今日も乾杯!家で飲む缶ビールを最高に美味しく飲む、2つの簡単な方法

家で飲む缶ビールを最高に美味しく飲む、2つの簡単な方法


夏。ビールが美味しい季節です。

仕事を終えて家に帰ってきて、ごはんとともに、またはお風呂あがりにグッと飲む1杯のビール……至高の時間ですよね♡

そんな「家で飲むいつもの缶ビール」をもっと美味しくする方法があるならば知りたい……と思いませんか?

缶ビール
(c)Shutterstock.com

そこで「ビールで女の子を幸せにする」という「ビール」にまつわる情報を提供し続けるWEBマガジン「ビール女子」編集部さんに「家で飲むビールを最高に美味しくする方法」についてお話をうかがいました。

Q.家で飲むビールを、もっと楽しむためのコツを教えてください!


注ぎ方やグラスにこだわってみてください。まずは注ぎ方でおすすめなのが「三度注ぎ」です。

【三度注ぎ】

自宅でお店の味に近づける場合は、「三度注ぎ」と呼ばれる、3回に分けて注ぐ方法がおすすめです。

1回め:グラスをテーブルに置いて、なるべく高めから勢いよく注いで泡立たせ、しばらく待ちます。

工程1

2回め:粗い泡が消えたら、ゆっくりその泡を押し上げるように注ぎます。

工程2

3回め:最後にグラスのふちから泡がこんもりと盛り上がるように注ぎます。

 工程3

画像提供:ビール女子

この「三度注ぎ」だと泡が細かく、まろやかでなめらかな味になります。

 

「注ぎ方で味が変わるの?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、これが驚くほど変わるんです!
ビールを提供するお店の中には、注ぎ方を選んで飲み比べられるところがあるので、一度そのようなところに行ってみると良いかもしれません。有名なところでは広島の「ビールスタンド重富」や、中野の「麦酒大学」。他にも銀座の「ピルゼンアレイ」というお店では、注ぎ手の名前がビール名になるほど! 「注ぎ方」、奥が深いですよ。

 

【グラスを選ぶ】

ビールグラス
(c)Shutterstock.com

同じ缶ビールでも「缶から直接飲む」と「グラスに注いで飲む」では味がまったく変わってきます。

空気の入り方、炭酸の立ち方、香りの立ち方、口当たり……。さまざまなことがグラスの形状や厚みで変わってきます。ワイングラスもワインによってどのグラスが良いかが変わるのと同じです。

香りや泡立ち、味わい、そしてビールそのものの色の美しさを五感で感じながら飲むと、いつものビールがまったく違ったものになるので、是非一度その体験をしてみてほしいです。

グラスを使うときはこんなところを意識してみてください。

・グラスはキレイに

まず基本的なことですが、グラスが汚れているとホコリが入ってしまい、泡や炭酸が上手く立たなかったりして味が全然違うので、まずグラスはキレイにしましょう。

・グラスの種類を選ぶ

ビールの種類によっておすすめのグラスは変わってきます。
基本的にはワイングラスのような形の「チューリップグラス」があると、これひとつでわりとどんなビールにも対応できます。家にあるワイングラスにビールを注いで飲んでみても良いですね。 家で友達とお酒を飲むときに、いろんなグラスに同じビールを注いで飲み比べしてみるのも楽しいですよ。

チューリップグラス
(c)Shutterstock.com

他にはすっきりした喉ごしがいいピルスナーがお好きならストレートが良い、IPAやペールエールが好きなら下がうねうねした形のIPAグラスが良い……などがあります。もしお好きなビールの種類がひとつに決まっているのでしたらそのタイプに合ったグラスを買っておくとビールライフがはかどりますよ。
また、グランドキリンというシリーズのビールなど、実は缶におすすめのグラスが書いてあることもあるのでチェックしてみてください。

★詳しくはビール女子の「グラスの選び方」ページもチェック

「きちんと丁寧に注ぐ」「グラスを選ぶ」を心掛けるだけで、いつものビールの味も変わってくるはず。
ちなみにビール女子編集部の皆様は「どうしてもグラスがないときは、プラスチックのカップを探してでもとにかく何かに注ぐ!」というほどのこだわりよう。試してみる価値アリです♡

さて、次回は「ビールが苦手な人向け」のアドバイスやおすすめビール、そして1年で250銘柄のビールを飲むビール女子編集部のおふたりが選ぶ「最も美味しいと思ったビール」をご紹介します。お楽しみに!(後藤香織)

取材協力/ビール女子NTTレゾナント「gooっと一杯」

 

★意外と多い!「ビールを途中で好きになった人」って、いつ美味しく飲めるようになったの?【克服体験談】

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