夜しっかり乾かしたのに、頑固な寝癖のせいで朝の髪がうまくきまらない! なんて、ありがちな話。でもそれって、ブローの仕方に問題アリかも?
『Precious』4月号では、忙しい朝でもポイントをマスターすればたった5分でできちゃう、ふんわりブローテクニックを6ステップでご紹介。何気なくしているブローの方法をきちんと正すだけで、見違える仕上がりになるんです!
【1】ぱっくりと割れる分け目を伸ばしてリセット
朝起きたときに分け目が割れて気になるときは、割れる部分の髪の根元をよく濡らして人さし指と中指で挟み、斜め前に伸ばしながら乾かしましょう。前髪の分け目、つむじ、襟足の“生えグセ”のある3点は、夜の洗髪後にしっかりと乾かしておくことも重要です!
【2】サイドの髪は後ろに流しながら乾かしてボリューム出し
サイドの髪はもともと斜め前に向かって生えているので、逆方向に流すことで適度なボリュームを出すことができます。髪は斜め後ろに指で引っ張りながら風をあててそのままスーッと指を抜くと、自然なふんわり感が出るんです。
【3】サイドの毛先はボリュームを抑えまとまりをつくる
サイドの上部はボリュームを出しつつ、サイドの下部の毛先はボリュームを抑えめにしてメリハリをつけると、バランスのいいスタイルに。毛先は指で内側に引っ張り、後ろから風を入れるとスッとまとまりやすくなります!
【4】前髪はロールブラシを使って、ふわっとした流れを
分け目をまたぐように前髪をとり、毛先からロールブラシに巻き込んで上からドライヤーを使いましょう。ブラシを抜くときは、スーッと正面に下ろしてきて毛先だけ流したい方向に抜くと、自然な毛流れができます。
【5】頭頂部はつむじより前から、後ろに向かってブロー
特にふんわりと自然なボリュームを出したい頭頂部は、つむじより前の髪を後ろに流すようにブロー。毛先からロールブラシをしっかり巻き込んで、左右に振りながら根元にドライヤーをあて、スッと抜きます。
【6】顔周りの毛は下に向かってまとまるように
サイドの内側の顔周りの毛はボリュームを出すのではなく、内側にスッとまとまりを出す程度にしましょう。ロールブラシで中間から毛先を下に向かってとかしながら、髪に対して上から45度くらいのところからドライヤーをあてると、キューティクルが整ってまとまりやすく!
私自身、夜のケアをしっかりしているのにも関わらず朝ついてしまう若干のクセに悩まされてきました……若干のクセが、なかなか治らないものです。でも今回の6ステップをしっかり試してみて、朝の髪にイライラしない日々を過ごしたいと思います! 皆さんもぜひ、お試しくださいね。(鈴木 梢)
モデル/松本美保(Woman Insight)
(『Precious』2014年4月号)
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