■今どきママの理想の子ども像は「肉食VS草食」「文化系VS体育会系」どっち？
今回のテーマは、ママの理想の子ども像。自分の子どもに「こう育ってほしい」「こんなことできてほしい！」「これだけはやってほしくない」など妄想は尽きませんよね。今どきのママは子どもにどのように成長してほしいと思っているのでしょうか。
日本最大級のママ向け総合情報サイト「ママスタジアム」が、子育て中の女性477名に調査した結果を見ていきましょう♪
■どんなタイプに育ってほしい？
まずは、どんなタイプに育ってほしいのか、男女のお子さん別に結果をチェックしてみましょう。
＜男の子ママ＞
1位 「明るく元気なみんなの人気者」(56.3%）
2位 「継続力のある努力家／勤勉家」(54.3%)
3位 「話し上手聞き上手なコミュニケーション上手」（53.0%）
＜女の子ママ＞
1位 「話し上手聞き上手なコミュニケーション上手」（62.2%）
2位 「明るく元気なみんなの人気者」（54.3%）
3位 「継続力のある努力家／勤勉家」・「思い立ったら動ける行動派」（48.7%）
気になるのは、男女ともに上位に挙がっている「コミュニケーション上手」。何かとコミュニケーション能力が求められる場や職業が増えているからこそ、自分で自分の意見や感情を伝えられる能力を持ち合わせてもらいたいと思っているママが多くなってきているのかもしれないですね。これは世相をあらわしているのかも？
また、男女に差がついたのは、「人とのつながりを大切にし面倒見のいい兄貴タイプ」「創造力豊かなアイディアマン」「統率力のあるリーダー」のタイプでした。男の子ママのほうが高いのが特徴的ですね。
■「理系VS文系」、どっちに進んで欲しい？
まずはスキルの比較。理系と文系、どっちに進んで欲しいのか今どきママに聞いてみると……？
＜男の子ママ＞
理系 70％
文系 30％
＜女の子ママ＞
理系 47.8％
文系 52.2％
男の子は「英語の話せるリケダン（理系男子）」、女の子は「英語の話せるどちらかというと文系女子」になってほしいママが多くいることが分かりました。
ちなみに、「英語VS中国語」で聞いてみると、男の子女の子ともに「英語」が圧勝しました。
■「文化系VS体育会系」、「肉食VS草食」どっちになってほしい？
続いて、「文化系VS体育会系」と「肉食VS草食」、それぞれどちらが人気でしょうか……？
＜男の子ママ＞
文化系 23.1％
体育会系 76.9％
肉食 72.9％
草食 27.1％
＜女の子ママ＞
文化系 43.0％
体育会系 57.0％
肉食 57.4％
草食 42.6％
「文化系VS体育会系」では、男の子女の子ともに「体育会系」派が優勢でした。ただ、男の子は約77%なのに対し、女の子は57％という結果に。女の子は「文化系」のほうがいいと考えるママも多くいるようです。
「肉食系VS草食系」でも男の子女の子ともに「肉食系」派が優勢でした！
ですが、男の子は約73%なのに対し、女の子は約57％でして、女の子は「草食系」のほうがいいママも多くいます。女の子のママは自分の娘のタイプに固執している人が少ないのかもしれませんね。
■約4割のママは、「子どもの思い通りでよい」と回答！
最後に、自分の子どもに自分の理想をどの程度実現させたいと思うか、についてみてみましょう。
＜ママは自分の理想をどの程度お子さんに実行させたい？＞
100％実行 1.7％
75％実行 14.3％
50％実行 32.7％
25％実行 11.9％
子どもの思い通りで良い 39.4％
約4割のママが「子どもの思い通りでよい」と回答。続いて「50%」と回答したママが約3割という結果でした。つまり、8割以上のママは半分以下で充分と思っているようです！ 逆に100％自分の思い通りになってほしいママは1.7%とかなり少数でした。
今どきのママは、あれこれ子どもの将来像について妄想しつつも、子どものことを第一に考え、子どもの思いを尊重できているようです！ ママにとっては子ども自身の思い通りに成長してもらうのが一番嬉しい将来なのかもしれないですね。（かすみ まりな）
情報提供元：「ママの理想の子ども像」／ママスタジアム『ママリサ～いまどきママリサーチ～』
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