スマホで女の子をかわいく撮るコツを、現役大学生映画監督・松本花奈さんに聞いた!
誕生日会や新年会などのイベントや旅行先・・・最近、写真と同じくらい、スマホで撮る機会が増えている動画。ただ撮るだけでも楽しいけれど、どうせ撮るならかわいくておしゃれな動画にしたい! そこで今回は『情熱大陸 ハタチの情熱』にも取り上げられた、現役大学生映画監督、松本花奈さんに、スマホで女の子を可愛く撮るコツを聞いてきました!
1.彼氏目線を意識して撮る
動画には”撮られている感”を、あえて出す方法と出さない方法があり、今回はあえて”彼氏のにおい”を出すように撮影。被写体よりもちょっと上の角度から、衣食住を一緒にしているような動画だと、自然な感じに。
「カメラは、縦でも横でもない8の字を描くような手ブレ感を入れて、素人っぽさを出すのがポイント。ただし、中心の軸は変えないように気をつけて! 少し腕を伸ばしてカメラを話したほうが、客観的に画面が見られます」(松本さん)
2.全部見せないのがかわいい
全部見せないほうが、人は妄想を掻き立てられるもの。小道具で顔や身体を隠す方法もありますが、何もないときはカメラワークで、おでこやあご下をちょっと切っちゃうのも手。松本さん曰く「ドアの向こうや机の下からチラっと出てくるのも妖精みたいで楽しい!」
3.子供の頃に慣れ親しんだ物を持つ
ぬいぐるみや絵本・・・子供の頃に慣れ親しんだものを小道具として持つのもおすすめ。誰もが童心に帰れるし、ちょっと非現実的な印象にも。中でも鉄板なのが、パステルカラーの風船、ふわふわ漂うシャボン玉、色トリドリの花の3つ。これらは組み合わせてもかわいくなるそう!
4.”肩チューからのカメラ目線”は最高にドキドキする
「中学生の頃に”かわいいキスの練習シーン”が撮りたくて思いついたアイディア。肩越しでちょっと上の角度から撮ると、華奢に見えるし、カメラをチラッと見たときにも上目使いになってかわいさ倍増”!」(松本さん)。この写真みたいに、カーディガンを落として素肌が見えるようにすると萌え度UP♡
5.レンズをちょっと曇らせて、やわらかな空気感を出す
雰囲気のある動画を撮りたいときには、ワセリンでレンズを曇らせて、霞んだような光にするとニュアンシーな雰囲気に。動画編集アプリにも同じような効果のフィルターがあるけれど、アナログのほうが微妙な調整ができる! 他にも、クリアなCDケースをレンズの前に置いて、チラチラと動かしながら撮ると、涙で滲んだような映像になったり、角度によっては虹っぽいものが現れたり。また、レンズに指紋をつけて、逆光の太陽や夜の照明などの強い光に向かって撮ると、光の線の入り方が縦や横に伸びたり、分裂したりと変化したりします。色々試してみると楽しいかも!
6.エモーショナルな風は、うまく利用すべし!
動画は、風を利用するとよりかわいく! 顔周りの髪の毛が揺れたり、スカートの裾が揺れたりするだけで、甘いニュアンスが生まれます。また、風になびく風船やシャボン玉と遊んでるようなシーンも素敵。風は不規則に動く分、予想できないところがいいんです♡
7. スローモーションを使うとよりファンタスティックに
被写体がゆっくり動いているところを見せたいので、カメラは動かさず定点で撮ることがポイント。今回は、羽が空から落ちてくる感じで撮りたかったので、ローアングルで撮影。「iPhoneのスローモーションは最初と最後の数秒がスローではないので、少し長めに撮っておくといいと思います」と松本さん。
8.スマホならではの角度から撮る
スマホは小回りがきくし、片手でも撮影できるところが魅力! ものすご~く寄ったり、下から撮ったり、狭いところで撮ったり、色々チャレンジしてみると、いつもと違った新鮮な動画が撮れます。ローアングルで撮るときは、ふわっとしたスカートなど手前に顔より大きなものがあると、対比で、より顔が小さく見えるうれしい効果も。
どうですか?どれもすぐマネできそうな簡単なものばかり! 今度動画を撮るときには、このコツをちょっと意識して撮ってみると、みんなが盛り上がるかわいい動画が撮れるはず!