居酒屋でよく見る「シーザーサラダ」って要するに何?
多くの居酒屋で見かけるサラダメニュー、「シーザーサラダ」。
でも「シーザーサラダ」って本当に多種多様なものがありますよね。お店によってさまざまな野菜が使われていたり、温玉やカリカリベーコンがトッピングされていたり……。
結局のところ「シーザーサラダ」って、どんな条件を満たしていれば「シーザーサラダ」にカウントされるのでしょうか?
本日はそんな「シーザーサラダ」の定義について、野菜ソムリエアワードにて全国優勝経験があり、食の情報を発信し続けるWEBメディア「365マーケット 食オタMAGAZINE」の編集長を務める、食に関して広い知識を持つ「食のオタク」である野菜ソムリエ、藤田久美子さんにうかがいました。
◆「シーザーサラダ」って、どんな材料でどんな味つけ?
「シーザーサラダ」とは、もともとはロメインレタスにシーザードレッシングをかけたサラダです。
この「シーザー」とは、ある料理人の名前。アメリカとの国境に接するメキシコの町にあったレストラン、「シーザーズ・プレイス」の料理人であった「シーザー(チェーザレ)・カルディーニ」さんの名前から付けられています。
アメリカ独立記念日の夜、シーザーさんがありあわせの材料で作ったサラダで、アメリカ・ハリウッドから全世界に広まっていきました。
また「シーザードレッシング」とは、オリーブオイル、レモン汁、にんにく、塩、こしょうをベースに、チーズや温玉などを合わせて作られるドレッシングのこと。
今ではこの「シーザードレッシング」をかけたものはすべて「シーザーサラダ」と呼ばれています。もともとの本格的な味を体験してみたい方は、ほろ苦いロメインレタスを使って作ってみてくださいね。
365マーケット 食オタMAGAZINE編集長 藤田久美子さん
野菜ソムリエ、健康マスターエキスパート、健康経営アドバイザーの資格を持ち、食のオタクが集まり食の情報を発信し続ける「365マーケット 食オタMAGAZINE(https://media.365market.jp/)」の編集長を務める。
第5回野菜ソムリエアワードで6万人の中から優勝した経験を持ち、その知識の広さには定評がある。
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