電車で「座れるか」「座れないか」って、電車タイムのストレス度合いを大幅に左右しますよね。
できることなら乗った瞬間、そろそろ降りそうな人を察知してその人の前に立ちたい。難しければ、「降りそうな人」が現れたら、その人の前をキープしたい。
編集部が女性100名に「そろそろ降りそうな人の特徴ってわかりますか?」と調査してみると、「かなりの割合でわかる」人が34%、「たまにわかる」人が58%と、実に9割以上の人がなんらかの変化を察知しているようです。
というわけで「あなたがバス・電車を降りるときについやってしまうこと」と「バス・電車を降りる人が、その直前にやりがちなこと」をあわせて調査。その結果をまとめてご紹介します!
◆前の駅くらいから動きがソワソワしがち
「1つ前の駅のアナウンスを聞いて確認したら、1回軽く座り直してすぐに立てる状態になっている」(18歳・学生)
「車内モニターで駅名を確認したり、まわりをキョロキョロしている」(24歳・学生)
「少しもぞもぞしはじめる。それまで寝ていたのに急に起きるとさらに確率は高い」(20歳・学生)
「深く座っていたのを浅く座り直す」(20歳・学生)
「その前の駅についたあたりのタイミングくらいで、イヤホンを一度耳から外している人は、だいたいそろそろおりる」(23歳・学生)
まず多かったのは「雰囲気でわかる」「なんかソワソワしている」というもの。確かに長時間乗っていて、そこまでは携帯を見たり本を読んだりと、ほとんど動きがなかったのに、急になんらかの動きがあると「おや?」と思いますよね。
◆携帯の位置を確認
「見ていたスマホをカバンやポケットに入れる」(34歳・会社員)
「携帯をしまって、ちょっと顔つきが真剣になる」(21歳・学生)
「手荷物のチェック。知らないうちに携帯を落としたりしていないか見て、ちゃんとポケットかカバンに入れる」(30歳・専門職)
電車に乗っているとき、ふと周囲を見ると7割くらいがスマホを見ているんじゃ……というくらい、とにかくみんなスマホだらけ。そんな大事なものですが、そんなに大きいものでもないので、うっかりすると落としたり、電車の席にあやうく置いていきそうになりがち(経験がある方も多いのでは)。そうならないように、携帯をしっかり持っているか改めて確認してしまうと、降りる予感。
◆バッグを見るのは大事
「持っているものをバッグにしまったり、停車した駅名をやたら気にしている」(20歳・学生)
「バッグの中を整理したり、読んでいる本をしまう。読んでいる本をしまう人は高確率でその後立つ。でもたまに本をしまってスマホをさわり始める人もいる」(23歳・学生)
「バッグの取っ手を握る」(25歳・会社員)
「ソワソワして荷物を整理しはじめる」(26歳・会社員)
「窓の外を見て次の駅を確認する→本をしまうor携帯をしまう→前を向く の流れの人はだいたい降りる」(21歳・学生)
携帯と似ていますが「バッグにものをしまったり、整理したり、持つところを握る」と、たいてい降りる。ただ、回答にもありましたが「本をしまったので降りるかと思いきや携帯を見始める」というケースもあるので、「バッグのハンドルを握る」ところまで行かないとちょっと怪しい……かも。
◆ICカードは確率が高い
「ICカードを出す」(24歳・専門職)
「切符や定期を手に持つ」(18歳・学生)
「ICカードの所在確認! いつもどこに行ったかわからなくなるので」(28歳・会社員)
これを出したら、ほぼ確実に降りること間違いなし。ちなみに私の知人には「かなり長い区間電車に乗り続けるので、前に立っている人に期待を持たせないように、定期の区間が見えるように出している」という人もいました。
◆秋冬は身支度でもわかりやすい
「上着やマフラーなど、外していたものを身につけはじめる」(23歳・公務員)
「手袋をはめる」(23歳・会社員)
こちらは秋冬限定ですが、何かと身につけるものが多い季節だと、身支度をし始めたらほぼほぼ降りることでしょう。
共通しているのは「シンプルに、これまでと違う動きをしはじめる」こと。多少動ける位置ならば、そんな人を視界に見つけたらなんとはなしに移動して、のんびり座席に座りたいものです。「いまいちいつも座れないんだよなぁ」という方、是非参考にしてみてくださいね。(榎本麻衣子)
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