お正月といえば、初詣です。いろいろな思いを胸に、神様へのご挨拶を済ませる方も多いことでしょう。去年の御礼を伝え、そして今年が良い年になるよう祈願するための行事で、欠かせないのが「お賽銭」です。ここで気になるのが、「みんなはいったいどれぐらい入れているの?」という点です。女性たちの意見から、お賽銭の相場についてリサーチしてみましょう。
■5円
「ご縁が有りますようにと5円」(20歳・会社員)
「5円のみ」(25歳・専門職)
「ご縁とかけて5円」(31歳・アルバイト)
女性たちの回答で、もっとも多かった意見が「5円」というもの。「ご縁」にかけた金額として、やはり人気を集めています。真ん中に穴が開いている5円玉は、「将来が見通せ、縁起が良い」とも言われています。金額としては少額ですが、心を込めて、神様に御礼と祈願を伝えてみてくださいね。
■100円
「100円です(笑)」(17歳・学生)
「100円まで」(64歳・無職)
こちらは語呂合わせというよりは、自身のお財布事情に合わせて選ぶ方も多いのかも……!? 使用頻度の高い100円玉は、お財布の中にある可能性も高い硬貨です。「百の縁がありますように」という意味を込め、しっかりお参りすることもできそうですね。
■15円
「15円。十分にご縁があるように」(24歳・会社員)
「15円。じゅうぶんご縁がありますように」(31歳・無職)
意外と多かったのが、「15円」という意見です。「じゅうぶんなご縁がありますように」という語呂合わせですね。10円と5円でシンプルに用意するのも良いですが、「5円」を三枚とこだわってみるのもオススメ。事前に準備しておきましょう!
■その他にも語呂合わせは人気!
「2コ2コな一年に!で2円」(51歳・専業主婦)
「25円。二重にご縁がありますように、の願掛けです」(20歳・学生)
「115円(いいご縁)」(45歳・公務員)
「15円」以外にも、縁起の良い語呂合わせはお賽銭の金額としても人気が高いよう。お賽銭は金額ではなく「気持ちが大事」と言われていますから、自分自身がどう意味づけるかが重要なポイントです。自分なりに、納得できる語呂合わせを考えてみてはいかがでしょうか。
■お財布事情に合わせる方も
「5円、45円など縁起の良い金額、もしくはお財布にある小銭全てを入れます」(25歳・会社員)
「10円~100円です。5円がお財布の中に無いことが多いので」(36歳・会社員)
「その時の小銭の状態で!」(60歳・専業主婦)
「金額の意味」というよりも、自身のお財布の状況に合わせて選択する!という方も多いようです。いざ神社に出かけてみて、「さてお賽銭を……」とお財布をチェックする方も多いのでは? 無い袖は振れませんから、こんな方法も現実的ですよね。
■最低金額と最高金額は?
さて、今回のアンケートで気になるのが、「最低金額」と「最高金額」についてです。「お賽銭は金額ではない!」と言われますが、やはり周囲のお賽銭事情が気になるところです。
もっとも低い金額となったのは、「入れない」(38歳・会社員)という意見です。「行かない」ではなく「入れない」というところに、明確な意思を感じられます。とはいえ周囲の目線もあり、実践するのは、少し勇気が要ることかもしれません。また友人・知人・恋人とお出かけするときには、驚かれてしまう可能性もあります。
一方で、最高金額となったのは「2万円」(16歳・学生)です。「高い方が、願いが聞き入れられやすい」というわけではないようですが、「自分自身の決意の表れ」として、高額のお賽銭を用意する方も少なくありません。
今回は、初詣のお賽銭に関するリサーチ結果をお伝えしました。みんながどの程度入れているのか、興味深く思った方も多いのではないでしょうか。みんなの意見を参考にしながら、「初詣のお賽銭の金額をいくらにしようかな?」なんて、考えてみてくださいね。(あい)