父の日目前！ 今年は2018年6月17日（日）が父の日です。みなさんお父さんに何かプレゼントをするなど、何か計画を考えていますか？
そこで今回は株式会社マクロミルが全国の20～69歳の男女1,034名を対象に聞いた「父の日」に関する意識調査の結果をお伝えします。父の日に何しようか迷ってる方はぜひチェックして下さい。
◆母の日調査と比較、父の日に何もしないつもりの人は〇割も…
Q.今年の父の日に何をしたいですか？
プレゼントを贈りたい 46.7%
感謝の言葉を伝えたい 19.4%
食事会をしたい 16.3%
意識して一緒に過ごす時間を増やしたい 7.1%
意識して会話を増やしたい 6.7%
電話・テレビ電話をして話をしたい 5.4%
メール・メッセージアプリなどを使って連絡を取りたい 3.1%
何もするつもりはない 30.0%
「今年の父の日に、父親（義父を含む）にしたいこと」を尋ねたところ、最も多かったのは「プレゼントを贈りたい」で47％でした。次いで「感謝の言葉を伝えたい」20％、「食事会をしたい」16％でした。約半数の方がプレゼントを考えていることが分かります。一方で、「何もするつもりはない」人も30％いる結果となりました。
なお、”母の日に母親に対して何をしたいか”同様の質問を行った『母の日に関する調査（2018年）』と比較すると、少々悲しい結果が出てしまいました……。
「母の日にしたいこと」と「父の日にしたいこと」を比較してみると……
【プレゼントを贈りたい】
母親に対して 62.0%
父親に対して 46.7%
【感謝の言葉を伝えたい】
母親に対して 25.2%
父親に対して 19.4%
【食事会をしたい】
母親に対して 19.8%
父親に対して 16.3%
【何もするつもりはない】
母親に対して 20.5%
父親に対して 30.0%
やりたいことの上位3位は同じ項目だったものの、何かをしたいと考えている人のスコアは、母親に対してよりも父親に対しての方が総じて低い結果となりました。1位の「プレゼントを贈りたい」についてのスコア差は15ポイントでした。これはお父さんからしたら悲しい結果となってしまいました……。言い訳になってしまいそうですが、お父さんへのプレゼントってなかなかいいものが思いつかないような気もします。
逆に「何もするつもりはない」は、父親に対しては30％だったのに対し、母親に対しては21%と、父親に対する方が9ポイント高い結果となっています。
「父の日」は「母の日」に比べ、忘れられがち・影が薄い、と言えそうです。とはいえどもプレゼントを贈ろうと考えている人は半数近くいます。プレゼントを贈ろうと考えている人は一体何をプレゼントするつもりなのでしょう。
◆父の日に贈りたいプレゼント1位は…
Q.今年の父の日に何をプレゼントしたいですか？
お酒 35.5%
服・服飾品 26.2%
お菓子・スイーツ 19.9%
健康グッズ・ダイエットグッズ 8.0%
花 7.3%
バッグ・財布 7.3%
旅行券 7.0%
父の日にプレゼントを贈りたいと回答した301名にプレゼントの内容を尋ねると、最多は「お酒」で36％という結果に。確かにお酒好きのお父さんなら、服や服飾品をあげるよりもお酒をあげた方が喜びそうですよね。ちょっと高いお酒を一緒に飲んだりしたらいい思い出になりそう。次いで2位が「服・服飾品」26％、3位が「お菓子・スイーツ」20％という結果でした。なお、「母の日」で人気だった「花」は5位で7.3％という結果になりました。
母の日にはカーネーションに代表されるように、「花」を贈るのが定番化していますが、父の日については比較的票が割れ、定番だと言える贈り物は確立していないのかもしれません。そんな中でも、「お酒」の人気が高いのが特徴的でした。
また父の日にかける予算はみなさんどの程度なのでしょうか。
◆父の日の予算平均は…
Q.父の日のにどのくらいのお金をかけたいですか？
お金はかけたくない 9.3%
〜1,000円未満 4.2%
〜3,000円未満 19.3%
〜5,000円未満 30.2%
〜7,000円未満 9.1%
〜10,000円未満 16.2%
〜30,000円未満 10.9%
〜30,000円以上 0.9%
今年の父の日に、父親に何かをしようと考えている451名に、父の日にかける予算を尋ねました。その結果、平均予算は6,173円でした。なお、母の日の平均予算は6,242円であり、金額に大差はない結果となりました。
また、予算を1,000円～3,000円未満で考えている方は19%、3,000円～5,000円未満で考えている方は30%で、合計して50％にのぼります。父の日予算のボリュームゾーンは「1,000円～5,000円未満」であることがわかります。これも母の日と同じ結果になりました。
