「食べたい、でも、やせたい!」というのは、誰しもきっと思うこと。そんなわがまま、叶えちゃいます!
そのためには、いくつかのコツを覚えることが大事。美容誌『美的』7月号では、アンチエイジングドクターの青木晃先生、コンディショニングトレーナーの星﨑隆行さんが7つのコツを解説してくれています。
「大切なのは“今ダイエットしている”という意識をもつこと。意識が高ければ、自然と腹八分目で食事を終えたり、体に良い食材を選ぶという行動につながります」(青木先生)
具体的にどのような行動が大切なのか、実際に見ていきましょう!
◆食前にキャベツを食べる
食前にキャベツを食べて満腹感を高める方法は、肥満外来でも推奨する食事法! 食物繊維が血糖値の上昇を抑える働きもします。
◆食事中に炭酸水を飲む
炭酸ガスが胃の中で膨らむことで、満腹感を誘発。ミネラルの多い硬水なら、便秘を防いでおなかをすっきりさせる効果もあります。
◆腸の調子を整える
食物繊維を適度にとって、腸の働きを活性。食前に食物繊維をとれば、血糖値の上昇を抑えたり、脂肪の吸収を抑える効果も。
◆ひと口ずつ箸を置く
「ひと口運ぶごとに箸を置き、ゆっくり20~30回かむと、食べ過ぎ予防に。肥満外来でも指導している方法です」(青木先生)
◆添加物フリーの良質なたんぱく質を常備
「防腐剤などが添加された加工食品は、解毒のために自律神経系が酷使され、やせにくくなります」(青木先生)
コンビニなどで食材を調達するときも、たんぱく質なら卵や豆腐など加工度の少ない食材を選びましょう。
◆夜遅い食事は汁ものを
夕食が遅くなる日は、炭水化物を控えて、野菜をたっぷり入れたスープなどを。低カロリーで満腹感が得られます。
◆おなかがすいたら「スルメ」
かむ動作は、満腹中枢を刺激します。「間食でも、スルメやガムなど『かむ』食材を選ぶと少量で空腹感が紛れます。スルメならたんぱく質もとれます」(星崎さん)
これらのコツを押さえて、日々の食生活の習慣を見直しながら上手に取り入れていきましょう。無理に一気にやせるよりも、日々ダイエットをしている意識をもって健康的なスタイルを目指していきたいですね。(鈴木 梢)
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