【なんで？いい感じだったのに突然音信不通になる人の真意は？】
気になる相手と次第に親しくなり、気持ちが盛り上がってきた矢先に、突然LINEで長期間既読スルーされたり、デートの予定が途絶えたりして進展がなくなってしまった……といったこと、経験ありませんか？
「何があったの？」「私何かした？」と困惑してしまいますよね。そこで今回は、「いい感じだったのに突然音信不通になる人の真意」についてご紹介いたします。
■あなたのことを脈ナシと判断した可能性が
人間は言葉以外のコミュニケーションに重きを置くとされています。それを心理学においてはノンバーバル・コミュニケーションと言います。あなたの話す言葉自体が相手に好意的であっても、態度やしぐさに否定的なサインを読み取ってしまい、脈ナシと判断されてしまった可能性があります。そのため、これまで良好な関係だったとしても、傷つくのを恐れて音信不通になってしまったのかも。
■あなたの好意を引き出そうと駆け引きをしている
あえて連絡をせずに駆け引きをしてあなたの興味関心を惹こうとしている可能性もあります。心理学においては、すぐに手に入るものよりも手に入りにくいものの方が希少性が高く、価値が高いと感じる傾向があるとされます。そのため、「手に入りにくい」と思わせるために急に冷たいそぶりをしているのかも。
■もっと魅力的な他の異性に興味が移ってしまった
これは惚れっぽい人に特に当てはまるかもしれません。人間には狩猟本能があるため、1人を追うよりも、複数の相手を追いかけて常にドキドキしたいという心理があるのです。そのため、あなたと親しくしているのに、突然音信不通になったとしたら、他の異性に興味の対象が移ってしまったのかも。惚れっぽい相手は、急に好きな相手がコロコロ変わるので、理解できない行動に走る場合もあるのです。
■追うのが恥ずかしくなってフェードアウトした
これはなかなか難しい心理だと言えます。プライドが高い人によく見られる傾向ですが、相手と親しくなると、心理的なパワーバランスを考えてしまい、自分が追っている側だと感じることで急に冷める場合もあります。これは恥の心理と密接で、本来なら相手から追われたい人がいつのまにか恋に落ちて、自分が追う側になっていると自覚すると、その状況が嫌になってフェードアウトしてしまうのです。このケースだけ例外的に、あなたが追う側に回る必要があると言えます。
親しくしていた異性が突然音信不通になると、残された側は自分を否定されたかのようなショックと同時に、相手のことを追いたい恋心が加熱する場合があります。でも、そういう時こそ冷静になって状況を考えなければなりません。そこで感情のままにぶつかっていっても相手からの連絡は期待できません。焦らず相手の出方を伺うのがベターです。（脇田尚揮）
認定心理士。Ameba公式No.1占い師として雑誌やTVなどに取り上げられ、現在テレビ東京「なないろ日和」にてレギュラーコーナー担当。また、自身が監修したアプリ 「マル見え心理テスト」はTBS 「王様のブランチ」 などでも紹介され、120万DL。著書『生まれた日はすべてを知っている。』(河出 書房新社)。
