【千葉涼平×KENZO対談(1)】The ShotⅡはフルーツパーラーから始まった!

w-inds.の千葉涼平さんとDA PUMPのKENZOさんがタッグを組んで作り上げたハイレベルなエンターテイメントダンスショーケース『The Shot』の、待望の第2弾『The Shot Ⅱ』が4月17日の埼玉・三郷公演を皮切りに開催されます。
おふたりの活躍は日本だけにとどまりません。KENZOさんは世界のダンス大会で数々の優勝経験を持ち、涼平さんはw-inds.として海外の音楽賞受賞や海外公演を果たすなど、まさに世界レベルの活躍。
そんなおふたりのスペシャルロングインタビューを、これから4回にわたりお届けします!

【千葉涼平×KENZO対談(1)】The ShotⅡはフルーツパーラーから始まった!

Woman Insight編集部(以下、WI) まず『The Shot Ⅱ』の話はいつ頃から出ていたんですか?

千葉涼平さん(以下、涼平) 昨年10月に行った『The Shot』の大阪公演が終わった頃に『The ShotⅡ』をやることは決まっていました。

KENZOさん(以下、KENZO) 年末くらいに、涼平が先日まで出演していた舞台(※PaniCrewの植木豪さんがプロデュースしたダンスショー『WASABEATS』)が始まる前に一回会って話しとくか、ってなって、フルーツパーラーに行きましたね……朝11時くらいから(笑)。

涼平 そう、朝早かったよね! フルーツパーラーで、ふたりでいちごパフェ食べながら打ち合わせして。

 

WI 2013年に行われた『The Shot』とは話のつながりがあるんですか?

涼平 直接つながっているわけではないんですが、ところどころ続いていますね。例えばキャラ設定にちょっと通じる部分があったり。

KENZO 例えば自分なら、去年の『The Shot』では少々アイドルオタク要素もある役だったんですが、今回もそれは継続しています。

 

WI 確かに昨年の公演ではいわゆる「オタ芸」を取り入れたダンスなどありましたよね? あの本気のオタ芸にはかなり衝撃を受けました。

KENZO どこの現場でも真のエンターテイメントを追い求めていきたいので、リアルなものを追求していきたいんです。なので、オタクになるときは本気でオタクになっちゃうよ、と(笑)。YouTubeで様々な映像を見たりして、オタクの研究をしましたね。あと、秋葉原に行きました。

 

WI KENZOさんが秋葉原!?

KENZO 『The Shot』のためだけというわけではなく(笑)! 中国とアメリカの方を秋葉原に連れていく機会があって、そのときに有名なメイド喫茶「めいどりーみん」に行ったんです。いろいろ面白かったですよ。「これはニュータイプのお金を落とす場所だ……!」と。まず、席料でお金がとられるんですよ。

涼平 席料あんの!? すごいね、老舗みたいだね。

KENZO そう。で、飲み物を頼むと、オプション付きみたいな感じで、魔法をかけてくれるんです。で、「萌え萌えビーム!」って……。

 

WI ……KENZOさんもやったんですか?

KENZO まあやりましたよね(笑)! 案内した外国人ふたりは「Amazing!」って言ってました。

 

WI さて話を戻しまして……(笑)。前回と比べて「今回はここが進化した!」というポイントはありますか?

涼平 ダンスが濃いですね。よりダンスダンスしているというか。

KENZO 本気のダンス。もちろん前回も本気でしたが、今回はより詰まっています。俺たちもちゃんとやらないと絶対にいいものが見せられないな、という振り付けがいっぱいあるんですよ。振付師の方のレベルもダンサーのレベルもかなり高いんです。世界中の女性ダンサーの誰もが憧れる、日本トップのダンサー、YOSHIEさんという方が振り付けに入ってくださって。

 

WI おふたりも世界で大活躍していらっしゃいますし、世界レベルの方々が作り上げる舞台ということで、かなりハイレベルなものになりそうですね。

KENZO 本当にレベルは高いです。僕らも前半部分のあるシーンでの、YOSHIEさんの振り付けが来たとき、正直びっくりしましたしね。

涼平 そう、リハ2日目で。俺は見た瞬間……「これ、無理じゃね(笑)?」って、衝撃を受けましたね。今回はリハが2週間しかないんですが、YOSHIEさんの持っている空気感を2週間で出せるのかなと。

 

WI すごく難しい振り付けなんですか?

KENZO 世の中に存在する、アーティストさんが踊るような振りってあるじゃないですか。あれはだいたい頑張ったらできるんですけど、その振りはそうじゃなくて、ダンス10何年やらないと踊れないんじゃないかな、という振り。見ていただけるとわかるかもしれないです。

涼平 そんな感じですね、これまでにその人が培ってきたものが必要というか。「ん? いけるかこれ?」みたいな。ふふふ……。焦った。

KENZO 僕らもダンサーも凍りつきましたね。やべえ、やらないと! って。しかも、もともと僕の師匠さんなので、尚更緊張しました。釘をガンガン刺されて。今回振り付けありがとうございます、って言ったら、「まあ頑張ってね、てかさあ、あんたが一番うまくないとだめなんだからさあ」って言われて……とにかく練習しました(笑)。

 

WI 1日何時間くらい練習していらっしゃるんですか?

