をして、資格まで取得します。名人になるために読手になるというのは、一見すると遠回りなこと。でも須藤のように確固たる意志を持って上を目指す人は、地道な努力も厭わないのです。(私は『ちはやふる』で一番イケメンなのは須藤さんだと思っています。)

よく「プライドは捨てたほうがいい」と言いますが、捨てるべきなのは見栄やつまらない意地のことだと思うんです。まぁどうせ新人の根拠なき自信や、ちんけなプライドなんて即木っ端微塵にされるんですけど……。

だったら、そのプライドをもっと高みへ押し上げて、どんなに地道でも、やり抜いてやるという意志を持って乗り越えていきましょう!

(時吉 茜)

 

『ちはやふる』1巻
著/末次由紀
出版/講談社
2010年12月13日発売
新書版/176ページ/定価:429円(本体)+税
公式URL:https://be-love.jp/c/chihaya/

 

★頑張ることがしんどいときに、思い出してほしい言葉【新人のお仕事格言】

>CanCam.jpへ戻る