子ども側の意見はわかってきました。では父親本人の父の日への意識はどのようなものなのでしょうか。
◆父親たちは、あきらめモード…！？父の日に「何もしてほしいと思わない」が約〇割
Q.父の日に子どもにしてもらいたいことはなんですか？
感謝の言葉を伝えてほしい 23.2%
プレゼントを贈ってもらいたい 15.6%
普段より一緒に過ごしたい 11.4%
普段よりもたくさん会話をしたい 9.5%
食事会を開いてほしい 5.3%
特に何もしてほしいと思わない 48.7%
子どもがいる男性263名に、「あなたは、父の日に子どもに何をしてもらいたいですか？」と尋ねたところ、最も多かったのが「特に何もしてほしいと思わない」が49％で圧倒的でした。これは、母親の29％と比較し、20ポイントも高い結果となりました。特別なことを求めないお父さんが多いようです。
してもらいたいこととしては「感謝の言葉を伝えてほしい」が23％、「プレゼントを贈ってもらいたい」16％と続きますが、総じて母親が、「母の日に子どもにしてもらいたい」と回答したスコアよりも低い結果となりました。お母さんよりも何も求めないお父さんが多いということがわかりました。
「父の日」は、子ども側も母の日に比べ何かをやりたいと考える人の割合が少なかったり、父親側の期待も低かったりと、「母の日」よりも影が薄い・忘れられがち、な傾向にあると言えそうです。
とはいっても父の日に何かされたら嬉しくなってしまうもの。
Q.父の日に子どもが何かをしてくれたら嬉しいですか？
非常に嬉しい 21.3%
嬉しい 49.0%
どちらともいえない 25.1%
あまり嬉しくない 1.1%
全く嬉しくない 3.4%
一方で、「今年の父の日に、子どもが何かをしてくれたら嬉しいですか？」と尋ねると、「非常に嬉しい」「嬉しい」が合わせて70%にのぼりました。期待はせずとも、何かをしてくれれば嬉しいと感じるのは父親も母親も同じ。些細なことでも喜んでくれるものです。父親がいる方は改めて今年の「父の日」をどうするか、考えてみてもいいかもしれません。
最後にこれまでの人生で思い出に残っている「父の日にまつわるエピソード」を自由回答で皆さんに尋ねてみました。
◆父の日にまつわる思い出、教えてください！
・父はお酒が好きなので、晩酌の時に使うタンブラーを贈った。数年前の話だが、父は今もそれを使い続けている。（34歳、男性）
・お酒が飲めないため虎屋の羊羹を贈ったらすごく喜んでくれて驚いた。（61歳、男性）
・小学生の頃、父の日に弟と一緒にＴシャツを買ってプレゼントしました。そんなに高価な物ではないけどすごく喜んでくれて沢山着てくれた。10年以上経ち、そのＴシャツは首回りや裾はヨレヨレ。穴も開いてるし色も褪せてるが、今は部屋着として着ている。夏に実家に帰るとそのＴシャツを着た父がいて、あぁまだ着てくれてるんやなぁと嬉しくなります。（25歳、女性）
・父の日に何をあげて良いのか分からず悩んだ結果、いつもハンカチとタオルハンカチのセットをあげていました。ある時すっかり忘れていて、渡さない時があり、まぁ毎年同じような物だから忘れちゃったけどいっか。と思っていたら、父の日にもらうハンカチを毎年楽しみにしていたのになぁーっと言っているのを聞いてしまい、後悔した時がありました。父は毎年あげるハンカチの事を嬉しそうに同僚に話していたそうです。（36歳、女性）
・生前の父はお酒が大好きだった。父の日には、毎年父の喜びそうなお酒を選んでプレゼントしていた。少し高価なお酒を贈ると、もったいないと飲まずに飾っていた。父が亡くなって数年、母親がキッチンの棚を整理していると、私が最後に贈った少し高価な焼酎の瓶が、封を切らずにしまってあったそうだ。（55歳、女性）
父の日に贈られたプレゼントを、長い間大切に持っている父親たちが多いようです。照れくささからか、なかなか直接子どもには嬉しい気持ちを見せることがない父親も多そうですが、実際には喜んでいる様子が伝わってきます。子どもの時にあげたものを大人になってからも大切に保管している姿は父親の優しさを感じますね。古くなってしまっても大切にしてくれていたりしたら、「本当にあげてよかったな」と思いそうですね。
母の日よりも影が薄い・忘れられがちな父の日ですが、ちょっとしたことでもいいので何かしてみてはどうでしょうか？ 恥ずかしいかもしれませんが、感謝の気持ちを伝えたり、プレゼントを贈ってみたらどうでしょうか。期待はしてないとしても、お父さんはきっと喜んでくれます。みなさんが素敵な父の日を過ごせますように……！ （ほんじょうみゆき）
情報提供元：株式会社マクロミル
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