【女子の本音】結婚と仕事、どちらを取る?「夫の転勤についていく女子」はなんと…

希望の職業についてバリバリ働いている人も、ただなんとなく働いている人も、女性であれば、いつか来るであろう「結婚と仕事」について考えたことのある人も多いハズ。

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日本ファイナンシャル・プランナーズ協会が全国の20〜50代の就業女性1,200人に「働く女性の暮らしとお金」について調査。私は結婚前から、バリバリ働き続けることを希望したけど。。。

早速、女性の働くことについての意識を見ていきましょう。

「外に出て働いていたい」65%
「家庭のことに注力していたい」35%

お母さん以上の世代は、結婚をしたあ家庭に入るのが当たり前のような時代でしたが、今は共働きも普通になりましたよね。半数以上が「外に出て働きたい」という結果に。私の周りでも、一度は家庭に入ったものの、再び外で働きたいと思っているママ友がたくさんいます。

「働くなら、バリバリ働きたい」35.2%
「働くなら、ゆるく働きたい(家庭の足しになる程度)」64.8%

ここ難しいですよね。働きがいや出世を望む女性はもちろんバリバリ働きたいと思いますが、プライベートの時間を犠牲にしてまでも働きたくないと思う人が多数。でもゆるく働き始めたつもりが、いつの間にか責任ややりがいを見つけてバリバリ系になってしまうパターンもあるし、今ある地位や立場をキープしたいためしょうがなくバリバリ系になる人も。

「自分らしい働き方ができている」63.3%
「自分に合っていない働き方をしている」36.8%

自分の仕事に満足いっている人が約6割。一方で、自分に合わないと我慢しながら働く人が3人中1人と、決して少なくない割合で存在していました。これは「契約、派遣」をしている人に多く見られる傾向で、「バイト、パート」の方が仕事に満足しているとのこと。自分の充実度を図るなら、「派遣」より「バイト」の方が気持ち的に安定するかも!?

では、問題の「結婚と仕事」について細かく見ていきましょう。

<女性は出世するほど、結婚相手が見つかりにくくなると思う?>
「そう思う」64.3%
「そう思わない」35.6%

女性の方が出世していると、まず男性が気にしますよね。収入面や肩書きなど男のプライドを傷つける可能性が高いですもんね。ただ結婚をしてもお財布を別にしたり、家事の分担の割合を考えるなどやり方はいくらでもあります。

<結婚後は、”扶養範囲内の収入”を意識して働くといいと思う(働いてる)?>
「そう思う」52.4%
「そう思わない」47.7%

これも最近話題になりましたね。配偶者控除額の中で働くと、まず正社員では無理が出てきます。そうするとバイトやパートになる訳ですが。。。仕事をバリバリ働きたいと思っている人には到底無理だし、控除額をちょっと超すだけくらいん稼ぎでは逆にマイナスになってしまう。扶養範囲内で働くと、ホント微々たるものにしかならないんですよね。。。

<(将来)夫が転勤になったら、今の職場を退職すると思う?>
「そう思う」73.2%
「そう思わない」26.9%

約7割が夫についていくと回答! 素晴らしいですね。もし将来子どもができて、夫が転勤となったら、理想は家族一緒だと思います。ただ子どもの成長時期や、転勤の年数など考えて、一緒に行くことよりも残る方が大事な時もあります。そんな時は退職せず、仕事を踏ん張れたらいいですよね。

<現在の仕事を続けていると、子育てとの両立は無理だと思う?>
「そう思う」47%
「そう思わない」53%

ほぼ半分で意見が割れました。日本はどうしても母親の方が子育てを担うことが多い為、仕事との両立が難しくなっていきますよね。現に、私も仕事を続けながらの子育ては寝る時間を削って両立させています。正直夫は日々の「ゴミ捨て」くらいで、家事は一切しません。イクメンなんて言葉が流行りましたが、そうそうそんな男性は見つからないし、今となってはこの言葉も死語では!?

<育休の取得は、キャリア形成にマイナスの影響があると思う?>
「そう思う」66.9%
「そう思わない」33.2%

育休をどれだけ取得するかによると思うのですが、産休と含めて1年近く取ってしまうと、復職した時に「浦島太郎状態」になると聞いたことがあります。ただ私のママ友は、銀行員で1年強産休と育休をとり、復職後も時短勤務をしていますが、休んだ時間を埋めるかのごとく、スキルアップのために資格を取っていました。マイナスの影響もあるかもしれませんが、それを埋める方法もあるのだと知りました。

<(将来)出産する時は、今の職場を退職すると思う?>
「そう思う」57.4%
「そう思わない」42.6%

「退職する人」が約6割となりました。退職した人の話を聞くと、「ここまで頑張って働いてきたのだから、しばらく仕事をしたくない」や「産休を取った後に、迷惑をかけた会社に戻りづらい」、「育児に専念したい」など様々な理由が挙げられました。

いかがでしたか? 「結婚と仕事」って、女性はその先に「出産」も見据えているため、男性には分からない悩みがありますよね。一概にコレ!といった解決案はないのですが、パートナーとの話し合いや、子どもの幸せを優先させた結論であれば、「それも人生!」と呼べる日が来ると私は思います。(あおいあん)

情報提供元:日本FP協会

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