「お父さんのこと、好きですか?」父の日に考える、女性たち100人の本音。

◆「お父さんのこと、好きですか?」父の日に考える女性たち100人の本音


6月の第3日曜、2018年6月17日は、父の日です。
連絡を取ったり、何かプレゼントを贈ったり、一緒に食事に行ったり……良好な関係を築いている人は何かしらする人が多そうですが、実際のところ、皆さん、そもそも、お父さんのこと、好きですか?
18~39歳の女性100名に調査してみました。

お父さん
(c)Shutterstock.com

 

Q.お父さんのこと、好きですか?


お父さんのこと、好きですか?

好きです! 37%
どちらかと言えば好き 27%
どちらとも言えない 18%
どちらかと言えば苦手 18%

胸を張って「好き!」な方は案外少なく、「どちらかと言えば……」な方、どちらとも言えない方、そして……と、お父さんに関してはなかなか複雑な感情を持っている女性たちが多いようです。
思春期の頃は反発したり、どうしても好きになれない時期があったり、そもそもあまり家にいなかったり……と、最も身近な異性である「父親」に、娘たちはさまざまなことを思っています。
それぞれの理由を見てみましょう。

 

◆「お父さんのことが好き」な方の意見


【優しいから好き】

「優しい」(回答多数)
「優しいし、少年心があってかわいい」(21歳・学生)
「優しくて娘思い。頑張ってくれている」(22歳・学生)
「穏やかで親しみやすい性格で、仕事をいつも頑張っているから」(21歳・学生)
「優しい、面白い、頭がいい、ノリがいい」(21歳・専業主婦)

【尊敬できる存在】

「尊敬できるので」(30歳・会社員)
「仕事に真剣で、人間としての目標になる人なので」(27歳・公務員)
「尊敬できるし愛すべきキャラクターだから」(34歳・女性)

【私のことを大切にしてくれる】

「ひとりっこのせいか、私のことをいちばんに考えてくれるから」(21歳・学生)
「いつもすごく気にかけてくれている」(32歳・アルバイト)
「私のことを考えてアドバイスしてくれるから」(28歳・専業主婦)
「大事に育ててくれたので」(26歳・会社員)
「今まで大事に大事に育ててもらったことに感謝してるから」(34歳・会社員)

【理由は特にないけど普通に好き】

「小さい頃からパパっ子だったから」(30歳・会社員)
「小さい頃から家族の仲がいいので、嫌いと思ったことがないです」(28歳・会社員)
「理由は特にないけど、自分の大切な親だから」(35歳・契約社員)

最も多かったのは「優しい」。娘のことを大切に思って優しくしてくれて、仕事人として尊敬できる……そんなお父さんだったらやっぱり好きでいられますよね。

 

◆「お父さんのことは、どちらかと言えば好き」な方の意見


【プラスな理由】

「優しいし面白い」(25歳・会社員)
「昔から何も言わないけど、何も言わない優しさを持っている人だから。どんなに帰りが遅くても、何をしていてもいつも通り。そして母に、娘をあまり追いつめるなと言ってくれていたから」(32歳・専業主婦)
「仕事を頑張ってくれる」(30歳・アルバイト)

【一部気になる点はあるけど、いいとこもある】

「しっかり働いてくれて感謝しています。ただ、うるさい」(22歳・会社員)
「過保護すぎるけど、常に大事にしてくれているのが伝わるから」(25歳・会社員)
「ちょっとガンコ親父だけど、ちゃんと面倒見てくれるから」(18歳・その他)
「怖いけど尊敬している」(39歳・会社員)
「自分が正しいと思っている性格だから衝突しやすいけど、いざとなると頼れる」(23歳・会社員)

【正直昔はイヤだったけど、今は好き】

「子どもの頃は嫌っていたけれど、今はとても感謝しています」(38歳・アルバイト)
「子どもの頃はそうでもなかったけれど、今親の立場になってみて、尊敬している」(32歳・アルバイト)

この「どちらかと言えば好き」チームで象徴的だったのが、「ちょっとイヤな点もあるけど」や「正直昔はそうでもなかったけど」という、ストレートに「好き」な理由より、少々引っかかりがある人が多いこと。実際、このような方も多いのではないでしょうか。
いろいろ思うところはあるけど、でもなんだかんだ好き。今は苦手……という方も、いつかこのくらいのいい距離感にまで持っていけると良いのですが……。

そして最後は「どちらかと言えば苦手」派の意見。

◆「お父さんはどちらかと言えば苦手」な方に意見を聞いてみたら……


「気分屋で理不尽なので」(19歳・学生)
「厳しくされていたので、なんでも話せるような仲ではない」(28歳・アルバイト)
「昔の男という感じで、頑固で無口」(37歳・アルバイト)
「あまり話さない人だから」(36歳・専業主婦)
「家庭的な要素をひとつも持たない人なので、父親という認識がそこまで持てていません。あくまで保護者のような立場の人でしかない」(30歳・会社員)
「仕事人間であまり相手をしてくれないので」(27歳・アルバイト)

 

こちらは「好き」派に多かった優しさとは逆の「厳しさ」や「無口・話さない」という理由が多く挙がりました。血がつながっていて、同じ家に暮らしていたとしても、やっぱりあまり話す機会がなければ、どうしても仲が深まることは難しい……。
ときには厳しさも必要ではありますが、必要以上の厳しさは、親子仲をぎくしゃくさせることにどうしても繋がってしまいます。いつか、いい関係へと改善することがあればいいのですが……。

 

「生まれてから今まで、お父さんのことをずっと好き」という人はおそらく正直そこまでいないのではないかと思います。前述したように、思春期になんとなく反発したり、近寄りたくなくなったり……また、優しいだけではなかなか子育てはうまくいかないものでしょうし、時に心を鬼にして厳しく育ててくれたこともあるでしょう。近すぎる関係で、子どもの頃は離れるのもなかなか難しい「親子」という特殊な人間関係は、紆余曲折があって当たり前。どうしても人間的に合わないということもあるかと思いますが、ただ、一度厳しくされたときの怯えた気持ちや勘違いで、「なんとなく苦手」という方は、もしかしたら大人になった今なら、また違う関係性を築いていけるかもしれません。

さて、あなたは、お父さんのこと……好きですか?(後藤香織)

 

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