■これからの時代、大切なんです。「CRM」って、何の略?
身の回りには省略された言葉というものがたくさんあります。
特に、アルファベットの略称というものは、日ごろよく使っているのに何を省略したものなのか知らないという人も多いのでは。ビジネスでもよくアルファベットの3文字略語が飛び交うことがあると思います。「わからない」とは言いにくいシーンがほとんど。今のうちに知っておきたいですよね。
今回は、そういったアルファベットの略称に関するクイズを出題! コチラです!
「CRM」って、何の略?
社会人の方なら、ピンとくるかもしれませんね!
現在、あらゆる企業で重視されていることですよ……!
■正解は、コチラ!
正解は、コレです!
Customer Relationship Management
の略でした!
「Customer」とは「顧客」、お客さんのことです。「Relationship」は「関係」という意味ですよね。「Management」は、ここでは「管理」という意味で使われています。「マネージメント」というカタカナ語でおなじみですよね。「管理する人」なら「マネージャー」となるわけです。
というわけで、直訳すれば「顧客関係管理」となるわけですが、これではまだ分かりにくいですよね。
簡単に言えば、「お客さんに自分たちの会社のことを好きになってもらうための取り組み」といったところでしょうか。
もっと言うと、「お客さん一人一人がどんなことを求めているのか調査し、それに合わせたものを提供できるようにすることで、次も利用してもらえるようにする活動」といった方がニュアンスとしては近いかもしれません。近年ではとても重視されていることです。
なぜ最近になってこの考え方が広まったのかというと、まず、ネットの普及などで一人一人の求めているものがちょっとずつ異なってきていたり、他の会社と簡単に比べられてしまうようになったりと、お客さん自身が以前より変わっていったということが挙げられます。
また、ITシステムが開発され、一度に多くのお客さんの情報を調べ、まとめることができるようになったという、会社側の変化も理由の一つでしょう。
「ネット広告が、最近チェックしたブランド商品に関するものをたくさん表示するようになった」という経験はありませんか? あれも一種のCRMの成果ですね。
「この人はこういうものが好きなんだ! じゃあ次も使ってもらえるように、似たものをたくさん紹介しよう!」という、リピーターを作るための努力なわけです。
私たちも知らず知らずのうちに、CRMの成果を実感しているのかもしれませんね。(薄井大輔)
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