「夫婦の危機」が訪れたとき、どうする?経験者のリアル解決方法TOP5
夫婦、とは言っても元は他人同士。生活を一緒にしていれば、喧嘩することだってありますよね。もしも喧嘩が大きくなって夫婦生活存続の危機になってしまったらどうすれば良いのでしょうか。
そもそも夫婦の危機を経験したことがある人たちってどれくらいいるのでしょうか?
ということで今回は、婚活支援サービス パートナーエージェント調べの「夫婦に関する調査結果」を見ていきましょう。
「夫婦の危機を経験したことがある」のは50.2%!きっかけは?
日常的な喧嘩ではなく、まさに「夫婦の危機」といえるような経験をした人は、一体どのくらいいるのでしょうか。まずは経験有無について聞いてみました。
「夫婦の危機を乗り越えたことがある」(35.4%)、「今まさに夫婦の危機を迎えている」(10.8%)、「夫婦の危機を乗り越えられなかった」(4.0%)という回答が集まり、50.2%が夫婦の危機を経験したことがあることが分かりました!
ちなみにきっかけは、「けんかをこじらせた」が最も多く45.8%でした。
「けんかをこじらせた」の他には「家事負担、家事への不満から」(29.8%)、「金銭の問題」(28.9%)、「子育ての問題」(24.7%)などに回答が多く集まりました。このことから普段の夫婦生活の中に危機のきっかけが潜んでいることが分かります。そう考えると、どの夫婦にも危機が訪れそうで怖いですよね……。
夫婦の危機を乗り越えるには「話し合い」が一番!?
夫婦の危機を乗り越えるための秘策はあるのでしょうか。どうやって危機を乗り越えたのか伺ってみると……。
1位 お互いが納得いくまで話し合いをした 42.1%
2位 ふたりで協力して問題を解決した 33.9%
3位 自分が相手を許してあげた 28.9%
4位 夫婦間のルールをきちんと決めた 27.5%
5位 相手が自分を許してくれた 23.6%
「お互いが納得いくまで話し合いをした」が最も多く、42.1%でした。やはり、きちんと話し合うことが一番の解決策のようです。
夫婦の危機が訪れたときのエピソード紹介
ただの夫婦げんかと言ってしまえば簡単に聞こえますが、危機を乗り越えるにはお互いの努力が必要ですよね。旦那さん・奥さんのそれぞれのエピソードを教えてもらったのでご紹介していきます! まずは旦那さんから。
【男性】
・頭を冷やすことが大事、かっとなった勢いでのけんかが多いから(28歳・男性)
・家庭内でのルールを明確にするようにした(35歳・男性)
・相手を敬うようにしたら、喧嘩をしなくなった(39歳・男性)
・言いたいことや、思ってることをその場できちんと伝えるようにした(40歳・男性)
・家族と妻が性格が合わず、よく喧嘩していました。しかし、時間が経つにつれて互いに理解し合い、今は良い関係です(40歳・男性)
・収入が減って生活が苦しい時に些細なことで争いになった。争っても解決するわけでもなく、そこは改善すべきところは改善しようと話し合った(57歳・男性)
言い合うのは良くない!と考え、落ち着いて話し合う人や、喧嘩の原因になったことについてルールを設けて解決した人などがいるようです。では奥さん側のエピソードも見てみましょう。
【女性】
・けんかになった時は、夫から「今日話し合おう」などと言ってくれることが多い。話し合う場をちゃんとつくると、お互いが言いたいことを正直に言うことができて解決する(28歳・女性)
・第三者を間に入れて間接的に状況を見てもらった(29歳・女性)
・夜9時から深夜の3時まで6時間ずっと話し合いをしたことが一番印象に残っています。お互い面倒くさがらずに、ひとつずつ問題を解決したからこそ今があると思っています(36歳・女性)
・所詮相手は他人。「いつまでたっても理解は難しい、価値観はそれぞれ」ということを思い出すようにしている(36歳・女性)
・新婚の時はけんかも沢山したけれど、結婚して26年、今はもう身内だし、けんかもしなくなった。これからは老後を仲良く笑いながら暮らしていきたい(48歳・女性)
やはり夫婦の危機には話し合いが大事なもよう。また、結婚して何年も経つことで、喧嘩することもなくなった夫婦もいるようです。相手を理解したのか諦めたのかは不明ですが、夫婦の仲についても時間が解決してくれるのかも?
さて、夫婦の危機に発展した夫婦喧嘩のきっかけからエピソードまでを学んできましたが、いかがだったでしょうか。夫婦の危機のきっかけを見てみると、ときには喧嘩になってしまうのも仕方のないことかも……と思いました。
だからこそ、喧嘩をしないことより、喧嘩をしてもお互いよく話し合って、相手をより理解すること、お互いに歩み寄ることが大切なのかもしれないですよね!
これはカップルにも当てはまるかも。喧嘩してしまうカップルは、彼氏をより理解することが求められているのかもしれないですね……。(かすみ まりな)
情報提供元:婚活支援サービス パートナーエージェント