涼平 だいたい朝が早いよね。11時とか12時くらいから。

KENZO だいたい1日8〜10時間は踊りっぱなしですね。それでも消化できないくらい。オーバーヒートしてます。

涼平 今日は消化できてない(笑)。今日、新しいの1個あって、ここで新しいの来るかって……(笑)。(※インタビュー日は初日の6日前)

 

WI しかも、今回はおふたりとも振り付けもやっていらっしゃいますよね。

KENZO フィナーレの振り付けをやったんですけど、ド頭から難しい振りがたくさん来るので、若干僕もいじめちゃおって気持ちになって、結構厳しいのを振り付けました(笑)。

涼平 めっちゃむずかったもんKENZOの振り。

KENZO あはははは! 嘘ー! 結構踊ってたじゃん。

涼平 いや、むずかったっすね。音の取り方とか、速くてついていけねえ(笑)みたいな。でも、ハマると気持ちいいんですよ。

KENZO そうそう。流れにハマると気持ちいいよね。あと、その他にもソロがね、ふたり揃って結構あるんです。涼平のソロも、大変なところがあるよね。

涼平 ふふふふ……あそこやばいよね、死ぬんじゃないかな(笑)。

 

WI どんなシーンなんですか?

涼平 ちょっとおもしろシーンというか、無茶振りでいろいろやるシーンがあります。面白いんですが、ちょっと説明が難しいので、これは見ていただきたいですね。

 

WI 今回、涼平さんが振り付けを担当されるのはソロの部分ですか?

涼平 そうです。ソロの振り付けは全部自分でですね。今回は覚える台詞も多いし、息つく間もないというか、練習を終えて家に帰っても舞台のことを考えちゃう。オフになってるのは、たぶん寝ている「一瞬」だけ。何も考えない時間が欲しいくらい考えてる。この舞台にかけてるみんなの気持ちは本当に半端じゃないんです。

 

WI では、今回の舞台に賭ける意気込みを教えてください。

KENZO ダンスの舞台で一番にしたいです。ダンスエンターテインメントとしての舞台というか、見て絶対に後悔させないような舞台にしたいと思います。

涼平 僕は、前回からそうなんですけど、ただダンスのショーをやるんじゃなくて、ダンスで喜怒哀楽を伝えられたらすっごく面白いな、というところからスタートしてるんです。ミュージカルが歌で喜怒哀楽を伝えるように、ダンスでもそれができるんじゃないかなって。あとは、出演しているダンサーに新しい可能性を……って言葉がいいのかはわからないけど。この舞台では「バックダンサー」とか「ダンサー」ってくくりが嫌で、僕たちも含め全員が同じ「キャスト」でありたい。それが僕の中にあって、そういう仲間と新しいことやっていけたら楽しいな、それがお客さんに伝わったらいいなって思うんです。

KENZO ほとんどそういう舞台はないですからね。どちらかというとアーティストが出る割合が多かったり、アンサンブルでダンサーが多かったり。

涼平 そう、アンサンブルっていうのが嫌なんです。今回の黒須さんという演出家の方と最初話したときに、アンサンブルってやりかたはしたくないと話しました。

KENZO 前からずっと言ってるもんね。

涼平 そうなるなら出るのは俺じゃなくていいやって。

KENZO 自分もですけど、涼平はダンスが好きだから、ダンサーをアーティストとして見ているのが強いのかもしれませんね。とにかく今回は半端じゃない作品になっています。面白いしダンスのレベルが高い。見て実感してほしいですね。

 

 

とにかくこの舞台にかけるふたりの想いは「熱い!」の一言に尽きます。どんな舞台に仕上がっているのか楽しみですね。
さて、次回は『The Shot』を通じて自分が進化したと思う点や、今後挑戦してみたいことなど、引き続き裏話をうかがいます。(後藤香織)

次回はコチラ→ 【千葉涼平×KENZO対談(2)】涼平が『クローズ』に出るなら、笑顔の黒幕!?

 

The ShotⅡロゴ

千葉涼平 オフィシャルFacebook http://www.facebook.com/ChibaRyohei
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千葉涼平(w-inds.)とKENZO(DA PUMP)の2人が創り出すパワーアップした新感覚のDance Showcase「The Shot II」

【公演スケジュール】
4月17日(木) 18:00開場/18:30開演 三郷文化会館
4月19日(土) 15:00開場/15:30開演 メルパルク大阪
4月19日(土) 18:00開場/18:30開演 メルパルク大阪
4月28日(月) 18:00開場/18:30開演 新宿文化センター
4月29日(火・祝) 15:00開場/15:30開演 新宿文化センター
4月29日(火・祝) 18:00開場/18:30開演 新宿文化センター

『The Shot』チケット情報はコチラ
http://www.w-inds.tv/information/event/20140410.php

 

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