一人暮らしのインテリア。限られた間取りで家具の配置を決めるとき、意外と重要になってくるのが「寝具のチョイス」だったりします。
ベッドを置けば狭くなる、でも布団で寝るのは毎日手間がかかりそう……。迷ってしまって決められない!
そこでCanCam.jp編集部では、実際のユーザーの声をもとにそれぞれのメリットとデメリットを調査。ベッド生活と布団ライフ、実際に何がどう違うのでしょうか?
▼ベッド派vs布団派!それぞれのメリットを検証
インテリア雑誌のお部屋写真には、かなりの高確率でベッドが登場しますよね。多くの人が憧れるのには、それだけの理由がありそうです。
では、ベッドを使うメリットをまずはまとめてみました。
◆ベッドを使うメリット
・お洒落なインテリアにしやすい
・毎日の片付けが要らない
・硬さを感じにくく、起きたとき身体が痛くならない
・カビが生えにくい
・ベッド下を収納スペースとして使える
・すぐ横になれる
・ソファーとしても使える
・床の埃を吸い込みにくい
……などなど。どれも魅力的ですね!
毎日の片付けが要らず、いつでも寝転がれるのは嬉しいところ。そして、楽チン生活でもカビの心配をあまりせずに済むのは、ベッド派の特権と言えるでしょう。床の硬さが直接伝わることもなく、寝心地をコントロールしやすいのも大きな利点です。
一方、布団派にもさまざまなメリットがあるようですよ。
◆布団を使うメリット
・部屋のスペースを広く使える
・掃除がしやすい
・気軽に天日干しできる
・購入時や処分時の費用が安い
・引越しや模様替えがラク
・落下の心配がなく、安眠しやすい
・上げ下げすることで生活にメリハリが生まれる
・来客に対応しやすい
布団の魅力は、なんと言っても畳んで収納できること。とくに一人暮らしのお部屋では、スペースをフル活用できるのは大きなメリットになりますね。
お天気がよければ気軽に干せて、引越しや模様替えも比較的自由度が高いです。また、睡眠中に「落ちるかも」という無意識の緊張を感じることがないため、リラックスしてぐっすり眠れるという声もあります。
やはり、それぞれに長所があるようです。では、両者のデメリットも比較してみましょう。
▼比較で納得!ベッドvs布団、それぞれの気になるデメリット
メリット同様、それぞれにデメリットと言えるポイントもあるようです。自分のライフスタイルと照らし合わせながら見ていきましょう。
◆ベッドを使うデメリット
・部屋が狭くなる
・自分や布団の落下が心配
・ベッド下に埃がたまりやすい
・床を傷つけやすい
・購入時と処分時に、お金と手間がかかる
・引越ししにくい
・模様替えの幅が狭まる
・いつでも寝転がれる分、生活がだらけやすい
◆布団を使うデメリット
・上げ下げに手間がかかる
・寝心地は比較的硬め
・収納場所や干す場所の確保が必要
・万年床にするとカビが生えやすい
・冬は寒さを感じやすい
・床の埃を吸い込みやすい
ベッドの難点は、やはりどうしても部屋が狭くなってしまうこと。購入にも処分にもお金と手間がかかり、模様替えや引越しも気軽にしにくくなります。またいつでも横になれるので、ダラダラしがちな人や生活にメリハリが欲しい人には注意が必要です。
一方布団はというと、毎日の上げ下げが必要になってきます。これを苦痛に感じる人や、膝や腰などが弱い人は、ベッドを選んだ方がよいかもしれません。面倒だからと敷きっぱなしにしておくと、布団と床の間に湿気が溜まりあっという間にカビが生えるので、要注意。
また意外と見落としがちなのが、床から伝わる冷気です。冷たい空気は下に溜まるので、ベッドよりは布団の方が寒さを感じやすいと言えます。
▼ベッドor布団、チョイスに迷ってしまったら?
それぞれにメリット・デメリットがあります。まずは自分がどちらで寝たいと思っているのかを改めて見つめ直してみましょう。
「憧れのベッド生活がしたい」「ホッとする布団で寝たい」……自分の好みや理想がありますよね。せっかくの自分の城です。自分の願いをどうにか実現できないか、そのためにデメリットをどう解消するか、考えてみるのはいかがでしょうか。
それでも迷ってしまったら、まずは布団生活から始めてみるのがおすすめです。ベッドを買ってから後悔すると、始末がちょっと大変です。
布団で寝てみて床の硬さが気になる場合は、下に一枚マットレスを敷くだけで解決することもあります。まずは布団でしばらく生活してみて、やっぱり不満が募るようならベッド購入を検討するのがスマートかも。
ベッド、布団、どちらにもそれぞれの良さがあります。自分のライフスタイルに合わせて賢くチョイスしてみましょう!(豊島オリカ)
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