寝る前の習慣にすると人間関係がうまくいく、たったひとつのこと

みなさんは寝る前にいつもしていること、ありますか?

振り返ってみると、いつも携帯をいじって、そのまま寝落ちしてしまう……。なんて人も少なくないはず。実はその習慣、すこし改善するだけで人間関係も良好になるのだとか。

 

ということで今回は、株式会社ワコールが全国の20代〜50代の女性20,000人に「睡眠と下着について」調査した結果をお届けします。

■「入眠儀式」という言葉を知っていますか?


詳しく知っている 2.5%
聞いたことはある 19.2%
知らない 78.4%

「入眠儀式という言葉を知っていますか」と聞いたところ、約8割の人が知らないという結果となりました。

なんとなく字面で意味は分かりますが、入眠儀式とは毎日寝る前に行う自分なりの習慣』のことを言います。言われてみれば、あてはまることはいくつもあるはず。では『毎日寝る前に行う自分なりの習慣』という意味が分かったうえで、実践している人はどれくらいいるのでしょうか?

 

■「入眠儀式」を実践していますか?


実践している 78.8%
実践していない 21.2%

「入眠儀式を実践しているか」を聞いてみると、女性の約8割が「入眠儀式をしている」ことがわかりました。入眠儀式といっても「アロマを楽しむ」とか「半身浴をする」とかそういう特別なものではなく、「トイレに行く」、「歯を磨く」などごく普通のことを実践すればいいだけなんです。

みなさんが入眠儀式としてどのようなことを行っているのが多いのでしょうか?

■入眠儀式として行っていることはどれですか?


1位:トイレに行く 60.8%
2位:歯を磨く 55.8%
3位:パジャマなどの寝間着に着替える 49.2%
4位:入浴する 39.6%
5位:水を飲む 18.6%

 

入眠儀式で行っていることを聞くと、「トイレに行く」、「歯を磨く」、「パジャマなどの寝間着に着替える」の順で習慣化している女性が多いことが判明しました。

どれも当たり前といえば当たり前の行為ですが、疲れてつい寝間着に着替えないで寝てしまう、なんてこともありますよね。しかし、そこをもうひと踏ん張り頑張ると、なんと人間関係も良くなる傾向にあるそうですよ。

では、入眠儀式をする人としない人でどれくらい差があるのか、見ていきましょう。

 

■パートナーとの関係性に満足していますか?


 

まずは「パートナーとの関係性」と「入眠儀式の有無」にまつわる調査。

「パートナーとの関係が長続きする」「パートナーから愛されている実感がある」「一緒に楽しめる趣味がある」と、どの項目をみても「入眠儀式をしない人」より「入眠儀式をする人」の方がパートナーとの関係が円満だと分かります。毎日を丁寧に暮らしている……という実感から生まれる余裕があるのでしょうか。

さらに大きく人間関係について見てみるとどうなのでしょうか?

■入眠儀式をすると人間関係がこんなにも違うの!?


 

●入眠儀式をする(n=400)

パートナーがいる 70.8%
親友と呼べる人がいる 41.0%
同性の友達が多い 26.5%
友達が多い方である 16.0%
たくさんのコミュニティに属している 14.0%
人脈が広い 9.0%
異性の友達が多い 8.8%

 

●入眠儀式をしない(n=400)

パートナーがいる 55.3%
親友と呼べる人がいる 28.0%
同性の友達が多い 14.0%
友達が多い方である 8.0%
たくさんのコミュニティに属している 8.0%
人脈が広い 2.3%
異性の友達が多い 3.3%

 

「友達が多い」、「人脈が広い」、「異性の友達が多い」と思える人は、入眠儀式をしていない人より2倍以上、その他も入眠儀式と人間関係について調べるとパートナーとの関係性よりも顕著に差が出ました。

入眠儀式をすることによりすっきり寝ることができて、毎日の生活もポジティブな考え方になる……といういい循環が生まれていそうです。

ではそもそも入眠儀式をすることで睡眠の質はいいと感じているのでしょうか? 見ていきましょう。

■入眠儀式と入眠環境


「睡眠の質」については、入眠儀式をしている人は「とても満足」もしくは「まあ満足」と答えた方が52.0%と過半数だったに対し、入眠儀式をしていない人はあわせて45.3%にとどまる結果に。

また、「寝付き」に関しても、入眠儀式をしている人は65.8%が「とても満足」「満足」だったのに対し、していない人は合わせて58.8%。

 

つまり、入眠儀式をしている方が、「睡眠の質」も「寝付き」も良いという結果が多く、良質の睡眠が取れていると感じる割合が高くなっています。やはり入眠儀式をすることで、睡眠の質が良くなり、人間関係も有効になると考えていいかもしれません。

気持ちよく寝て、スッキリ起きるには体や心の切り替えが大事。寝る前に歯を磨いたり、トイレに行くことはもちろん、音楽を聞いたり、アロマを焚いたりするとよりリラックス効果が生じ、翌朝スッキリ起きられるはず。

みなさんもぜひ参考にして、気持ちのいい朝を迎えましょう! (こぐれみき)

撮影/野口マサヒロ ヘア&メイク/コンイルミ(ROI) モデル/岩田絵理奈

情報提供元:株式会社ワコール

【あわせて読みたい】

※「もうイヤだ…」人生や仕事に疲れたとき、元気をくれる12の気分転換法

※寝苦しく暑い夏の夜、エアコンの正しい使い方【エアコンメーカー直伝】

※2月18日は「安眠の日」。疲れを癒すぐっすり睡眠のコツまとめ

※眠れない夜、スマホがダメならどうすれば?プロに聞く安眠術

※衝撃。「低ストレス女子」と「高ストレス女子」の1週間の使い方、こんなに差があるなんて…