近頃、メディアでよく目にする「遺伝子検査」。私の周りでも「遺伝子検査を受けた」という人が増加中。親子の血縁関係を調べる遺伝子検査ではなく、自分の体質に関する遺伝子について調べてるんだそう。
「面白そうだけど、遺伝子検査って何のためにするの？」
そんな疑問がわいたので、“遺伝子検査”でネット検索！ 検索で一番上に出てきた遺伝子検査キット「GeneLife ZERO」の発売元であるジェネシスヘルスケア株式会社の広報Yさんにお話を聞いてみました！
Woman Insight編集部（以下、WI） 遺伝子検査を受ける人が多いと聞きますが、ジェネシスヘルスケアさんはどんな感じなんでしょうか？
Yさん（以下、Y） 当社累計は2014年2月時点で約32万件のご依頼がありました。「GeneLife ZERO」のご購入者は約6割が男性で、40～50代の方が多いです。「肌」と「ダイエット」の項目に特化した遺伝子検査シリーズは女性が多いですね。総合的に「自分のことで知れることは何でも知りたい」という好奇心旺盛な方が利用されているようです。
WI 「遺伝子検査」には、どんなメリットがあるんでしょうか。
Y 自分の将来の疾患リスクを知ることができることが大きいですね。「老後に病気になると嫌だから健康的な生活をしよう」と思っても、実際に何か症状が現れないとなかなか予防するモチベーションが上がりません。でも「あなたの遺伝子は○○になる可能性が高い」と具体的に知ることで、疾患のリスクを「自分事」として捉えられるようになるんです。
WI 病気の種類も多いので、具体的な病名がないとなかなかピンと来ないですよね。
Y 遺伝子検査キット「GeneLife ZERO」でピックアップしている調べられる項目は、生活習慣を変えることで予防できるものに絞っています。それぞれの人が持つ遺伝子によって結果が違うので、その人が注力して予防すべきポイントもわかるんです。疾患だけでなく、「肌老化タイプ判定」シリーズでは、その人が加齢と共になりやすい肌トラブルとその対策が、「痩せ型タイプ判定」シリーズでは、その人の太りやすい原因と適したダイエット方法がわかります。
WI すごいですね！ 検査結果というのは一生変わらないんですよね？ だったら若いうちに受けたほうが、あらゆるリスクが早めに抑えられますね。
Y そうなんです。「GeneLife ZERO」は価格のハードルがあるので現在受けられているのは40～50代の方が多いんですが、18歳以上であれば受けられるので、男女問わず早めに受けて欲しいですね。私たちが個人顧客向けに遺伝子検査キットを販売し始めたのも、医療につなげる「遺伝子検査」を広めるための啓蒙活動の意味合いが強いんです。会社は10周年を迎えまして、元々は医療機関からの依頼で遺伝子検査をやっていて、現在もそちらがメインの事業です。
自分の遺伝子がどんな性質で、どんなリスク傾向があるのかを調べられることで、予防につなげてほしいという目的で販売されている「遺伝子検査」キット。私も自分の遺伝子について知りたい！とがぜん興味がアップし、受けてみることにしました！ その結果は次回の記事でご報告します。（安念美和子）
http://genelife.jp/
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