本能に訴えて♡香りの専門家に聞いた「本当にモテる香り」はコレ

好きな人のニオイが好きなのって、遺伝子レベルで相性が良いと聞いたことがあります。世の中にはニオイフェチな人もいるわけですが、やっぱり良いニオイの方が恋愛でも有利に働くのでしょうか。

 

香水
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そもそも恋愛関係で良しとされるニオイって一体どんな香りなのでしょうか。ということで今回は月刊TENGAより、調香師の山田雅子さんによる「性と匂いの関係性」についてご紹介します♡

 

■専門家に聞く!「性と嗅覚の関係性」


性を楽しむために、香りを上手く活用することは有効なのでしょうか。調香師・山田雅子さんは以下3点のトピックについて語ってくださりました。

1.大脳は直感で判断!匂いに対する「好き」と「嫌い」

視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚から成り立つ人間の五感。中でも「嗅覚」は五感の中でも唯一、知性を司る「大脳新皮質」を経由せず、本能に近い感情を司る「大脳辺縁系」に伝わります。つまり、脳にダイレクトに作用するのです。

匂いを嗅いだ瞬間、「これは○○の匂いだな」と考えるより先に、匂いに対する好き・嫌いを判断します。

好きな人の香り
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2.嗅覚は生きることに直結!「匂い」は相性のバロメーター

感情に作用する嗅覚は、生きることに直結していると言えます。例えば動物は匂いから危険を察知したり、食べ物が安全かを判断したりします。性的な意味だと、匂いは「この人と子孫を作っていいかどうか?」の判断材料になっています。

他人の匂いに安心したり逆に不快に感じたりするように、好みの匂いがする人とは相性が良いのです。「何故この2人がカップル?」と思う組み合わせの人たちをときどき見かけますが、その場合、お互いの匂いの好みが一致していることが多いそうです。

 

3.「お父さんの服と一緒に洗濯しないで」娘からの一撃を気にすることなかれ

だからと言って、自分に似た匂いの人と相性がいいということではありません。思春期に自分の親を臭く感じたことはないですか? 

これには、「近親相姦を防ぐために、生理的に自分の体臭に近い身内の匂いに嫌悪感を抱くようになっている」という説があります。生殖能力がつく思春期に間違いが起きない仕組みになっているのです。ですので、世の中のお父さんたちは、娘さんに臭いと言われてもへこまないでください(笑)。

香水02
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七不思議みたいに疑問に思っていた父親の匂いが無理になってしまう件と、不可解な組み合わせのカップルが存在している件について、ようやく謎が解けました。ニオイってその人によって捉え方や好みが変わってくるので、奥が深い……。

■Perfume選びの参考に!「性に効く?香り」マップ


では、実際に意中の人と恋仲になるために効果的な香りってどんなものなのでしょうか。

調香師・山田さんのお話を基に、TENGA編集部が一般的に”性に効く”とされる香料から、「男性向け、女性向け、セクシー、リラックス」の4分類でマッピンクした結果を見てみましょう!

性に効く香り

【男性向け】さわやかで理性が感じられる匂い。頼もしさがアピールできる。

  • 「ネロリ」:ミカン類からとれる高価な香料。誘惑的な、濃くて強い情熱的で厚みのある香りを放つ。
  • 「ブラックペッパー」:香辛料としての側面が有名だが、スパイシーで強い刺激が男女をその気にさせると言われる。
  • 「パチュチ」:シソ科の植物からとれる、クセのある 静かなイメージの香りで、人によって は好き嫌いがある。
  • 「カシス」:フルーティな甘さと、バラのような魅惑的な香りが特徴。清涼感のある人から好かれやすい香り。
  • 「ビターオレンジ」:深みのある甘さの中にオレンジ独特の苦みがある大人の香り。抑うつ効果があるとされる。

 

【女性向け】甘く、魅惑的な香りで女性らしさがアピールできる。

  • 「イランイラン」:性衝動を引き起こすホルモン「テストステロン」に似た物質が含まれる。粘りのある甘い情熱的な香りは興奮や陶酔を誘う。
  • 「ジャスミン」:エキゾチックでゴージャスな香りで陶酔感や幸福感を得られるとされる。
  • 「シナモン」:スパイシーな香りで、スパイスとして混ぜると、性的なアピールができる。はまる人にはたまらない香り。
  • 「バニラ」:砂糖のように甘い、グルマン系と呼ばれる香りの代表。甘い香りが安心感を与える。
  • 「ミュゲ(すずらん)」:すずらんから取れる。清楚で気品にみちた、ホワイトフローラルの代表格。華やかですっきりとした香り。

 

【セクシー】匂いが強めで、刺激がある。

  • 「サンダルウッド」:日本では白檀(ビャクダン)と呼ばれる香木からとれる。悩ましい芳香に催淫効果があるとされ、セクシーな香りが心を開放し性的欲求が刺激される。
  • 「ゼラニウム」:新鮮なグリーンと甘いフローラルが混ざったような香り。ゲラニオールが含まれており、幸福感と媚薬の効果がある。ヨーロッパでは玄関に厄除けで飾られることも。
  • 「ムスク」:ジャコウジカの香嚢という器官からとれる香り。フェロモン香水とも呼ばれ、官能的な甘い香りがセクシーだと感じる人が多い。※現在は合成香料を使用

 

【リラックス】匂いがそこまで強くなく、落ち着ける。

  • 「ローズ」:バラの香り。幸福感と媚薬の効果がある、ゲラニオールという成分が含まれている。女性ホルモンを調整しアンチエイジングの効果もあるとされる。
  • 「レモン」:フレッシュではじけるような、爽快感のある香りが気分をリフレッシュさせてくれる。
  • 「ラベンダー」:シソ科の植物でハーブの一種。フローラルで清潔感を感じる香りにはリラックス効果があるとされる。

 

なるほど、香りの種類によってアピールしたい自分が表現できるのですね! 香水は憧れている人が使っている物を自分も身につけることで、理想の自分に近づくことができるアイテムですが、今後は好きな人のためにまとう香りを選んでみるのもいいかもしれないです。ぜひ香りのマップからなりたい自分の香りを選んでみてください! (かすみ まりな)

情報提供元:TENGA

 

 

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