就職活動中の女子学生が企業の方から受ける「就職セクハラ」。情報が欲しい大学生につけ込む被害が、ここ最近相次いでいるそうです。自分の身は自分で守ることが最重要。自分は大丈夫…と油断するのは大敵ですよ!
では、どうやったら対策できるでしょうか? 今回は株式会社ディスコのリリースを基に、女性内定者からの就活セクハラアドバイスを紹介します。早速見ていきましょう!
◆これだけは気をつけよう3つの予防策
1.女性として見られているか見極める
「くるみんやえるぼしなどを参考にして、女性に偏見を持っていると予想される企業を受験しない」
「女性であることに誇りを持ち、対等に働く意志を見せる」
「今の質問はどういう意図の質問でしょうか? 少しわかりにくかったので論点を教えてください、と言ってみる勇気を持つこと」
女性だからと差別されていない会社なら、被害も少なそうですよね。”くるみん”は子育て支援に協力的な企業、”えるぼし”は女性が活躍しやすい環境の企業のこと。この認定マークがあると、安心して企業訪問できそう♪ もしセクハラ発言されても、言い返す勇気が大事です。
2.上手い話はありえない
「“人事に口をきいてあげるよ”なんて上手い話しはないし、本当にそうだったらその会社はヤバいと気づくこと」
「おかしいなと思ったら、その場をなるべく早く立ち去ること」
人事の名前を使った甘い誘いに乗せられないで! 一次、二次と面接などを行うのが一般的。どれだけ良い話でも危険を察知したら、一回冷静になりましょう。
3.OB訪問は昼間&カフェで
「OBとは会社のアドレスでやり取りをする、会社近くのカフェなどで会う」
「OB訪問をする時は昼間の時間帯を指定する。複数人数で行く。スカートではなくパンツスタイルで行く」
「OB訪問が夜の場合は怪しいのでやめておいた方がよい」
興味のある業界や会社に実際に働く社会人の方から生の声を聞ける貴重な機会。志望理由を考えたりする上で重要と言われていますよね。時間や場所など、危険だと感じる場合は回避して。もしどうしても夜の場合は、終電30分前にアラームをかけるなど工夫を!
万が一セクハラに遭った際には、大学のキャリアセンターなどにすぐ相談するようにしましょう。こんなことに気を遣うなんて本当は嫌ですが、セクハラを他人事とせず、就職活動中の女性は注意をしてください! (齋藤有紗)
情報提供元/株式会社ディスコ